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Yamareco

記録ID: 398449
全員に公開
アルパインクライミング
日光・那須・筑波

那須 朝日岳東南稜

2014年01月21日(火) [日帰り]
 - 拍手
tanukigo その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:40
距離
7.0km
登り
794m
下り
788m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:41 大丸駐車場
7:12 峠の茶屋
7:56 東南稜取り付き点〜8:09(ガチャ装着)
10:40 朝日岳山頂〜10:50(休憩)
11:55 峠の茶屋
12:22 大丸駐車場
天候 曇りのち小雪のち吹雪き
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【駐車場】
大丸駐車場利用(無料、50台位駐車可能、売店、トイレ有)

【アクセス】
東北道那須ICより下道で約20キロ。那須湯元までは積雪凍結箇所はありませんでした。那須湯元より先に進むと、一気に積雪凍結箇所が現れます。冬タイヤ、もしくはチェーン必須です。
コース状況/
危険箇所等
【登山ポスト】
大丸駐車場トイレの前と登山指導センター前に有ります。(用紙・ペンなし)

【コース状況】
《大丸駐車場〜峠の茶屋》
公衆トイレ脇にある登山道より登り始めます。
トレースはしっかりあり、新雪ではありましたが、下の雪は圧雪されているのでアイゼン無しで登れました。
登山道は車道を2,3回ほど横切りほぼ峠の茶屋まで直線的につけられてます。

《峠の茶屋〜取り付き点》
峠の茶屋より森林限界を越え一般道を辿り「こんな所に高山植物が!?」の看板付近より眼下に見える3段ある堰堤の上から2番目を目指し斜面を下ります。下降点より一般登山道を外れますが特に危険個所は無いと思います。

《取り付き点〜朝日岳山頂》
取り付き点よりガチャ装着。安全の為、アイザイレンして進みます。
堰堤の右手にある雪稜へと進み取り付きます。
雪稜を登りると岩稜歩きとなります。この区間は支点が無いので途中のピナクルにスリングで支点を取りながら進みます。
高度を上げていくと懸垂岩に到着。このルート上第一の核心部現れます。
約4~5mほど懸垂下降し対岸の乗壁を登り返します。
懸垂用の支点は有りました。乗壁を登りきったところでロープをしまいその後雪稜を30分ほど辿り朝日岳山頂直下へと進みます。
ここで、第二の核心部である急壁の一枚岩が現れます。
岩の端にピックがきく箇所があったのでロープは出さず強引に登り切りました。
状況によってはロープを出したほうが安全です。
一枚岩を登りきると山頂に飛び出ます。

《朝日岳山頂〜一般ルート合流点》
山頂より剣ヶ峰へと一般ルートをつたい剣ヶ峰直下のトラバース地点まで進みます。
積雪期、剣ヶ峰直下のトラバース道(夏道)は雪崩の危険性があるため剣ヶ峰のピークを踏んで避難小屋に抜けるか、そのまま谷に下降するルートになります。
本日は谷に下降し(東南稜取り付き地点)一般ルートへと登り返しました。


