八ヶ岳ってこんなに雪多かったっけ?
- GPS
- 12:20
- 距離
- 19.1km
- 登り
- 1,537m
- 下り
- 1,510m
コースタイム
- 山行
- 3:42
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:02
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:50
天候 | 大雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレース無いと膝〜腿ラッセル |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
バラクラバ
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
行動食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
|
---|---|
備考 | ・靴下に貼るカイロ ・あとそろそろテント買い替え |
感想
強烈な年末寒波という予報を見て、比較的マシであろう八ヶ岳をチョイス。しかしそこでも大雪・強風・低温の過酷なコンディションだった。
稲子湯から入山して天狗岳・硫黄岳・横岳・赤岳と回る予定が、天狗岳&硫黄岳に短縮。最終的には硫黄岳のみとなった。
黒百合ヒュッテで強風の中テント張るのは嫌だなってことで一度は右に進んだ分岐を戻って本沢温泉で幕営することに。まぁ、こんな時じゃないと泊まらないところだから良い機会だ。テント設営後、お楽しみの温泉へ。本沢温泉は時間交代制で男女の入浴時間が入れ替わるのだが、時間になってもまだ女性が2人残ってるという。さすがに入っていくわけにいかないので震えながら外で待つことに。結局10分くらい待たされたかな?お待ちかねの温泉は熱々で、冷え切った体も温まった(^^)
翌朝、相変わらず天気は悪いまま。昨日から50cmくらい積もってるか?とりあえず行けるところまでってことで硫黄岳を目指す。先行パーティのトレースのおかげで序盤は難なく進むが追い付くのも時間の問題。予想通りすぐに追い付いた。話を聞くと、撤退するとのこと。「マジか」と思いつつも仕方ないので一人で進んでいくことに。膝〜腿のラッセル。ホントにここ八ヶ岳?間違って北アルプス来ちゃった?極上のパウダースノーで雪が軽いのがせめてもの救いだ。地図タイムの2倍の時間かかって夏沢峠に到着。この時点で硫黄岳&天狗岳の両方は諦めた。森林限界から上は猛烈な風が吹き荒れている。視界も10〜20mしかなく、ちょっとためらうレベル。ただ、今回は万全の防寒防風対策をしているので吹き曝しでも問題ない。視界が悪いのが少し怖いが目印の支柱を頼りに進んでいく。マジで支柱がなかったら余裕で遭難できるな。途中でアイゼンに履き替えるのが指が痛くてきつかった。最悪のコンディションの中、なんとか山頂にたどり着いた。誰も来た形跡はなく、この後も今日はいないだろ。そんなわけで硫黄岳2021年最後の登頂者(^^)ホワイトアウトで何も見えないのでさっさと下山する。登りと同じく支柱を頼りに。それがなくなると進行方向が分からなくなり少し焦る。一旦登り返して周りをよく観察。自分の登りのトレースを発見した時は安堵した。樹林帯まで降りてくるとガスから逃れられた。13時に無事にテントまで戻ってきたが、今から撤収するのも嫌で連泊することに。
元日の朝はテント内が-9℃とかなり冷え込んだ。風は強いが天気は回復傾向。歩き始める頃には青空が広がっていた。しらびそ小屋から天狗岳がよく見える。今回は悪天候を承知の上で入山したが、こうも綺麗な景色が見えると日程変更すれば良かったかなと少し後悔もあった。まぁ登山×温泉も楽しめたし悪天候も登山の内だよね(^_^;)
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