厳冬期 西穂高岳（単独）

2022年02月11日(金) 〜 2022年02月12日(土)

• GPS: 32:00
• 距離: 7.6km
• 登り: 877m
• 下り: 878m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:50

13:40 西穂高口
14:30 西穂山荘

2日目

• 山行: 4:30
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:30

6:40 西穂山荘
7:00 7:00 西穂丸山
7:50 7:50 西穂独標
8:50 8:50 西穂高岳
8:50 9:00 チャンピオンピーク４峰
10:40 11:30 西穂山荘
12:10 西穂高口

天候

曇り（1日目）→ 晴れ（2日目）

アクセス

利用交通機関：

バス

バスタ新宿から濃飛バスで平湯
平湯から濃飛バスで新穂高ロープウェイ

コース状況／危険箇所等

・独標直下は丸山側・本峰側とも急。確実なアイゼン・ピッケルワークを。
・降雪量が多く、夏道（ピークを巻く道）で行ってもかなり雪が付いていた。実際にトレースも夏道が多かった。
・西穂本峰直下はルンゼを登下降するのが通常だが、長野県側の尾根にもトレースがついていた。
・当日雪庇の踏み抜きによる滑落があった模様。話を聞いていると、岩の段差を避けるために雪庇側を歩いてしまったらしい。他人のトレースなどに惑わされず、なるべく岐阜県側を歩きたい。

写真

2/12 6:51

日の出とともに西穂山荘のテント場出発。
（前日はガスガスで写真なし...）

2/12 7:07

丸山。山荘からすぐです。

2/12 7:43

すごい迫力です。天気もベストコンディション。

2/12 7:43

独標。
ここの上り下りが神経使います。

2/12 7:43

目指せ山頂！

2/12 8:03

ピラミッドピーク。

2/12 8:04

ピラミッドピークから振り返って。

2/12 8:52

山頂到着！
意外とあっさりでした。

2/12 8:53

修行を積んだら、厳冬期の西穂〜奥穂もやってみたい。

2/12 8:57

3連休の中日で山頂はこんな感じ。
紅葉期並みに人来てたと思います。

2/12 8:57

下りも慎重に。

2/12 10:22

テント場の様子。
イグルーを作っている猛者もいました。

2/12 11:29

名物西穂ラーメンもいただきます。

2/12 11:48

さらば西穂山荘。
ちなみに雪庇踏み抜きによる滑落があったらしく、長野県の救助関係者（県警？）の方が来ていました。
行かれる方は十分ご注意ください。

撮影機器：

EOS Kiss M ボディ CANON

装備

個人装備

着替え テルモス ヘルメット コンパス 地形図 救急キット スマホ バッテリー 手袋（含む替え） ヘリテージクロスオーバードーム ガス缶 ガスヘッド コッヘル サーマレストXライトW ピッケル わかん ストック ハードシェル ダウンジャケット 寝袋 寝袋カバー 銀マット ヘッドライド 12本爪アイゼン ゲイター チェーンアイゼン スコップ ゴーグル バラクラバ 高度計 ライター

感想

astroysmr

3連休中日を狙って、西穂高岳にいってきました。

天気も予報どおり風も穏やかな晴天で、良いコンディションで挑めました。木曜に雪が降ったばかりなので、独標から先は特に新雪の感じがありました。
連休中ということもあって、人も多く、常に視界には登山者がいて、トレースもしっかりでした。

西穂山荘から、距離と獲得標高自体は大したことがないので、あっという間でしたが、やはり岩場や急斜面の上り下りは神経を使います。特に今回は人も多く渋滞気味の箇所もあり、すれ違いにも少し難儀しました。

山荘に長野県警っぽい方がいて、雪庇の踏み抜きによる滑落があったようです。どうやら岩場の段差を避けて（あろうことか）雪庇側を歩いてしまったようです。西風で長野県側に雪庇が出ていることは周知のことかと思いますが、なるべく岐阜県側を歩くように意識しないとだめですね。他人のトレースを信じちゃだめです。