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Yamareco

記録ID: 39493
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

燕岳・大天井岳

2006年10月07日(土) 〜 2006年10月09日(月)
 - 拍手
GPS
52:05
距離
17.7km
登り
1,821m
下り
1,832m

コースタイム

      中房温泉    10:55  10月7日
11:26 第一ベンチ   11:30
11:50 第二ベンチ   12:00
13:05 富士見ベンチ  13:25
13:50 合戦小屋    14:20
15:20 燕山荘テント場 16:00  10月8日
16:25 燕岳      16:45
17:05 燕山荘テント場  6:50  10月9日
 7:35 大下り下     7:40
 8:23 切通岩      8:33
 9:05 大天井岳     9:40
10:00 切通岩     10:00
10:50 大下り下    11:00
11:50 燕山荘     13:00
13:24 合戦小屋    13:35
14:20 第二ベンチ   14:20
15:00 中房温泉
天候 雪のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年10月の天気図
アクセス
中房温泉からスタート♪
中房温泉からスタート♪
第一ベンチ
第二ベンチ
合戦小屋
雨が上がった?
重い荷物にヘトヘトで
テント場に到着
小屋はテント場の上
重い荷物にヘトヘトで
テント場に到着
小屋はテント場の上
設営完了♪
手形
帰るときに返却します
手形
帰るときに返却します
白ワイン
雪・・・・
積もるの?
凄いです
冬じゃないんだから・・・
冬じゃないんだから・・・
一夜でこの風景
やはり山ですね
一夜でこの風景
やはり山ですね
ガスってる
けどちょい薄日
どこも行っていないのに
生ビール・・・・
1
どこも行っていないのに
生ビール・・・・
回復しない空
テント場
意を決し出発
歩いてみると
いい感じでした
しっかとした薄日
しっかとした薄日
スキーヤーみたいですが
板は履いていません
スキーヤーみたいですが
板は履いていません
山頂到着
雷鳥発見
小屋のホルン演奏
小屋のホルン演奏
ここに入り浸りで
またワイン・・・・
ここに入り浸りで
またワイン・・・・
凄い景色
大天井岳に向かいます
大天井岳に向かいます
あと一登り
凄い景色が見られる
大天井岳山頂
1
凄い景色が見られる
大天井岳山頂
感激の景色
歩いてきた道
野口五郎岳から船窪岳方面
野口五郎岳から船窪岳方面
縦走するはずだった常念へ伸びる道
縦走するはずだった常念へ伸びる道
槍をバックに
一夜にしてこの積雪
山は恐い場所でもあります
一夜にしてこの積雪
山は恐い場所でもあります
雪もこの天気ですぐに溶け出します
雪もこの天気ですぐに溶け出します
昨日とは大違いの小屋前
昨日とは大違いの小屋前
下山です
合戦小屋の荷揚げ用滑車?
合戦小屋の荷揚げ用滑車?

感想

2680mで雪が降り続く・・・
10月7日
☆新宿〜穂高〜中房温泉(なかふさおんせん)〜合戦小屋〜燕山荘(えんざんそう)☆

新宿駅6:30発のあずさに乗り穂高駅へ

穂高駅から中房温泉までは乗り合いバスが運行していますが
穂高駅9:53着では乗り継ぎが悪くパートナーのマルちゃんが
二人連れをナンパしてタクシーにて4人で中房温泉へ(6450円÷4、乗り合いバスは1600円)。

中房温泉を10:50に出発
北アルプス3大急登だけあり重いテント荷物を背負ってペースが全く上がらずに
いつも元気なマルちゃんは遅れがちになり、各ベンチでは休憩をしながらゆっくりペースで登る

「富士見ベンチ」手前からは雨になり「合戦小屋」では風も吹いて気温が下がり寒くなりました下の快晴はなんだったの?

