リトル比良(一部)


- GPS
- 06:59
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 794m
- 下り
- 787m
コースタイム
天候 | 雪時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
先週に引き続き、リトル比良山域にチャレンジ。先週は装備不足のため寒風峠未達で来た道を戻ることになったが今週は接地面の大きいプラ製かんじき?を携えてリベンジ!
意気込んではみたものの、朝一番は雪が凍っておりそれほど踏み抜くことなく最初の渡渉まではクリア。
その後も歩けそうだったけど、折角持ってきたんだからとプラ製かんじきを装着してみると歩きやすいのなんの。
ちょうどその当たりから雪深くなっていき、このチープな装備が大活躍してくれました。
寒風峠までは渡渉を何度か繰り返し「ここせせらぎの上に雪積もってるんちゃう?」とおぼしき所もチラホラ。一度踏み抜いた時にドボンとつま先が水に浸かってしまいました。
寒風峠までは踏み跡があり、赤マーカーを追いかけながら何とか到達。
そこからは踏み跡が見えないひとり旅。地図、GPSとマーカーを頼りに尾根筋をテクテク登る。
寂しいし不安だし怖いし。でも楽しい。これが山の魔力なのか。
滝山に着いた頃にはけっこう疲弊していて、そこでおにぎり休憩。その後赤テープに導かれるように歩き続けるが「?」と思い地図を見ると方角違い。合計20分ロスして滝山に戻って再びルートを歩く。
けれど、4キロで2.5時間近くかかっており、疲労度、予期せぬトラブルを考えると全ルート踏破は無理と判断。岩阿砂利山へ回らず、尾根筋を下りて鵜川に出る道を選択しました。
こういう場合、尾根は大抵細い。慎重に下りつつなんとか標高250mまで下りましたが、230m付近で地図を拡大すると道が途切れてる!
この時13時半でちょっと焦ってしまい、地図上見えている舗装道路に近づこうと谷筋へ下りる方向を選択。雪で踏み跡が見えないが、道はあるようにも思えました。
しかし上手く下りられず、トラバースしながら様子を見るもここからは無理と判断してけっこう無理して元のルートへ。多分、この時点で遭難に近い状態でした。
元のルートに戻りとりあえずおにぎり休憩、落ち着いて深呼吸して再思考。
ヤマレコのオレンジ踏み跡を探してみると、途切れた道の横にオレンジの点があって、それを追いかけながら下りると道発見。トラバースしていて、無理に下りるより道なりに進んで地図上の破線に合流したいと思ったけれどアウト。戻って再びオレンジ点を追いかけ谷底に出て渡渉。そこで赤テープ発見!
ただ踏み跡は明瞭でなく、川沿いを進むか、踏み跡っぽい道を辿り直登するか。
川沿いを進んで直登距離が長くなることを避けるため、ここで直登を選択。なんとか登り切って林道に出ることが出来ました。
そこでホッと一息。
山歩きをはじめて1年半。怖い経験もしてきたけれど、今日のはほんとに危険だった。焦ると冷静な判断ができなくなって、一歩滑れば命はない。
雪の山は、絶対初めての山域は一人で行ってはいけないと思い知らされました。
ズボンは破けたしゲイターはちぎれたけれど、無事に帰って来られて良かった。
貴重な経験となりました。
ちなみに、谷筋におりて「これって遭難やろ」と思っていた時、踏み跡を追いかけてました(笑)。その踏み跡はどこに続いたのだろう…。
最後になりますが、雪山を歩くためにサロモンの安価な防水シューズを買いました。
今日はドボドボになりましたが水が入ることなく保ってくれて、それが一番感謝でした。
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