信州街道その1 大前駅〜小宿〜応桑

2022年01月05日(水) [日帰り]

• GPS: 06:18
• 距離: 25.3km
• 登り: 498m
• 下り: 554m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:05
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:25

10:01 大前駅
10:55 11:02 三角点827m付近
11:46 11:52 常林寺
12:58 13:01 応桑交差点
14:24 14:26 羽根尾駅
15:49 15:51 瀬戸の滝
16:26 鹿沢・万座口駅

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

JR吾妻線大前駅駐車場に駐車
帰路は万座・鹿沢口駅発17:07分⇒大前駅　190円

コース状況／危険箇所等

全て舗装車道歩き
舗道のない箇所は車に注意

写真

1/5 9:47

大前駅に到着
駅駐車場（無料）をお借りして駐車

1/5 9:47

谷向かいの大前集落に向かって出発します

1/5 9:54

その前に駅舎を覗いてみました

1/5 9:55

一日五本
少ない本数に悩みましたけれど、疲労軽減を考え、利用します

1/5 10:02

吾妻川が火山灰地を削り、大前集落は絶壁の上なのですね！

1/5 10:03

屋根付き歩道
登山に負けない、急な石段を登り、国道へ

1/5 10:08

嬬恋村役場前を通過
いつも美味しくキャベツを頂いていますよ♪

1/5 10:23

国道を離れ、旧道へ

1/5 10:25

宿場の面影を残している庇

1/5 10:27

こちらのお宅は宿場の家の雰囲気をそのまま残すリフォームをしたように見えます。古道を求めて辿る者には心惹かれる佇まい♪

1/5 10:30

西窪集落を離れ、道は山際に向かい、古道らしくなってきました

1/5 10:32

万座川に架かる橋
谷向いを吾妻川に沿って、国道144号線が走っています

1/5 10:33

馬頭観音でしょうか？古道の存在を今に伝える貴重な証。

1/5 10:45

緩やかな登りにスクールゾーンと標識があり、こんな寂しい道を子供たちが通るのかと心配になりましたけれど、車の心配は少ないでしょう

1/5 10:47

谷向いに万座・鹿沢口駅。その背後にどうやら雪雲。この後、眼前をしばらく粉雪が舞いました！

1/5 11:02

三角点827.3m付近
しかし、積もった雪で三角点を見つけられず、戻りました

1/5 11:06

由緒のありそうな、村はずれの欅の古木

1/5 11:06

万座・鹿沢口駅に向かう緩い下り坂

1/5 11:07

たまたま、吾妻線を走る電車を撮影！滅多に会えません！

1/5 11:13

吾妻川に架かる橋の上から見上げた崖は崩落の危険がありそう

1/5 11:15

崖の下をトンネルで吾妻線は通過

1/5 11:19

国道144号線を離れ

1/5 11:21

県道241号線へ

1/5 11:39

緩い上り坂
車の通行が少なく、舗道もありません。雪が舞い、天気は下り坂？

1/5 11:45

小さな峠越えで長野原町に入りました

1/5 11:46

常林寺

1/5 11:47

常林寺案内板

1/5 11:52

休憩を終え、出発
雪が止み、少し明るくなりました

1/5 11:54

小宿橋
小宿（こやど）という名前からして、小さな宿場だったのかも？等と想像し、楽しんでしまいます

1/5 12:00

旧道は雪上に踏跡なく、心細くて、少し遠回りになりますが、そのまま舗装車道を歩きました

1/5 12:03

常林寺跡
浅間山の天明大噴火で消失した跡地だそうhttp://chrono2016.blog.fc2.com/blog-entry-559.html

1/5 12:05

常林寺の山名が龍燈山なので関係のある松でしょう

1/5 12:09

朽ちかけている小さな藁ぶき屋根の小屋に、一瞬江戸時代にタイムスリップした感じ(*_*)

1/5 12:12

旧道と合流
こちら側にはタイヤ痕蟻あり、どこ迄続いているのか？

1/5 12:23

緩やかな上り調子の道の正面が開け、峠を思わせましたが、その後もごく緩やかな登りの畑地

1/5 12:28

管峰が正面に出迎えてくれました♪

1/5 12:28

振り返った天狗塚

1/5 12:30

浅間隠山でしょうか？山は見る角度によって姿を変えるので山座同定に自信なし(^^ゞ

1/5 12:32

浅間山
神々しく、銀色に輝いています

1/5 12:33

浅間隠山方面

1/5 12:35

浅間山、黒斑山

1/5 12:40

夏は一面高原野菜が作られているのでしょう

1/5 12:40

左の小浅間山をアップで

1/5 12:46

流れ山案内板
先刻通りかかった天狗塚も、流れ山の一つでした

1/5 12:47

樹林に覆われた小さな丘のような山があちこちにあり、古墳のよう

1/5 12:47

晴れてきましたが、風が強く吹き渡る畑中の道は寒く、のんびり立ち止まっていられません(:_;)

