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Yamareco

記録ID: 389611
全員に公開
山滑走
比良山系

登り返しを楽しむ・寒風→赤坂山

2014年01月03日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福井県 滋賀県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:37
距離
10.1km
登り
877m
下り
876m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:15駐車場-7:54旧ゲレンデ最上部8:00-9:39寒風9:44-11:09栗柄越-11:24赤坂山11:43-12:50駐車場
天候 曇り時々晴れ間
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マキノスキー場駐車場(\1000)
入れるのは朝7:00からです。今回は6:45に着いてしまったのでゲート前で待機。
コース状況/
危険箇所等
旧ゲレンデ最上部からしばらく進んだところの登山道は細くなっており、下山時のスキー滑降は滑落しないよう注意が必要です。
寒風〜栗柄越の稜線はなだらかでホワイトアウトすることが多く、道迷いしやすいです。GPSで小まめにルート確認しながら進みましょう。
ゲレンデ。朝一の雪質は硬くてゴリゴリしてました。
2014年01月03日 07:13撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ゲレンデ。朝一の雪質は硬くてゴリゴリしてました。
寒風へは左方面、ここを通過します。
2014年01月03日 07:23撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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寒風へは左方面、ここを通過します。
左側の旧リフト小屋の右を抜けていきます。
2014年01月03日 07:43撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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左側の旧リフト小屋の右を抜けていきます。
ここが旧ゲレンデトップから登山道入り口です。
2014年01月03日 07:54撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ここが旧ゲレンデトップから登山道入り口です。
ゲレンデを一望。
2014年01月03日 07:54撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ゲレンデを一望。
いやらしい道、右側に落ちるとかなり下まで落ちてしまい危険です。
2014年01月03日 08:04撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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いやらしい道、右側に落ちるとかなり下まで落ちてしまい危険です。
ここの倒木も邪魔をしていて結構スリリング。
2014年01月03日 08:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ここの倒木も邪魔をしていて結構スリリング。
寒風へは右に曲がります。
2014年01月03日 08:08撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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寒風へは右に曲がります。
樹林帯を抜けるとガスガス。
2014年01月03日 09:34撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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樹林帯を抜けるとガスガス。
白一色なんですけど。
2014年01月03日 09:38撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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白一色なんですけど。
寒風に到着、辛うじて道標が顔を出してました。
2014年01月03日 09:39撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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寒風に到着、辛うじて道標が顔を出してました。
と、急にガスが晴れて青空が♪
2014年01月03日 09:46撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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と、急にガスが晴れて青空が♪
ここからシールを剥がして滑ります。
2014年01月03日 09:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ここからシールを剥がして滑ります。
テールからびろーんと剥がして・・・
2014年01月03日 09:49撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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テールからびろーんと剥がして・・・
チートシートをつけて・・・
2014年01月03日 09:50撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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チートシートをつけて・・・
たたみます。
2014年01月03日 09:50撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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たたみます。
ビンディングのヒール側を滑走モードに切り替えます。
2014年01月03日 09:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ビンディングのヒール側を滑走モードに切り替えます。
最後までしっかりとレバーを上げてロックします。
2014年01月03日 09:52撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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最後までしっかりとレバーを上げてロックします。
トゥ側はレバーを押してTLTのピンを開けてブーツを挿入します。
2014年01月03日 09:53撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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トゥ側はレバーを押してTLTのピンを開けてブーツを挿入します。
本当は滑走時はひねりが入ると開放させるため、このレバーは上げずにフラットにするのですが、私は板は外さない主義(?)なのでロックさせてしまいます。登行モードです。
2014年01月03日 09:53撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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本当は滑走時はひねりが入ると開放させるため、このレバーは上げずにフラットにするのですが、私は板は外さない主義(?)なのでロックさせてしまいます。登行モードです。
ヒール側をバチンと踏んでブーツをロック。あとはブーツを滑走モード(歩行モードでなく)に切り替え、バックルを締めます。
2014年01月03日 09:54撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ヒール側をバチンと踏んでブーツをロック。あとはブーツを滑走モード(歩行モードでなく)に切り替え、バックルを締めます。
滑走〜♪
2014年01月03日 09:56撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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滑走〜♪
登り返しなのでまたシールを貼ります。
2014年01月03日 10:06撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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登り返しなのでまたシールを貼ります。
気持ちいい斜面でした。
2014年01月03日 10:12撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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気持ちいい斜面でした。
ある程度締まった雪の上に数cmの新雪が積もり、とても滑りやすい稜線上でした。
2014年01月03日 10:20撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ある程度締まった雪の上に数cmの新雪が積もり、とても滑りやすい稜線上でした。
お〜晴れ間が!
2014年01月03日 10:21撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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お〜晴れ間が!
滑った後は登り返しが待ってます。
2014年01月03日 10:25撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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1/3 10:25
滑った後は登り返しが待ってます。
手前のピークを越えないと。
2014年01月03日 10:25撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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手前のピークを越えないと。
そしてまた滑走♪
2014年01月03日 10:26撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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そしてまた滑走♪
都合5回のシール脱着の果て、栗柄越に到着です。ここから赤坂山はすぐ。
2014年01月03日 11:08撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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都合5回のシール脱着の果て、栗柄越に到着です。ここから赤坂山はすぐ。
赤坂山のピークです。誰か一人先客ありですが下山済みでした。
2014年01月03日 11:23撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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赤坂山のピークです。誰か一人先客ありですが下山済みでした。
こっちの方がよく顔を出してました。
2014年01月03日 11:23撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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こっちの方がよく顔を出してました。
時々晴れ間が出るので、お昼を食べながらシャッターチャンスを待ちました。
2014年01月03日 11:33撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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時々晴れ間が出るので、お昼を食べながらシャッターチャンスを待ちました。
下山はモゴモゴの雪、狭い薮だらけの登山道沿い。結構難しい。これは沢です。
2014年01月03日 12:11撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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下山はモゴモゴの雪、狭い薮だらけの登山道沿い。結構難しい。これは沢です。
堰堤の横、斜滑降でパスします。
2014年01月03日 12:14撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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堰堤の横、斜滑降でパスします。
遊歩道チックに階段の木が顔を出し、スキー滑降には危険です。
2014年01月03日 12:39撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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遊歩道チックに階段の木が顔を出し、スキー滑降には危険です。
ここまで帰ってきました。ゲレンデボトムまで一直線で完結!
2014年01月03日 12:45撮影 by  RICOH GX200 , RICOH
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ここまで帰ってきました。ゲレンデボトムまで一直線で完結!
撮影機器:

