大倉から丹沢山往復
- GPS
- 08:03
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,687m
- 下り
- 1,667m
コースタイム
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
渋沢駅北口から大倉(神奈川中央交通、渋02系統)の6:48発に乗車。 小田原から6:42着の小田急線で来たが、その時点ですでに行列は定員以上。更に下りの電車で来た登山者は大分このバスには乗れずに次の便を待つこととなった模様。 確実にスタートを切るのであれば1本速い電車に乗るべきと言うことかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト 渋沢駅にもあるが、大倉で提出。 ◆道の状況 早朝は見晴茶屋の上から堀山の家までの樹林帯の登山道が凍結気味。 花立までの陽当たりの良い登山道は積雪は少ないが、金冷シの手前から積雪が増える。 塔ノ岳から丹沢山までは木道が隠れる程度の積雪。 雪は適度に締まった状態であったのでアイゼンは使用せず。 |
写真
感想
年末から雪を被った丹沢を湘南から見上げて登ろうと思いながらもダラダラと正月休みを過ごしてしまった。この成人の日の三連休に来て漸く時間ができたので大倉から丹沢山に登って来た。本当は不動ノ峰まで行きたかったのだが塔ノ岳を前にして脚も攣っていたのであっさり手前で諦めた。天候も悪化の傾向を見せていたし。
家を5:20に出て徒歩で駅まで向かい、東海道線と小田急線を乗り継いで渋沢に6:42着。6:48の大倉行き始発にはピッタリだと思ったのだが、バス停に向かうと長蛇の列で驚いた。が、更に下りの電車に乗って来た登山客で倍増以上で増えたのには二度驚いた。ゲーターをガラガラの電車の中で装着してきたのは正解だった。すし詰めのバスで大倉に到着したのは7:00。定刻よりやや早い。この時点では晴天で気温も3℃とそれほど低くもないが、ジャケットを着て出発した。
静寂の中を順調に歩を進め見晴茶屋でジャケットを脱ぐ。ここまでは雪も氷も無縁だったが、見晴茶屋の上の急登後の木道が凍ってい、樹林帯の積雪も存分に踏み固められておりかなり滑りやすい。逆に陽当たりの良いところは積雪も殆ど無い。堀山の家に来ると西側に樹林の切れ目から美しく富士山が顔を出してくれていた。この辺りから登りが辛くなり、足取りも重くなってきたので天神尾根の分岐を過ぎたところのベンチで小休止し、補給した。補給と休憩で意欲を取り戻してまた登高に望むが、塔ノ岳を前に今度は大腿四頭筋が攣ってしまった。その場で伸ばして対処したが痛みがしばらく残る。塔ノ岳直下の登高はつらいけど振り仰ぐとさっきまで雲に覆われていた山頂の上に青空が広がって来ているし、霧氷に飾られた様子が見られ、疲れを忘れさせてくれた。
塔ノ岳に到着すると見事な晴天と富士の展望。こんな好天の塔ノ岳は久しぶりな感じがする。この後、すぐに暗い雲に覆われたので折角の絶景も味わえた登山者はそう多くなかったのではないだろうか?さっきまでガスに覆われていた丹沢主稜の峰々も南アルプスも八ヶ岳も展望できる。今年ははなから運が良いぞ。
塔ノ岳から尊仏山荘の裏を降りて行くが雪道は適度に締まって歩きやすく、気持ちも好い。今回は結局アイゼンを使わずに済んだ。日高くらいまでは塔ノ岳も霧氷を纏って望むことができたが、その内に暗い雲が流れて来て覆って行った。竜ヶ馬場は積雪も少なく、霧氷も消えていたが、丹沢山では全てが霧氷に覆われていた。しかも雲に覆われていた富士が再び少しの間ではあったが姿を見せてくれた。いよいよ今年は運が良いかも。
翻って不動ノ峰はもうガスに覆われんばかりになっていた。ここまで無風だったが徐々に風も出てきて冷たい空気が流れて来た。丹沢山山頂で大休止を取って折り返す頃には空は暗くなりつつあり、塔ノ岳に着くと明るいのは海の上だけだった。連休でもあり未だ未だ登って来る人も多い。流石に霧氷も消え去り、登山道はいつものように田んぼ道。下りはいつものように長い。克童窯陶房の登り窯に朝から火が入っていたが、撮影ロケ隊が陣を張っていた。
霧氷にも出逢えたし、塔ノ岳、丹沢山の両方から富士山を望むこともできたし、今年の登り初めとしてはまずまずだったんじゃないだろうかな。
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