燕山荘付近ではあられ交じりの雨になりやがて雪へ

予定ではこの日にテントを設営してから燕岳(つばくろだけ)に登る予定でしたが
急登の疲れと雪で明日の朝に空身で常念岳までの縦走前に軽く登ってしまおうと決め
燕山荘のティールームでゆっくりくつろぐ事に、テントからおツマミを持ってきて
ワイン(白1リットル)を飲みだす・・・♪

ボトルの赤ワインを追加して隣のテーブルの単独行の山はベテランの女性と楽しく山の話をしていたら
いつの間にか病気の話になり、女性の通っている病院が私の家の近くの病院でビックリ♪
振る舞いワインをしたので行程が一緒の女性は明日「常念小屋」でおごりますね♪
と楽しい一時が終わりテントへ

降り続いた雪は一面を銀世界に
でも、この雪はやがて雨になり明日には溶けるだろうと安易に考えていましたが
本当に安易な考えでした!
夜中まで降り続いた雪はとけるどころか積もりはじめ次の日まで降り続きました

10月8日
一面銀世界の翌日・・往復1時間の燕岳へ登る事もままならない風と雪
フライシートの雪を払いながら大天井岳〜常念岳〜蝶ヶ岳〜上高地までの縦走は当然に無理!
テント場では撤収するグループが続出!

撤収して下る人に話しを聞いたら、山小屋での情報は「この天候はより悪くなる」とのこと・・
私たちも下山するか協議・・私は下りたかったけどマルちゃんは直ぐ近くにある燕岳をもまだ登っていないので
下山は嫌みたい

山小屋に情報を聞きに行きましたがなんとも言えないとの回答!
協議の為にティールームへ・・・下山タイムリミットは13時・・・降り積もる雪
これ以上は天候が悪くなりようが無いと判断、燕山荘テント場に連泊を決定♪

15時頃・・・まだ雪は降り続き、風は吹いていますが
薄日が差したりしていた時にマルちゃんがいきなり燕岳に行くと仕度を始める
「行こうよ」と誘れたけど吹雪みたいな中を行く自信はなく断りテント内で見送りました

45分後に息せき切らして戻って来たマルちゃんは紅潮した笑顔で
「凄い景色だよ♪危険な箇所も無いから行こう!」その言葉に仕度を始めて日没前の16時に出発♪

時折、薄日が差す時に燕岳山頂が顔を出して銀世界と大きく風化した花高岩の芸術と紅葉がとても綺麗でした♪
マルちゃんには2往復させてしまいましたが登って良かった♪

10月9日
昨日の燕岳の雪とは打って変り深夜に起きて空を仰ぎ見ると雲が晴れてスッキリ空に満月が光々と輝いている
輝き過ぎて星が沢山見えないのが残念

快晴を確信♪
4時30分に起床、やはり快晴♪

5時頃から東の空が白み始めテント場や山荘から次々に人が湧き出してくる
素晴らしい日の出にしばし言葉を失う

昨日の雪風があったから余計に感動したのかもしれないけどとても素敵な日の出でした♪

チョロチョロうろついていたマルちゃんがテント場に戻り「反対側の景色が最高だよ!!!!」と興奮して言う
(テント場からは東の風景しか見れずに西の方は少し登らないと見れない)
山荘の方へ少し登り西の風景を見た・・・・
凄い景色で穂高岳連峰・槍ヶ岳・双六岳・鷲羽岳・野口五郎岳が綺麗に雪化粧をしてド〜ンとそこに居る!!!!

「凄いよ凄いよ」としか言葉が出ない、太陽が昇り槍穂に陽が射す・・・絶景でした♪
雪がとても良いコントラストを生んで、写真でしか見たことの無い風景画がそこにはありました♪

快晴の中で大天井岳に向う登山道は雪に覆われていましたが滑る事もなく
爽快な広大な景色を眺めながら快適に歩けました♪

大天井岳山頂では槍ヶ岳や穂高連峰が燕山荘から見たよりもかなり近くに見えて迫力満点♪

一人写真を撮りまくっていた山頂に居た男性さんは
昨日の雪の中「一の沢」より10時間掛けて大天井荘まで歩いてきたそうです・・・・凄い!

また槍ヶ岳や穂高岳は登るものではなく見るものと話しをしていましたが大天井岳山頂から見る景色を見たら
納得の行く話しに思いました♪

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体力レベル
3/5
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1/5
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
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3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
燕〜常念の縦走
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5

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