感想

以前に逆コースを辿ったことはあるのですが、その時は赤坂山から寒風の稜線上ではずっとスキーシールを装着していた記憶があります。今回の寒風から赤坂山では、2〜3回くらいの登り返しで済むかな?という期待とともに、登り返しがあれば何度でもシール貼ってやる〜という勢いで行ってきました。

マキノスキー場から寒風、または赤坂山へのルートはどちらも登山道に薮が繁っており、通過に難儀させられるところが多々あります。本当はノコギリ持って伐採しながらと行きたいのですが、今回は周回コースなので切ってもすぐ見返りがなく、ノコギリは持参しませんでした。

この登山道はどちらもスノーシューやワカンではそれほど問題ありませんが、スキーで下る場合には結構苦しめられます。登山道は溝状になってさらにトレースが窪んでおりスキー操作が難しくなります。ゲレンデの上級者コースよりもよっぽど難しいです。

という訳で今回も操作性を重視してBDのELEMENT(165cm,139-115-123mm)を持参しました。ディープパウダーでは物足りませんが、今日のような締まった重い雪では都合がいいです。雪の状態を予想してどの板を持っていくかというのも重要なポイントです。

朝一の雪は硬くゴリゴリ言うけども、少し沈み込むという状態。お昼には緩んで欲しいなぁと思いながら登行します。旧ゲレンデの急斜面も直登でガシガシ進みました。
標高が高くなると新雪が軽く積もってます。そしてガスが出てきて視界が悪くなります。寒風に近くなると樹林帯から脱出するのですが、本当に白一色の世界です。途中まではスノーシューのトレースがあったのですが、寒風周辺には残ってませんでした。
さて寒風から赤坂山への稜線を目指しますが、緩やかな斜面なので分かりにくいです。ついつい違う尾根沿いに誘い込まれて、昨年にあった小学生の遭難事件のようになりそうです。とにかくこまめにGPSを見て現在地を確認します。ガスが出たらGPSが最大の武器になります。
滑走できそうなところに進んで、シールを剥がしていざ滑走!締まった雪の上に新雪が数cm積もり、実に気持ちよい滑走が楽しめます。思わず「楽しい〜♪」と思ってしまいました。
しばらくすると登り返しがあるのですが、どうせシールをまた貼るのだからトラバースで行けるだけ行け〜とばかり樹林帯を進みます。さすがにそろそろ戻らないとやばい?という地点でシールを再装着。またガシガシと登って行きます。

