ピシカチナイ山
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 783m
- 下り
- 785m
コースタイム
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:58
天候 | 曇り時々雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
除雪しなくても何とか駐車場所に入れた |
写真
感想
ピシカチナイ山は新得町と鹿追町の境にある山。何となく山名の響きがピカチュウに似ていて可愛らしい(?)反面、最高点は鋭く尖っていて存在感がある。調べてみるとアプローチはそこまで長くないのでこの時期でも何とかなるだろうと思った。主に無雪期に使われるピシカチナイ沢からのルートで挑戦。
いつも通り前夜のうちに十勝入り。道の駅うりまくを出発してすぐの所で、凍結路面で強烈な横風に煽られて車が平行移動・・・。対向車線の路肩に突っ込みそうになって焦った。厳冬期は登山口までの運転が核心かもしれない。
道道然別峡線の分岐から出発し、林道をショートカットしつつ進む。ここ数日の寒波で積雪はかなり増えたようで、途中からスノーシューでもそこそこ沈むくらいになった。沢沿いから作業道、そして尾根に取り付くとさらに雪は深くなってくる。シューのラッセルは持ち上げる動作が多いので長時間続けると股関節が痛い。結局6時間近くかかって三角点のある山頂に到着した。
ここまで来たからには1310mの最高点も踏んでおきたい。ひとまずシューからアイゼンに換装してコルに下る。最高点への登りは切れ落ちた細い急斜面で、今回ピッケルを忘れてきたので行けるか不安だった。しかし、両手で地面の新雪を払い落とすとすぐに藪が見える。出てきたハイマツを掘り出して掴めば安定して登って行けた。最高点は立ち上がるのもためらうほどの凄い高度感。雪が硬くなれば登攀技術がないと難しそう。まだ藪が出ているこの時期に行って良かったかもしれない。
晴天の十勝平野と吹雪の大雪山系の境目あたりにいたせいか、この日はあまり眺望が開けることは無かった。それでも久々に厳冬期らしい登山ができて満足だった。
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