1/5 12:57

信州街道の本日のゴールに近づきました。応桑交差点で左折し、国道146号線で羽根尾駅に向かいます

1/5 12:58

次回はこの交差点からスタート

1/5 13:00

いつ歩けるやらわかりませんが、未知の道を眺めているとついわくわく(^^ゞその日を楽しみに帰途につきます。

1/5 13:26

ずっと見守ってくれているように感じた管峰。次回向かう万騎峠は右端辺りでしょう。

1/5 13:26

国道を離れ、左の緩やかに下る林道で近道

1/5 13:39

ゆったりとした尾根を持つ菅峰

1/5 13:57

振り返った林道
冬季通行止めの看板が出ていますが、タイヤ痕多数あり、安心して歩きました(^^ゞ

1/5 14:06

国道146号線に再合流

1/5 14:13

もうすぐ国道144号線、145号線に合流。羽根尾駅も近く、一安心(^.^)

1/5 14:14

吾妻川水害殉難者供養塔がありました。吾妻川は昔から暴れ川だったのですね。

1/5 14:19

羽根尾交差点

1/5 14:19

国道三起点
車で幾度も通っているのに、こんなモニュメントがあるのを全く気付きませんでした(^^ゞ

1/5 14:19

国道三起点案内板
植栽に埋もれ、残念ながら最後まで読めません。国道の三起点が集まるのは珍しい場所なのだそう！http://explorer.road.jp/jp/haneo3.html

1/5 14:24

羽根尾駅
さて、困ったことに乗る電車迄二時間以上待たなくてはならず、近くの食堂も閉じていて、休む場所もままならず、万座鹿沢口駅まで歩こうと決意(T_T)

1/5 14:29

疲れているのですが、やはり歩きでないとみられない物もあって、しばし感動

1/5 14:50

今宮権現跡
車で通る度、いつか寄ってみたいと思っていました

1/5 14:50

足が棒状態で急な石段が辛く感じます(T_T)

1/5 14:51

お参りして、無事帰宅を祈願

1/5 14:52

今宮権現案内板

1/5 14:52

お堂は屋根に守られていました

1/5 15:49

瀬戸の滝
道路脇にありながら、ゆっくりと眺める機会がありませんでした

1/5 15:50

瀬戸の滝案内板

1/5 15:51

垂壁から流れ落ちる滝は大迫力、一層寒さが身に沁みます！

1/5 15:51

氷瀑にはならないのでしょうか？

1/5 16:12

暮れ行く浅間山方面

1/5 16:20

吾妻線トンネル上の崖

1/5 16:21

また奇しくも走る電車撮影に成功！気温はマイナス二度！近くのコンビニに寄って温まります

1/5 16:22

トンネルに入る吾妻線

1/5 16:25

本日の最終ゴール
幾ら時間があるとはいえ、歩き過ぎました(T_T)この駅で電車を待ちます。

1/5 17:07

正確に電車が到着

1/5 17:13

大前駅は終着駅
歩けば一時間の距離も電車では五分程の僅かな時間！

1/5 17:13

電車のライトが旅愁を誘います。いつか吾妻線に乗る旅がしたいとまた強く思いが湧いてきました。その夢を温めながら、雪道を慎重に帰ります。

感想

kyom4

須坂市福島宿から三回に渡って大笹街道を歩きました。
その街道は、大笹宿で名を変え、信州街道となって
高崎まで続いていると知り、歩いてみたくなりました。
寒さは別としても鳥居峠を越え、群馬県に入れば、
雪は徐々に少なくなり、歩くのも楽になりそうです。

今回は大前駅駐車場（無料）をお借りして駐車し、
「応桑」交差点まで歩き、羽根尾駅に戻る計画を立てました。
一日五本という少ない本数に悩みましたけれど、
疲労軽減を考え、羽根尾駅から利用して戻る積りでした。
しかし、羽根尾駅に着いてみるとあまりにも待ち時間が長く、
結局、万座鹿沢口駅まで8kmも余分に歩き、疲労困憊！

「小宿」を過ぎ、夏は野菜畑が広がるであろう雪原に差し掛かると
浅間山が右に銀色に輝き、左にゆったりとした菅峰が眺められ
正面に浅間隠山やその前衛鋒と思われる山々が見え、
浅間おろしの風が強く吹き、寒かったのですが、
季節によっては素晴らしい展望の楽しめる畑中の道と思います。

次回は万騎峠を越える予定ですが、どんな風景に出会えるのか、
ちょっぴり期待にわくわくしています♪