そしてピークを越えるとまた滑走できるので、シールを剥がして滑走タイム!これがまた気持ちいい。滑り降りるのはあっという間なのですが、「もう何回でもシール剥がして貼ってやる!」という勢いです。時々出てくる晴れ間で、無垢の面にトレースをつける快感も加わって、貼っては登り、剥がしては滑りを繰り返します。

途中、GPSで確認しながら進んでるにも関わらず、リングワンダリングしそうになりました。(GPSのトレース参照)まあとにかく少し進んだらGPSで確認、を繰り返しました。文明の利器バンザイ!です。

そうやって登り返しと滑降を楽しんでいたら、いつの間にか栗柄越の近くに来ました。ここもやはりGPSでルートを確認しながら進みます。
ここまでトレースは残ってませんでしたが、ここに来てようやくスノーシューのトレースが1本ありました。すでに赤坂山に登って下山されたようです。
ここから赤坂山まで、もうストレートに進んであっという間にピークにたどりつきました。残念ながらガスガスでしたが、またガスが一瞬晴れるときが来るのでそのタイミングを待ちながらお昼(カップヌードル・ノーマル)にしました。
そうするとやはり時々視界がパーっと晴れて、シャッターチャンスがやってきます。実に爽快です。ラーメンの出来上がりを待っていると、スノーシューの単独の方が登ってこられました。初雪山だそうで、赤坂山から始めるのはいい選択だと思います。今日は風も穏やかで雪も降ってないので、いいコンディションな方ですし。

さてお昼を済ませたら後は滑り降りるだけです。鉄塔めがけて山頂から一気に滑走、ここは気持ちいいですね。少し鉄塔まで登り返して、あとは登山道になるべく沿って、時々ショートカット、薮に遮られながらも何とか滑り降ります。途中の登り返しではさすがにスキーを脱いでツボ足で歩きましたが・・・。
終盤は石や遊歩道の階段が顔を出すので、さらに滑降が難しくなります。汗だくになりながらようやくゲレンデが見えるところまで下り、ここからは独壇場、突起があれば飛び、無駄にショートターンをして上手く滑っているかのように見せつけて(笑)一気に駐車場にたどり着きました。

下山後は温泉に入るもよし、コーラを買ってプハー!するもよし。
登山道の滑降はかなり苦労しましたが、稜線の登り返しと滑降は雪質もよくとても楽しめました。元日の貝月山と比べると〜貝月山の方がよかったかな。あそこは薮地獄がなかったですし。
このルートも追加の積雪がないとちょっと厳しいかも。またドーンと寒波が来ないかなぁ。

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コメント

わかんだと・・・
こんばんは
粟柄越から赤坂山の往復で精一杯かな。
積雪期に寒風まで周回できるかな?

Mチャレンジメンバー募集
2014/1/3 22:03
雪質に
よりますね〜

今日の状況だとあまり沈み込まないので、結構行けると思いますよ。第二ムフフ山(大谷山)も気になるところですし
2014/1/3 22:31
も〜
登り返しを楽しむなんて
ただのドМやないですか
2014/1/3 22:39
ばれました?
今頃気がついたか〜
2014/1/4 8:48
白い世界
帰りに見たスキーのトレースはmomochan1967さんの踏み跡でしたか。
レポ見比べると先行者はどうやら私だった様です。

当日は粟柄越辺りから真っ白で視界が悪かったです。
吹雪く様な雲ではなく風も緩めだったので幸いでしたが、視界が悪い中は要注意ですね。

晴れたら三国山への稜線は気持ち良さそうなのでチャンスがあれば行きたいです。
2014/1/4 14:04
トレース
あのスキートレース、苦労のあとが出ていたと思います

薮、ノコギリで刈り払いをするとさらに汗だくになるんですよね〜。もう少し雪が積もったら、同行者がいるときにでも頑張ってみたいところです
2014/1/4 16:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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