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Yamareco

記録ID: 396009
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

倉戸山→鷹ノ巣山→奥多摩駅

2014年01月13日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
08:20
距離
19.8km
登り
1,616m
下り
1,810m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

07:00奥多摩BS/07:20熱海バス停/09:00倉戸山/10:00榧ノ木山/11:20鷹ノ巣山12:15/13:15六ツ石山分岐/13:40三ノ木戸山分岐/15:45奥多摩駅
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
熱海バス停で下りましたが、倉戸口から登った方が良いようです。
コース状況/
危険箇所等
◆雪の状況
倉戸山の手前で軽アイゼン装着しました。
凍っていなければアイゼン無しでも行けると思います。
下山は雪がぐずぐずだったので、アイゼン無しで下りました。
気温の状況によりけりなので、軽アイゼンは必須だと思われます。

◆温泉
「もえぎの湯」へ行きました。夏のような混雑はないですが、狭いのとお湯の質があまり良くないと思っています…。
途中下車になってしまいますが、河辺駅の「河辺温泉梅の湯」がお気に入りです。
倉戸山。
平らな山頂、です。地図に書いてあるとおり、桜の木がたくさんです。4月に来よう。
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倉戸山。
平らな山頂、です。地図に書いてあるとおり、桜の木がたくさんです。4月に来よう。
榧ノ木山手前の「迷」マーク付近。
赤テープを目印に進む。
広い尾根は方向がつかみづらいので、下山は注意かと思いました。
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榧ノ木山手前の「迷」マーク付近。
赤テープを目印に進む。
広い尾根は方向がつかみづらいので、下山は注意かと思いました。
榧ノ木山。
狭いピークがあるだけです。
榧ノ木山。
狭いピークがあるだけです。
こんなかんじの細い尾根を進みます。
人間の足跡よりも動物の足跡の方が多いような道で、とても素敵なルートでした。
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こんなかんじの細い尾根を進みます。
人間の足跡よりも動物の足跡の方が多いような道で、とても素敵なルートでした。
右側は動物の通り道。
左側は登りを避けた人間の道。
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右側は動物の通り道。
左側は登りを避けた人間の道。
水根の分岐。
石尾根が近くなり、空の青さが増した雰囲気に!
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石尾根が近くなり、空の青さが増した雰囲気に!
石尾根との分岐。
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石尾根との分岐。
いざ、石尾根へ!
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いざ、石尾根へ!
水根山近くの分岐で鷹ノ巣山へのルートへ。
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水根山近くの分岐で鷹ノ巣山へのルートへ。
この景色を楽しみに登ってきました!
素敵すぎます。
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この景色を楽しみに登ってきました!
素敵すぎます。
そして、左手側には富士山が。
誰もいない雪原でしばし見とれる。
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そして、左手側には富士山が。
誰もいない雪原でしばし見とれる。
鷹ノ巣はもうすぐそこ。
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鷹ノ巣はもうすぐそこ。
透き通る空。
南アルプスも奇麗に見えました。
常にこの風景を見ながら歩けるのは、石尾根を登る醍醐味だと思ってます。
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南アルプスも奇麗に見えました。
常にこの風景を見ながら歩けるのは、石尾根を登る醍醐味だと思ってます。
しばしゴロゴロ。
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しばしゴロゴロ。
鷹ノ巣山の手前の登り。
凍っていないのでアイゼンはいりませんが、脱ぐのが面倒でそのまま登る。
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鷹ノ巣山の手前の登り。
凍っていないのでアイゼンはいりませんが、脱ぐのが面倒でそのまま登る。
帰宅へ向けて。
こんな感じの尾根をひたすら歩きます。
いつまででも歩いていたい。
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こんな感じの尾根をひたすら歩きます。
いつまででも歩いていたい。
六ツ石付近では雪が無い場所もあったり、
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六ツ石付近では雪が無い場所もあったり、
北側は雪が残っていたりと、歩いていて楽しいです。
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北側は雪が残っていたりと、歩いていて楽しいです。
たまに、凍っている道もあったりで歩きづらい箇所もあります。慎重に。
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たまに、凍っている道もあったりで歩きづらい箇所もあります。慎重に。
三ノ木戸山の手前の分岐。
まさかこの後に道迷いが待っているとは…
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三ノ木戸山の手前の分岐。
まさかこの後に道迷いが待っているとは…
こんなに踏み跡は明瞭なのに、
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こんなに踏み跡は明瞭なのに、
恐らく、ここでは本来のルートから外れていたかと…。
白リボン便利!と思って写真撮っていましたが、間違っていたとは…。
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恐らく、ここでは本来のルートから外れていたかと…。
白リボン便利!と思って写真撮っていましたが、間違っていたとは…。
この先、さらに間違いです。
この先の尾根を下り、ここまで戻ってきました。
(結構踏み跡あります)
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この先、さらに間違いです。
この先の尾根を下り、ここまで戻ってきました。
(結構踏み跡あります)
戻ってきた後、一枚前の写真の右手側へ進みます。
さらに道間違いしました。
戻ってきた後、一枚前の写真の右手側へ進みます。
さらに道間違いしました。
延々道迷いしてから本来のルートの戻る。
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延々道迷いしてから本来のルートの戻る。
人工物のアスファルトが愛おしく見えました。
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人工物のアスファルトが愛おしく見えました。
奥多摩駅への近道。
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奥多摩駅への近道。
この場所で迷いました。
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この場所で迷いました。

