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Yamareco

記録ID: 388658
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山滑走
東海

達成感◎貝月山

2014年01月01日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:34
距離
9.1km
登り
772m
下り
762m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:47駐車場-8:40貝月ゲレンデトップ8:49-10:38小貝月-11:05貝月山11:37-12:04小貝月(シール剥がす)-12:53貝月ゲレンデトップ12:55-13:05駐車場
天候 麓は小雨 曇りのち時々晴れ、のち雪
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
揖斐高原スキー場の駐車場(\1000)
コース状況/
危険箇所等
雪庇の踏み抜きに注意すれば、それほど危険な箇所はありません。
ただ、尾根沿いなので、下山時にスキー操作を誤って谷側に転落すると大変なことになります。ゲレンデの上級者コースならどこでも何とか下りることができる、という技量が求められます。
貝月山→小貝月まではシール装着のまま滑走したほうが楽だと思います。
小雨の元日ということもあり、揖斐高原スキー場の駐車場はガラガラ。みんな滑りに来てあげて〜!
2014年01月01日 07:45撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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小雨の元日ということもあり、揖斐高原スキー場の駐車場はガラガラ。みんな滑りに来てあげて〜!
旧貝月ゲレンデ(閉鎖)を登ります。気温高めで、かなり重い新雪でした。トレースなく、今シーズン初踏み入れ?にテンション上がります(笑)
2014年01月01日 07:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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旧貝月ゲレンデ(閉鎖)を登ります。気温高めで、かなり重い新雪でした。トレースなく、今シーズン初踏み入れ?にテンション上がります(笑)
動物のトレースだけがありました。
2014年01月01日 08:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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動物のトレースだけがありました。
この辺は枯れススキがたくさん残っています。そのまま突っ込んでも支障ありません。
2014年01月01日 08:27撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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この辺は枯れススキがたくさん残っています。そのまま突っ込んでも支障ありません。
ラストの斜面。
2014年01月01日 08:33撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ラストの斜面。
貝月ゲレンデトップに到着。避難小屋があるのですが、ここまで帰ってきたら滑って下りるだけなので使うことはなさそう・・・。
2014年01月01日 08:40撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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貝月ゲレンデトップに到着。避難小屋があるのですが、ここまで帰ってきたら滑って下りるだけなので使うことはなさそう・・・。
登山道に入ります。
2014年01月01日 08:48撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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登山道に入ります。
ここの登山道は刈り開きがしっかりしてあるので分かりやすいです。
2014年01月01日 08:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ここの登山道は刈り開きがしっかりしてあるので分かりやすいです。
振り返ればマイトレース。
2014年01月01日 08:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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振り返ればマイトレース。
旧貝月ゲレンデ第一リフト側への分岐です。
2014年01月01日 09:00撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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旧貝月ゲレンデ第一リフト側への分岐です。
延々尾根沿いを歩きます。風は強いです。
2014年01月01日 09:17撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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延々尾根沿いを歩きます。風は強いです。
動物も「ズボッ」とやるんですね〜。カモシカ?熊?
2014年01月01日 09:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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動物も「ズボッ」とやるんですね〜。カモシカ?熊?
雪庇を乗り越えるところは帰りのことを考えて踏み潰しておきます。
2014年01月01日 09:36撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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雪庇を乗り越えるところは帰りのことを考えて踏み潰しておきます。
この辺は雪庇を踏み抜かないようご用心。
2014年01月01日 10:18撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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この辺は雪庇を踏み抜かないようご用心。
ちょっと晴れ間が出てきて明るくなりました。
2014年01月01日 10:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ちょっと晴れ間が出てきて明るくなりました。
標高が上がると予想外に雪質もよくなってきます。
2014年01月01日 10:27撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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標高が上がると予想外に雪質もよくなってきます。
尾根沿いをひたすらラッセルします。
2014年01月01日 10:28撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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尾根沿いをひたすらラッセルします。
青空と新雪。
2014年01月01日 10:28撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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青空と新雪。
動物のトレースもなく、汚れなき斜面です♪
2014年01月01日 10:30撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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動物のトレースもなく、汚れなき斜面です♪
結構晴れ間が出てきました〜。
2014年01月01日 10:36撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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結構晴れ間が出てきました〜。
まだまだ尾根沿いラッセルは続きます。
2014年01月01日 10:36撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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まだまだ尾根沿いラッセルは続きます。
小貝月が見えてきました。
2014年01月01日 10:51撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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小貝月が見えてきました。
帰りは登り返しがあります。
2014年01月01日 10:57撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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帰りは登り返しがあります。
貝月山手前のピークです。
2014年01月01日 10:57撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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貝月山手前のピークです。
見覚えのある展望台が見えてきました。
2014年01月01日 10:59撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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見覚えのある展望台が見えてきました。
そしていよいよ山頂です。
2014年01月01日 11:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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そしていよいよ山頂です。
辛うじて顔を出してました。
2014年01月01日 11:05撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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辛うじて顔を出してました。
雪を取ってパチリ。
2014年01月01日 11:05撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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雪を取ってパチリ。
山頂は強風のため、展望台の下に雪の壁を作ってお昼にします。
2014年01月01日 11:34撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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山頂は強風のため、展望台の下に雪の壁を作ってお昼にします。
下山します。天気予報どおり、だんだん雲が出てきて風もかなり強くなってきました。油断すると飛ばされそうです。
2014年01月01日 11:34撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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下山します。天気予報どおり、だんだん雲が出てきて風もかなり強くなってきました。油断すると飛ばされそうです。
小貝月まではシールをつけたまま戻ります。
2014年01月01日 12:03撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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小貝月まではシールをつけたまま戻ります。
こういう尾根沿いを下山するのもとても楽しいです。
2014年01月01日 12:27撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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こういう尾根沿いを下山するのもとても楽しいです。
時々登り返しがありますが、シールをつけるほどではありません。
2014年01月01日 12:51撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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時々登り返しがありますが、シールをつけるほどではありません。
貝月ゲレンデトップに帰ってきました。
2014年01月01日 12:54撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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貝月ゲレンデトップに帰ってきました。
最後の斜面は重い重い新雪、モゾモゾと滑ります。
2014年01月01日 13:01撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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最後の斜面は重い重い新雪、モゾモゾと滑ります。
撮影機器:

