倉戸山→鷹ノ巣山→奥多摩駅
- GPS
- 08:20
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,616m
- 下り
- 1,810m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆雪の状況 倉戸山の手前で軽アイゼン装着しました。 凍っていなければアイゼン無しでも行けると思います。 下山は雪がぐずぐずだったので、アイゼン無しで下りました。 気温の状況によりけりなので、軽アイゼンは必須だと思われます。 ◆温泉 「もえぎの湯」へ行きました。夏のような混雑はないですが、狭いのとお湯の質があまり良くないと思っています…。 途中下車になってしまいますが、河辺駅の「河辺温泉梅の湯」がお気に入りです。 |
写真
感想
まさか下山の石尾根で道をロストするとは…。
同じ道で迷う方がいないように、また自戒も込めてヤマレコに記載しようと思います。
三ノ木戸山を過ぎたあたりで2回も道迷いをしてしまいました。
ちらほらと残る雪に付けられた本来のルートとは別のトレースに
自ずと目が行ってしまい、1回目の道迷い。
この箇所には(自分の足跡も含め)結構しっかりした踏み跡があり、
次に行く方が迷わなければ良いのですが。。。
尾根をいくばくか下りた時に、何だか違うと思い25,000の地図を見ると
明らかに地形が違う。別尾根を下っている。
間違えたと思われる箇所まで尾根を登り返す。
ここで2回目の間違いをしました。
登り返して本来のルートに戻ったと思ったが、まだルート外でした。
目の前にあるピンク・白・黄緑のリボンに引き寄せられるように
別の尾根を下ってしまいました。
今朝登ってきた倉戸山付近では、山と高原地図に「迷」マークが付いており、
そこではピンクと白のリボンがルートを示していたので、
この場所でもリボンが本来のルートを示すと思い込んでいました。
この2回目は、かなり下ってから気が付きました。
踏み跡が無い事に気が付くだろうと思いますが、
ちらほらと残るくらいの雪では、「雪が積もっていない所を歩いたんだろう」
というように自分に都合の良いように解釈して進んでしまいました。
運悪くGPSが地図エラーになっていたが、幸いにもこの時点で回復。
位置を確認すると大幅にルートを逸れていました。
自分では迷っていないと思っていたわけで、正直驚く。
まさかという思いと、早く本来の道に戻らなければと焦る。
地図を見ると、
このままトラバースすれば本来のルートに戻れるかも。
このまま下れば眼下に見えている集落の道路に出られるかも。
と、あらぬ考えがよぎりました。
人間の心理とは不思議なもので、道迷いをしていなければ、
「ルート外を歩こう」なんて考えもしないのに、この時はなぜか
尾根戻らずに、このままルート外を進もうかと迷った自分がいます。
時間はまだたっぷりあることに気持ちを落ち着かせて、
水分を補給して一息入れる。
延々下ってきた尾根を登り返し、地図を確認しながら、
本来のルートの地形を探しました。
こんなに明らかなルートなのになぜ見落としたのだろうか?
雪が楽しくて舞い上がっていたのかもしれない。
石尾根で迷う訳がないと思い込んでいたのかもしれない。
滑ることを気にして視野が狭くなっていたのかもしれない。
いずれにしても、まさかと思う失敗は簡単にやってくるのだと
思い知った山行でした。
道迷い最大の理由は、「地図読みがいい加減」に尽きます。
ポイントポイントで、次はどのような道筋になるのか確認していれば、
最初に間違った尾根に入り込むことは無かったと思います。
次回は、地図読み訓練のための登山をしようと思っています。
ご自分の体験とその検証とを両方丁寧に上げてくださり本当に感謝です。
昨日3月22日、昼から倉戸山から入山し、可能な限りで鷹ノ巣山まで近づきたく思って登りましたが、半年のブランクと花粉症での咳もあったのですが、倉戸山周辺で数回迷いそうになって、結局榧木山までも行けずに下山しました。積雪期だと更に迷いやすいですね。やはり尾根筋が広いと警戒が必要だなと。後は、仰られるとおりに丁寧な地図での地点確認のコンパスワークは基本ですね。僕も概念図やガイドマップに頼らずに地図読みをもっと勉強しようと思いました。有難うございます。
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