千畳敷からサギダル尾根経由、宝剣岳

2022年01月22日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 1.8km
• 登り: 289m
• 下り: 294m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:37
• 合計: 3:42

9:35 千畳敷駅
11:01 11:01 サギダルの頭
11:50 12:27 宝剣岳
13:17 千畳敷駅

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

コース状況／危険箇所等

積雪少な目と思われる。
単独でノートレースだったが、ラッセルの距離は短い。
雪、氷の状態は良く、ノーザイルで登れた。

その他周辺情報

駒の池周辺で前泊し、朝一番のバスでロープウエイも始発。
バスは臨時便が出た。

写真

1/22 9:38

ロープウェイ駅の出口から見たサギダル尾根。見た目40度くらいかな、と思ったが、実際はもっと急だった。

1/22 9:36

神社の裏から直登。神社裏の出だしは右手に回り込んだ方が潜らないと思う。

1/22 10:30

藪が出ている。ワイヤーが引っ掛っているが、登るのには使えない。

1/22 10:51

ラッセルをしていると、様子見をしていた後続パーティも登り始めた。

1/22 11:19

サギダル尾根の核心部から稜線まで。登り切った後で撮影。

1/22 11:08

核心部の上半。リッジ上か、向こう側の岩登りが多い。パーティを組んだ時はザイルで確保した方がより安全。支点は豊富にある。

1/22 11:09

登り切った後続パーティ。彼らもザイルは出さなかったようだ。

1/22 11:42

サギダル尾根の頭（左端）から宝剣岳へ。後続パーティは下り口に迷っている様子。

1/22 11:42

前の写真にルートを図示。西側を巻いて降りるのが良いが、スリップしたら助からない。

1/22 11:33

技術的には難しくないが、天候が悪い時は避けた方が良い。

1/22 12:44

その次は鎖が出ていたので、夏道に沿って越えた。帰りに撮影。

1/22 12:45

この向こう側が最も急な下り。このパーティは鎖を当てにせず、賢明にもザイルで下降して行った。

1/22 12:24

頂上の岩が背の高さになっていた。この後、往路を戻ったが、宝剣岳からの下降が最も難易度が高いので、八丁坂へ下った方が良いだろう。

1/22 13:15

極楽平より少し北からリッジを伝って下りてきた。ノー・トレースの雪面は気持ちが良い。

撮影機器：

PowerShot G1 X Mark III CANON

装備

個人装備

ハードシェル アウター手袋 防寒着 ゲイター バラクラバ アイゼン ピッケル ビーコン 計画書 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 日焼け止め サングラス ツェルト ザイル30m 安全ベルト シュリンゲ数本

備考

ピッケル１本で登ったが、ダブルアックスであれば登り易かっただろう。

感想

horied67b

この日だけ快晴で、風も気温もマイルド、絶好の登山日和。
多くの登山者が千畳敷に上がっていた。
そのほとんどが八丁坂から木曽駒が岳往復だったようだ。
サギダル尾根は、私の後に1人、2人パーティ、4人パーティ。
ほかに極楽平から上がった方が1人。

サギダル尾根は岩や藪が出ていて、アイゼンを履いて岩登りになる。
雪と氷の状態も良く、ノーザイルで快調に登った。
パーティで来た場合には、もちろんザイルで確保した方が安全なことは間違いない。

登り一方のサギダル尾根よりも、宝剣岳への縦走の方が難易度が高い。
鎖が一部出ていたので利用したが、下降はアプザイレンの方が良かった。
ザイルは30mで十分だろう。
宝剣岳からの下りが最も厳しいので、北側へ降りて八丁坂から千畳敷へ戻るのが良いと思われる。

極楽平からの下りも、条件によっては雪崩のリスクがあるので、できるだけリッジを下る方が良いが、気休めでしかない。