感想

今年はたまたま元日に時間ができたので、色々悩んだ挙句に貝月山に行ってきました。

さて揖斐高原スキー場の駐車料金を払ったところの道路が完全に氷が張っていて、車が登れません。四駆なら行ける?と思ったのですが、ブレーキを踏んでもそのままズルーっと滑っていくくらいなので、勢いをつけて登らないと無理のよう。
係りの方に融雪剤を撒いてもらい、しばらく待って融けたところで登ることができました。

駐車場はまだ閑散としており、登山者らしい人も見当たりません。小雨降る中準備をして旧貝月ゲレンデを目指します。車からすぐにスキーを履いて行けるのは◎です。

幸い?人間のトレースはなく、また心配していた雪も新雪が柔らかいままでした。『これはもしかして今冬の貝月山初登頂かも?!』と一人テンションが上がります。
今回は取り回しをよくするために板はBDのELEMENT(165cm, 139-115-123mm)、シールはG3のものです。雪質のお陰か、急斜面のゲレンデを直登してもシールはガッチリとグリップします。逆に急すぎると足運びが大変なので、少し九十九折に歩きます。

途中の斜面にはかなり枯れススキが生えてましたが、枯れていて弱いのでそのまま突き進んでも問題ありません。ガシガシ登ります。

しばらくしてゲレンデトップに到着。久しぶりです。ここからは稜線沿いの登山道なので、強風対策が必要ですが、まだ暑いのでフェイスガードのみ装着しました。

稜線沿いも動物君たちのトレースだけです。新雪ですが随分重くなっているので、ラッセルと言ってもそれほど沈みません。せいぜいブーツくらいです。
登山道はアップダウンがあるので、帰りのことを考えてなるべく登り返しがなくなるようにトレースをつけておきます。
まだ積雪量がそれほど多くないので、登山道の凹みも残っており、薮も十分に刈り開かれているため楽に歩けます。
稜線沿いですから時々雪庇のあるところを歩くことになりますが、ここはできるだけ避けて踏み抜かないようにします。雪庇が登山道を横切っている箇所もあり、そこは雪庇を崩して帰りに楽できるように仕込んでおきます。

途中で晴れ間が覗いてきました。やはり青空を見るとテンションが上がりますね。標高も上がり、雪質も上々で青空と新雪のコントラストが実に美しいです。

そんなこんなでやっとこさ小貝月に到着しました。ここから貝月山までは一度下ってからまた登るので、ここまでにしてシールを剥がして下山するプランのほうが楽チンです。しかし2014年の貝月山初登頂を実現するにはやはり行くしかないでしょう。

帰りに登り返しとなる下りは結構あるので、ここはちゃんとブーツを締めて下ったほうがよかったです。そのままユルユルで下りたのでヘッピリ腰で苦労しました。
コル部を過ぎて最後の登り、この辺りから風が強まってきます。天気予報では午後はまた雪で風が強まるとのことだったので、予想してましたが、さすがに稜線の強風は油断できません。飛ばされるほどではありませんが、バランスを崩して転倒する危険性はあります。

そうしてようやく貝月山のピークにたどり着きました。風が強く地吹雪なので、展望台の下に潜り込んで、雪で壁を作って一息入れます。
お昼にしている間に晴れ間もなくなり、風はますます強くなってきます。食べ終わると早々に引き上げます。小貝月への登り返しを考えて、シールのまま下山することにしました。これは実際正解で、ある強風の中シールを再装着するのはあまりやりたくありません。ちょうど新たに降った雪というかあられに近いものでしたが、よく滑ってシールのままでも調子よく滑りました。逆に登り返しの時にシールの効きが悪くなって少々苦労しましたが・・・。

小貝月を通過したところで風の穏やかなポイントにてシールを剥がし、いざ滑走です。ちょっとビビッてましたが、滑り始めると新雪の柔らかさと表面を覆ったよく滑る雪でとても気持ちよく稜線を下ることができました。時々小さな登り返しがありますが、カニ歩きしたりクロスカントリーチックにそのまま歩いたりして楽しかったです。

標高が下がるとさすがに雪も降ってなく、急に滑りが悪くなります。モソモソした雪です。最後は貝月ゲレンデをモソーモソーと食い込ませながら滑り降り、無事下山しました。

肝心のスキー場は小雨ということもあってやばいくらいガラガラでした。みんなもっと滑りに来てあげてください。ソリ遊びだけでもOKです。

新年早々の山スキー山行は、単独ラッセル&今年初登頂、尾根沿いの楽しい滑りと満足度◎で帰路につきました。やっぱり雪山はこうでなくちゃ、ほとんど誰もいない山を思いのままのルートで歩いてピークを踏む。素晴らしい新年の幕開けを実現できたと自己満足に浸っています。

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コメント

今年もよろしくお願いします。
大満足の初山ですね。

初山の武奈で、安全登山を誓ってきました
momochanさんをはじめ、先輩方のように安全登山ができるよう今年も精進します。
2014/1/3 7:43
大・満・足(笑)
いま思い返してもいい山行だったです。

お互い、無理・無茶・無謀のない登山で今年も頑張りましょう!
2014/1/3 17:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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