前白根山(雪深く奥白根山は敗退)


- GPS
- 08:45
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,155m
- 下り
- 1,155m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 8:41
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車は湯元本通り駐車場(無料) |
コース状況/ 危険箇所等 |
近年では多めの積雪量 ただ、昔はこれくらいが標準的な積雪量だったとか… 今回は先頭でしたので常にノートレースで一人ラッセル ○スキー場ゲレンデトップ~外山鞍部 ここ数年(しか知らないが)は厳冬期でも木の根や地面が露出した尾根であったが、今年はそれらも雪ですっぽりと隠れるくらいの積雪量 ○外山鞍部~前白根山 標高2300m付近まではここもやはり雪深いが、風の影響を受けやすいエリアは比較的締まった雪質でスノーシューで歩きやすかった ○前白根山~五色沼避難小屋 外輪山稜線部分は強風のため例年通り積雪少なめ 稜線~五色沼避難小屋のトラバースしながら下るところは若干多め ○五色沼避難小屋~奥白根山取り付き 小屋から先、夏道でいう直角に曲がる所から傾斜が始まる辺りはかなりの積雪量 スノーシュー装着でも股上ラッセル 私はここでどうにも前へ進めず敗退しました。 小屋から直登するルートの方がまだマシだったのか!? |
写真
装備
MYアイテム |
![]() 重量:-kg
![]() ![]() ![]() |
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感想
今年最後の高山を登るにあたって候補にした山は当初塩見岳でした。
ただ30日以降の天気が微妙だったので一泊予定の塩見は諦めて29日に日帰りで甲斐駒を考えました。
ですが、調べてみると甲斐駒は既に今年一月下旬くらいの積雪量らしく日帰りは厳しいと判断。
そこで冬季何度も日帰り登頂していて登り甲斐のある日光白根に決定しました。
この時点では今年1月下旬にも撮影山行ついでに登頂してるし問題無く登頂出来ると思ってました、、この時は
そして当日、厳しい冷え込み極寒の中夜明け前スタート。
出来れば午前2時頃出発したかったのですが睡眠を優先させたため午前4時50分頃スタート。
積雪直後ということでスタートからスノーシュー装着。
順調にスキー場を上がっていきますがトレイルに入ったあたりでいつもの冬と積雪量が違うことに気付きます。
明らかに雪深い。
外山鞍部までの急登区間がここまで雪深いのは私自身初めて。
例年ならこの区間は厳冬期でも木の根っこや地面が露出していたりするのですが、今回は雪ですっぽりと隠れています。
それでもスノーシューのクランポン効かせて場所によっては四つん這いになって登りました。
先頭だったため、この急登をノートレースで進むのはかなりキツかったのですが、この日は体の調子が良く全くバテる気配を感じませんでした。
(今思えば、しっかり睡眠取ったことと前日の夜に生牡蠣を沢山食べたからか?)
駐車場から2時間程度で外山鞍部到着を想定していたのですが、キツいラッセルの結果約3時間かかって到着。
この時点で奥白根到登頂は厳しいかな?と思い始めてきました。
そしてここから稜線歩きですが、雪が深いところと多少締まっている所がミックスされていて見極めが難しかったです。
やはりここから前白根までの区間もラッセルで時間費やしてしまい更に奥白根は遠のいてしまいます。
とりあえず最低限の目標である前白根山まで辿り着きますが、体力は余っているし帰るには早いので引き返し時間制限を11時と決めて行けるところまで行くことにしました。
ノートレースだったこともあり何となく予想していましたが、五色沼避難小屋も宿泊した気配は無し。
結局登りでは誰一人と会うことはありませんでした。
小屋を通過し時間制限も迫る中、奥白根への取り付きをラッセル全開で進みますが、傾斜と深い超パウダースノーで全く登ることが出来ず、、
体力はまだまだあるのにこの調子だと奥白根へ登頂するにはソロだとあと3時間は掛かるのでは?と感じました。
あっさりと諦め下山を開始します。
ただ、下山といっても前白根までの登り返しがあるので中々キツい帰路。
その後、前白根まで登り返し順調に下山しているとここで初めて他の登山者と出会います。
聞くと地元日光の4人パーティー方々で前白根山まで予定とのこと。
ベテラン登山者さん達でしたが、やはり近年では多い積雪だが昔はこれくらいの積雪量が当たり前だったとのこと。
挨拶を交わしてお互いそれぞれ先を急ぎます。
その後も前白根山目的の数人の方達とすれ違いましたが、やはり皆さん深雪に難儀したとのこと。
奥白根山登頂は出来ませんでしたが、自分の付けたトレースが少しでも皆さんに役立って貰えたと考えると頑張ってラッセルした甲斐もあったのかな?と思いました。
パウダースノーということもあり下山は滑るようにしてサクサク下山。
雪山は登り時間と下り時間の対比が違いすぎて複雑な気持ち、、
スキー場ゲレンデの端を歩き無事駐車場まで戻りましたが不思議と登頂出来なかった悔しさみたいなものはあまりありませんでした。
それよりも積雪次第で登り慣れた白根がこんなにも難しい山になってしまうことにこれからの期待感、ワクワク感が自分の中で生まれてきていました。
年内の雪山はこれにて終了としますが、冬は未挑戦の女峰山も含め今年は雪の多い日光エリアでだいぶ楽しめそうな予感がしていて楽しみです!
コメント
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2番手ツボで急登1/3位まで追って、後からいらした方々がワカン装着したので先を譲りました
それでも腿まで沈んで股関節死亡したので稜線でとっとと下山したものです笑
今年1月に全く同じスノーシューでここ登ったんですけど岩出てて大変だったので持って行きませんでした、、こんなに新雪があるとは〜!!😂
おつかれさまでございました!
同じく、ゲレンデトップから外山までの急坂にあそこまで積雪があるとは思いませんでした。
年内最後を敗退で締めくくるのはモヤっとしますが、相手が自然ですからそれも仕方ないですね!
でも深雪のスノーハイク楽しかったです。
お互い機会を見てまた再チャレンジしましょう👍
ではまたいつか山でお会いしたらその時は宜しくです!
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