早朝の大丸駐車場
停まっている車は売店関係者者かな?
2014年01月21日 06:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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早朝の大丸駐車場
停まっている車は売店関係者者かな?
茶臼岳方面
上空にはなんだか怪しい雰囲気のガスが( ゜Д゜)
2014年01月21日 06:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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茶臼岳方面
上空にはなんだか怪しい雰囲気のガスが( ゜Д゜)
駐車場脇には綺麗に管理されたトイレがあります。
2014年01月21日 06:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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駐車場脇には綺麗に管理されたトイレがあります。
トイレ脇から伸びる登山道より登山開始です。
本日は雪も締まっていて歩き易くツボ足で進みます。
2014年01月21日 06:44撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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トイレ脇から伸びる登山道より登山開始です。
本日は雪も締まっていて歩き易くツボ足で進みます。
途中2、3回ほど車道を横断しながら進みます。
2014年01月21日 06:46撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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途中2、3回ほど車道を横断しながら進みます。
きれいな太陽が昇ってきました。
でも綺麗に太陽を望めたのはここまで(;´Д`)
2014年01月21日 06:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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きれいな太陽が昇ってきました。
でも綺麗に太陽を望めたのはここまで(;´Д`)
ロープウェイ乗り場。
紅葉シーズンはかなりの混雑ですが、今は閑散としています
2014年01月21日 07:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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ロープウェイ乗り場。
紅葉シーズンはかなりの混雑ですが、今は閑散としています
すでに茶臼岳の方面は完全にガスの中(>_<)
2014年01月21日 07:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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すでに茶臼岳の方面は完全にガスの中(>_<)
本日目指す朝日岳方面もガスがかかり始めてきました
2014年01月21日 07:12撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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本日目指す朝日岳方面もガスがかかり始めてきました
峠の茶屋到着〜
2014年01月21日 07:12撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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峠の茶屋到着〜
2014年01月21日 07:13撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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登山指導センター
今は誰もいませんが、登山ポストあります。
2014年01月21日 07:17撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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登山指導センター
今は誰もいませんが、登山ポストあります。
この標識の右に橋がありますが、登山道は左です。
トレースが無いときには間違えないように注意が必要です
2014年01月21日 07:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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この標識の右に橋がありますが、登山道は左です。
トレースが無いときには間違えないように注意が必要です
本来ならば鳥居を潜るはずですが、無理なので脇を進みます
2014年01月21日 07:24撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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本来ならば鳥居を潜るはずですが、無理なので脇を進みます
本来ならこの付近には狛犬が居るはずが!
どこかへ歩いて行ったのかな〜?
2014年01月21日 07:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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本来ならこの付近には狛犬が居るはずが!
どこかへ歩いて行ったのかな〜?
鳥居の先より本格的な登山道へとなって行きました。
2014年01月21日 07:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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鳥居の先より本格的な登山道へとなって行きました。
先に進む青いタヌキ( ;∀;)
2014年01月21日 07:32撮影 by  DSC-WX1, SONY
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先に進む青いタヌキ( ;∀;)
ガスの切れ間から本日目指す朝日岳
2014年01月21日 07:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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ガスの切れ間から本日目指す朝日岳
茶臼岳方面もガスの切れ間より顔を見せくれました♪
2014年01月21日 07:39撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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茶臼岳方面もガスの切れ間より顔を見せくれました♪
怪しい雲行きの中順調に進んでゆきます
2014年01月21日 07:40撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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怪しい雲行きの中順調に進んでゆきます
アルペン的な朝日岳〜
2014年01月21日 07:41撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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アルペン的な朝日岳〜
森林限界を越えると強風の為、登山道にはあまり積雪は有りません
2014年01月21日 07:42撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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森林限界を越えると強風の為、登山道にはあまり積雪は有りません
東南稜取り付き点は眼下に見える堰堤を目指し、一般登山道より外れ下降します。
でももう少し進みます。
2014年01月21日 07:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1/21 7:43
東南稜取り付き点は眼下に見える堰堤を目指し、一般登山道より外れ下降します。
でももう少し進みます。
剣ヶ峰
積雪時は夏道(トラバース)は、雪崩の危険があるのでピークを踏んで通過するのが安全です
2014年01月21日 07:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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剣ヶ峰
積雪時は夏道(トラバース)は、雪崩の危険があるのでピークを踏んで通過するのが安全です
堰堤より、右上に伸びる稜線が東南稜です
2014年01月21日 07:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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堰堤より、右上に伸びる稜線が東南稜です
違う位置より東南稜
2014年01月21日 07:46撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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1/21 7:46
違う位置より東南稜
分かりにくいですが、シュカブラも有りました
2014年01月21日 07:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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分かりにくいですが、シュカブラも有りました
この看板付近より、先ほど眼下に見えていた堰堤に向け下降します
2014年01月21日 07:48撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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この看板付近より、先ほど眼下に見えていた堰堤に向け下降します
堰堤到着!
これより装備変更します
2014年01月21日 07:56撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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堰堤到着!
これより装備変更します
ガチャ装着中〜
2014年01月21日 08:09撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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ガチャ装着中〜
tanukigo師の下、これより登攀開始します
2014年01月21日 08:15撮影 by  DSC-WX1, SONY
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tanukigo師の下、これより登攀開始します
こうやって見るとベテランクライマーに見えます
( ;∀;)
2014年01月21日 08:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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1/21 8:26
こうやって見るとベテランクライマーに見えます
( ;∀;)
こちらは必死に進む青いタヌキ( ;∀;)
