残念な北横岳撮影山行

2013年12月21日(土) 〜 2013年12月22日(日)

• GPS: 23:08
• 距離: 3.9km
• 登り: 277m
• 下り: 273m

コースタイム

21日：山頂駅12:40 - 13:50北横ヒュッテ
22日：ヒュッテ5:40 - 6:00北横岳山頂6:55 - 7:05ヒュッテ周辺11:00 - 11:50山頂駅

天候

21日：曇り　のち　雪
22日：曇り　時々　晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

北八ヶ岳ロープウェイ　往復1,800円（4日有効）

コース状況／危険箇所等

■道の状況：
（坪庭〜ヒュッテ）積雪〜50cm　トレースは十分あり　アイゼンあれば安心（スノーシューは不適）
（ヒュッテ〜頂上）ところどころ吹き溜りあり　頂上付近アイゼン要
　

写真

12/23 22:09

【1日目】
ロープウェイ乗場に着いて見上げると山頂は雲の中の様子

12/23 17:22

坪庭から歩き出す時には時々日も差し、青空も覗く

12/23 17:22

坪庭を見下ろすようになってくる

12/23 17:25

青い空をバックに樹氷が美しい

12/23 17:26

天気は不安定でガスが流れ、向こうの山肌は見え隠れ

12/23 17:27

北横ヒュッテに着く頃には雪が降り始めた

12/23 22:30

【2日目】
日の出前に山頂へ行ってみるが、結局ガスは晴れず朝日の光もない

12/23 17:21

ヒュッテの裏にある小ピークへ行ってみる
トレースは消え、ラッセル状態

12/23 17:21

ちょっとした岩稜のピークのよう

12/23 17:21

眼下に小屋の屋根と煙突が見える

12/23 17:21

山頂方向はまだ雲の中

12/23 17:21

岩に大きく成長したエビの尻尾
ちょっと見にくいかな

12/23 22:32

小屋の前に戻り、七ツ池方面へ

12/23 17:21

凍った七ツ池へ下りてみる

12/23 17:21

山頂付近に時々日が当たるがガスが流れて見えにくい

12/23 17:21

寒い

12/23 17:21

寒い…

12/23 17:22

寒い…
着雪したナナカマドの実
雪を払うと赤い実は割裂していた

12/23 17:22

凍結した七ツ池と北横岳山頂

12/23 17:22

形のいい樹氷の木と青空

12/23 17:22

樹氷と北横岳

12/23 17:22

小屋の前は登って来たハイカーで一杯

12/23 17:22

下山中の坪庭から北横岳

撮影機器：

D800 ニコン

FUJIFILM X20 富士フイルム

感想

Tad

山岳写真ASAの仲間と一年ぶりに北八ヶ岳の北横岳へ撮影山行。
天気予報は一日目が低調だが二日目は晴れる見通し。
真夜中辺りから晴れれば、夜明けにラブジョイ彗星を月明りに照らされる雪山と組合わせて撮影できるかも知れないと期待して明るい単焦点レンズも持参する。

ロープウェイに着いてみると周囲は晴れているが山頂は雲の中で見えない。そのうちに晴れるかも知れないと準備をしてスキーヤーやボーダーに交じって乗り込む。
坪庭を歩き出す頃には時々青空も覗き、日も差して少し希望が出てくる。

ところが1時間ほどかけて北横ヒュッテに着く頃になると、ハラハラと雪が落ちて来るようになる。
4時頃まで部屋で外を見ながら待つが、雪は止まず夕方の撮影は諦める。
多分明け方には晴れているだろうと楽観して床に就く。

翌朝3時頃に外を見ると地面の雪は明るく照らされているようだ。霧が晴れて星が見えることを期待して外へ出てみる。
しかし上を見上げると月は雲を通しておぼろに見え、細かなミストが舞っている。
落胆して一旦部屋に引き上げ、5時に再び起き出すが様子はあまり変わらない。

雲海の中にいて頂上は雲の上に頭を出しているかも知れない、と、3人で頂上へ向かう。
風の強い頂上へ出てみても周囲の視界はなく、蓼科山も見えない。
日の出の時間の少し後まで待ってみるが、状況は改善せず、1枚も撮影せずに小屋へ戻る。

朝食後、少し青空が覗くようになるがスッキリ晴れないので、小屋の裏にある小ピークと七ツ池を今後のためにロケハンする。小ピークまでは踏み跡が夕べの雪で完全に消され、ラッセル気味に登る。
ここからは小屋を見下ろせ、横岳の頂上や三ツ岳も見えて面白そうな場所。

11時過ぎに小屋を発つ頃には早いロープウェイで上がって来た登山者が続々と着き始める。
相変わらずパッとしない天気の中を重い足で下山した。