和名倉山 -人影のない原始の森-
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 1,289m
- 下り
- 1,289m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1 朝露対策 山の神土下の途中から熊笹の藪が続いているので、雨具とスパッツを着用しました。 |
写真
感想
登山時間が長くなりそうなので、早出しようか、前泊にしようか悩みましたが、余裕を見て前泊にすることとしました。
奥多摩から丹波に入り、丹波温泉のめこい湯で日帰り入浴し車中泊しました。
夜明け前にし出発し、三ノ瀬の民宿みはらしに5時ごろには到着しました。
ちょうど宿のおばあさんが戸を開けていたので、お断りして置かせていただきました。(500円の駐車場代)
(将監登山道入口〜山ノ神土) 将監登山道入口〜牛王院下〜牛王院平〜山ノ神土。民宿からは将監峠登山口はすぐのところでした。しばらく車道(林道)を歩き、途中の分岐から左に曲がり山中の登山道にはいりました。ここから山の神土を目指して登ってゆきました。1時間半くらいで山の神土に到着(奥秩父縦走路の尾根上にあります。)
(山ノ神土〜川又分岐) 山ノ神土〜リンノ峰〜西仙波〜東仙波〜吹上ノ頭〜八百平〜川又分岐。ここからが難所でした。リンノ峰・西仙波方向に笹薮を下ってゆくのですが、最初から入り口が良くわかりません。間違ってフミ跡があるところを下ってしまったようです。途中で踏み跡がなくなってしまいました。GPSをみるとどうやら正規の道の右側を下っているようです。それほどの誤差でないので、笹薮をかき分け左方向に進み、どうやらフミ跡のある登山道らしき道に合流しました。大分時間をロスしてしまいました。しかし、笹は背が高く、登山道ではないところを歩いてきたので、朝露に濡れてびっしょりぬれました。あわてて、雨具とスパッツを着ました。笹薮はまだまだ続いていましたが、下るにつれてだんだん背丈が低くなりました。
西仙波から東仙波にくると、視界が開け、展望が素晴らしかったです。東仙波の先は、しばらくダケカンバの美しい樹林がありました。そこから吹き上げの頭という露岩があり、ロ−プがはってあるところをトラバ−スしながら進んでゆきました。山の神土から約3時間くらいで川又分岐に到着しました。
(川又分岐〜和名倉山) 川又分岐〜二瀬分岐〜和名倉山。ここからさらに登り、二瀬分岐で右折しました。ゆるやかに登ってゆくと、川又分岐から30分くらいで木々に囲まれた静かな山頂に到着した。二瀬分岐からは20分でした。
(和名倉山〜東仙波) 和名倉山〜二瀬分岐〜川又分岐〜八百平〜吹上ノ頭〜東仙波。1時間40分。東仙波からは360度の展望が楽しめました。しばらく休憩しました。
(東仙波〜山ノ神土) 東仙波〜西仙波〜リンノ峰〜山ノ神土。1時間20分。帰路は朝露にそれほど悩まされませんでした。
(山ノ神土〜将監登山道入口) 山ノ神土〜牛王院平〜将監峠〜牛王院下〜将監登山道入口。1時間20分。帰路は、将監峠を経て、将監小屋の側を通り、林道を下山しました。将監小屋泊まりの登山者と大勢すれ違いました。
今回の登山で、山の神土から和名倉山までの間で出会った登山者は0。
静かな山旅でした。大自然を独り占めし、独りその中に染まり、歩いているという感じだった。山深いためか、手つかずの森が残されているのも良かった。遠くから、眺めることはありました。いつかあそこへ行ってみたいと思っていましたが、長年の願いが、今回かなえられました。
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