2014年01月21日 08:41撮影 by  DSC-WX1, SONY
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1/21 8:41
こちらは必死に進む青いタヌキ( ;∀;)
この付近より次第に天候が悪化してきました。
2014年01月21日 08:42撮影 by  DSC-WX1, SONY
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この付近より次第に天候が悪化してきました。
こんな感じの岩稜を登ります
2014年01月21日 08:42撮影 by  DSC-WX1, SONY
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こんな感じの岩稜を登ります
先行するtanukigoの師
2014年01月21日 08:54撮影 by  DSC-WX1, SONY
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先行するtanukigoの師
この時点で辺りを見渡すと完全にガスの中
2014年01月21日 09:03撮影 by  DSC-WX1, SONY
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この時点で辺りを見渡すと完全にガスの中
取り付き点から朝日岳山頂の約中間位にある懸垂岩
2014年01月21日 09:06撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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取り付き点から朝日岳山頂の約中間位にある懸垂岩
これより懸垂下降します
2014年01月21日 09:32撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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これより懸垂下降します
高低差はあまり無いですが慎重に下降します
2014年01月21日 09:32撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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高低差はあまり無いですが慎重に下降します
懸垂下降後、対岸に現れた垂壁を登り返します。
2014年01月21日 09:49撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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懸垂下降後、対岸に現れた垂壁を登り返します。
本日の一番の核心部です
2014年01月21日 09:49撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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本日の一番の核心部です
慎重に、慎重に(>_<)
2014年01月21日 09:50撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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慎重に、慎重に(>_<)
あともう少しですよ〜
2014年01月21日 09:50撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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あともう少しですよ〜
複雑な操作ををするtanukigoの師!
御年73歳!
もはやこの境地に来ると、超人です( ;∀;)
2014年01月21日 09:59撮影 by  DSC-WX1, SONY
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複雑な操作ををするtanukigoの師!
御年73歳!
もはやこの境地に来ると、超人です( ;∀;)
もう辺りは真っ白( ゜Д゜)
2014年01月21日 09:59撮影 by  DSC-WX1, SONY
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もう辺りは真っ白( ゜Д゜)
青いタヌキ這い上がってきました( ;∀;)
2014年01月21日 10:02撮影 by  DSC-WX1, SONY
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青いタヌキ這い上がってきました( ;∀;)
垂壁を登りきるとこんな感じの雪稜歩きになります
2014年01月21日 10:13撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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垂壁を登りきるとこんな感じの雪稜歩きになります
この時点でロープはしまっているので慎重に進みます
2014年01月21日 10:13撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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この時点でロープはしまっているので慎重に進みます
2014年01月21日 10:18撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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2014年01月21日 10:23撮影 by  DSC-WX1, SONY
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朝日岳山頂直下の一枚岩の急壁が現れます‼
ここはロープは出さづ慎重に登り切りました( ゜Д゜)
2014年01月21日 10:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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朝日岳山頂直下の一枚岩の急壁が現れます‼
ここはロープは出さづ慎重に登り切りました( ゜Д゜)
2014年01月21日 10:38撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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1/21 10:38
頑張りました〜(^-^)
朝日岳山頂到着です♪
2014年01月21日 10:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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頑張りました〜(^-^)
朝日岳山頂到着です♪
最近はまっているポーズですか?
2014年01月21日 10:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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最近はまっているポーズですか?
こちらは、相変わらずいつものポーズです( ;∀;)
2014年01月21日 10:44撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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こちらは、相変わらずいつものポーズです( ;∀;)
以前は朝日岳の看板があったはずですが、今はこの標識だけでした
2014年01月21日 10:44撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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以前は朝日岳の看板があったはずですが、今はこの標識だけでした
山頂にある小さな鳥居
2014年01月21日 10:45撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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山頂にある小さな鳥居
下山時は一般ルートを剣ヶ峰方面に進みました
2014年01月21日 11:01撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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下山時は一般ルートを剣ヶ峰方面に進みました
意外と神経を使う鎖場のトラバース
2014年01月21日 11:04撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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意外と神経を使う鎖場のトラバース
剣ヶ峰直下のトラバースする付近まで進んできました
2014年01月21日 11:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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剣ヶ峰直下のトラバースする付近まで進んできました
先ほどまでいた朝日岳のピークは完全にガスの中
2014年01月21日 11:16撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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先ほどまでいた朝日岳のピークは完全にガスの中
積雪期トラバースは雪崩の危険があるので、眼下に見える堰堤まで下ります
2014年01月21日 11:25撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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1/21 11:25
積雪期トラバースは雪崩の危険があるので、眼下に見える堰堤まで下ります
急斜面をサッサと下ります
2014年01月21日 11:27撮影 by  DSC-WX1, SONY
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急斜面をサッサと下ります
結構楽しい〜
2014年01月21日 11:27撮影 by  DSC-WX1, SONY
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1/21 11:27
結構楽しい〜
堰堤まで下り、登り返し一般ルートを合流
2014年01月21日 11:34撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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堰堤まで下り、登り返し一般ルートを合流
朝つけてきたトレースは、下山時は殆ど消えてました。
かなり雪が降ったみたいです
2014年01月21日 11:47撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1/21 11:47
朝つけてきたトレースは、下山時は殆ど消えてました。
かなり雪が降ったみたいです
駐車場に戻ってきました。
本日は終日ガラガラでした
2014年01月21日 12:22撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
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1/21 12:22
駐車場に戻ってきました。
本日は終日ガラガラでした

