ピシカチナイ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 862m
- 下り
- 862m
コースタイム
- 山行
- 10:19
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 10:29
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースなし。林道は雪深く、山中は藪も多い。 |
写真
装備
個人装備 |
足回りはワカン。相棒はスノーシュー。
|
---|---|
共同装備 |
ロープ50m1本
登攀具。
|
感想
数少ないピシカチナイ山の記録を見ていて、隣の岩峰の写真に見とれてしまった。ダブルアックスと登攀装備で登頂した記録がヤマレコに載っていた。登攀意欲をとてもかきたてられた。
ロープと登攀具を背負ってオソウシュダムからスタート。さっそく林道でつまづく。ワカンがズボズボ埋まり、数歩ごとに激しくザックの重みが太ももにのしかかる。ほとんどmにラッセルをお願いすることになった。
林道が川を徒渉した地点で小休止しながら、どう山に取り付くか考える。そのまま取り付いてもいいが、険しそうな上、地形が入り組んでいて難しそうだと思った。面倒だが徒渉して尾根を末端から忠実に辿ることにした。
尾根にはシカ道が続いていて、ラッセルが必要なく、なんとも歩きやすかった。100メートルほど上がったところで、かつての作業道が数本あることが分かり、そちらを辿ることにした。雪は締まっておらず、低木もうるさく、進むのにかなり時間がかかった。
台地に上がったところで、すでに12時を回っていた。13時には山頂に着きたいと思ったが、自分のペースが上がらない。mにほとんどのラッセルを担ってもらうこととなった。14時引き返しと決め、所属山岳会にも下山遅れの可能性を伝えて、山頂を目指すことにした。ロープも登攀具も置いて、山頂を目指す。山頂までmがリードしてくれる。自分はエネルギー不足で非常に厳しい登りだった。
14:20山頂。疲れが吹き飛ぶような光景が広がっていた。東大雪の山々がくっきりと見え、何より目的の岩峰の迫力はすさまじかった。今回は挑戦する権利さえ手にできなかったが、mのおかげで山頂に来ることができてよかった。
すぐさま下山開始。思った以上に下山は早く進み、明るい内に徒渉ポイントまで到達。あとはマシーンと化して林道をこなした。久しぶりにぐったりと疲れた山行だった。
登攀する目的の岩峰にばかり目が行っていたが、まず、そこに辿り付かなければ何も始まらない。やはり全体的に体力が足りないと思う。山行全体の工程管理もそうであるし、もう少し緊張感を持って山に臨まなければならないと感じた。でも、とても良い山だった。いつかまた訪れたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する