感想

まさか下山の石尾根で道をロストするとは…。
同じ道で迷う方がいないように、また自戒も込めてヤマレコに記載しようと思います。

三ノ木戸山を過ぎたあたりで2回も道迷いをしてしまいました。
ちらほらと残る雪に付けられた本来のルートとは別のトレースに
自ずと目が行ってしまい、1回目の道迷い。
この箇所には(自分の足跡も含め)結構しっかりした踏み跡があり、
次に行く方が迷わなければ良いのですが。。。

尾根をいくばくか下りた時に、何だか違うと思い25,000の地図を見ると
明らかに地形が違う。別尾根を下っている。
間違えたと思われる箇所まで尾根を登り返す。

ここで2回目の間違いをしました。
登り返して本来のルートに戻ったと思ったが、まだルート外でした。
目の前にあるピンク・白・黄緑のリボンに引き寄せられるように
別の尾根を下ってしまいました。

今朝登ってきた倉戸山付近では、山と高原地図に「迷」マークが付いており、
そこではピンクと白のリボンがルートを示していたので、
この場所でもリボンが本来のルートを示すと思い込んでいました。

この2回目は、かなり下ってから気が付きました。
踏み跡が無い事に気が付くだろうと思いますが、
ちらほらと残るくらいの雪では、「雪が積もっていない所を歩いたんだろう」
というように自分に都合の良いように解釈して進んでしまいました。

運悪くGPSが地図エラーになっていたが、幸いにもこの時点で回復。
位置を確認すると大幅にルートを逸れていました。
自分では迷っていないと思っていたわけで、正直驚く。

まさかという思いと、早く本来の道に戻らなければと焦る。
地図を見ると、
このままトラバースすれば本来のルートに戻れるかも。
このまま下れば眼下に見えている集落の道路に出られるかも。
と、あらぬ考えがよぎりました。
人間の心理とは不思議なもので、道迷いをしていなければ、
「ルート外を歩こう」なんて考えもしないのに、この時はなぜか
尾根戻らずに、このままルート外を進もうかと迷った自分がいます。

時間はまだたっぷりあることに気持ちを落ち着かせて、
水分を補給して一息入れる。
延々下ってきた尾根を登り返し、地図を確認しながら、
本来のルートの地形を探しました。

こんなに明らかなルートなのになぜ見落としたのだろうか?
雪が楽しくて舞い上がっていたのかもしれない。
石尾根で迷う訳がないと思い込んでいたのかもしれない。
滑ることを気にして視野が狭くなっていたのかもしれない。

いずれにしても、まさかと思う失敗は簡単にやってくるのだと
思い知った山行でした。
道迷い最大の理由は、「地図読みがいい加減」に尽きます。
ポイントポイントで、次はどのような道筋になるのか確認していれば、
最初に間違った尾根に入り込むことは無かったと思います。
次回は、地図読み訓練のための登山をしようと思っています。

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コメント

貴重な分かち合いと丁寧な検証を感謝。
ご自分の体験とその検証とを両方丁寧に上げてくださり本当に感謝です。
昨日3月22日、昼から倉戸山から入山し、可能な限りで鷹ノ巣山まで近づきたく思って登りましたが、半年のブランクと花粉症での咳もあったのですが、倉戸山周辺で数回迷いそうになって、結局榧木山までも行けずに下山しました。積雪期だと更に迷いやすいですね。やはり尾根筋が広いと警戒が必要だなと。後は、仰られるとおりに丁寧な地図での地点確認のコンパスワークは基本ですね。僕も概念図やガイドマップに頼らずに地図読みをもっと勉強しようと思いました。有難うございます。
2016/3/23 9:06
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