感想

本格的に登山を始めてからいつかは登攀してみたいと思っていた朝日岳東南稜。
休日、山行に行かない日にはクライミングジムや外岩に足を運び経験を積んできました。
そして、ついにtanukigoの師の同伴の下、東南稜へといってきました。

21日午前5時自宅を出発。
登山口である大丸温泉を目指します。6時半ごろ到着。
すぐに準備をして登山開始。
この時点で風は殆ど有りませんでしたが本日目指すピークはガスの中、天候に不安を抱きながらも一般ルートを使い順調に進みます。
雪は締まり歩き易く東南稜取り付き地点に来たところでガチャ・アイゼンを装着。
安全の為、アイザイレンし東南稜へと取り付きました。
本日はtanukigoの師が先行しダブルビレイにより高度を上げていきます。
岩稜を慎重に進み懸垂点に到着。この区間の通過が本日の第一の核心部です。約4〜5mですが、懸垂下降し高度を下げたのち対岸の乗壁を登り返します。
経験の浅いtanukigoにとってはかなりの緊張を強いられながらの通過となりました。
登りきるとホッと一息。ここで、ロープはしまいました。取り付きはじめより小雪が舞い始めた天候はこの時点で本降りの雪となり高度を上げるにつれ影も増していきかなりの不安を抱きながらの行程となっていきます。
視界の悪い中、tanukigoの師のリードにより先に進みます。tanukigoの師御年73歳ですがここまで来ると超人です。
朝日岳山頂直下まで進むと一枚岩の急壁が現れましたがロープは出さず慎重に登ります。
ここが第二の核心部です。やはり緊張を強いられる区間です。一枚岩を登りきると山頂へ飛び出ました。しかし、悪天候のため完全にモノクロの世界。
しかし、展望は無くても念願の東南稜を登攀できた喜びでいっぱいの中、下山しました。

下山時は峰の茶屋避難小屋方面に一般ルートを進み、剣ヶ峰直下のトラバースする付近より眼下に見える堰堤まで尾根づたいにおり、堰堤より登り返し一般ルートと合流し駐車場へと戻りました。
悪天候の中、今回の山行はtanukigoの師の指導の下安全に登頂でき充実した山行になりました。

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