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Yamareco

記録ID: 399882
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雪山ハイキング
丹沢

丹沢の奥 檜洞丸 (神ノ川ゲートからピストン)

2014年01月25日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:55
距離
4.7km
登り
1,166m
下り
137m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

上り:神ノ川の登山道入口から山頂まで2時間40分。
下り:山頂から神ノ川の駐車スペースまで2時間37分。
天候 くもり 山頂:9.8℃ 視界良好。地上は14℃まで上がって3月下旬の陽気に。
過去天気図(気象庁) 2014年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自家用車:神ノ川ヒュッテのゲートまで、林道はノーマルタイヤで行けました。
コース状況/
危険箇所等
概ね冬山です。林道のアスファルトは所々凍結、登山道に入って杉林の一部には所々固く雪が残る。ブナ林は直登で時々足をすくわれる。熊笹ノ峰からの尾根道はアイゼンを付けるか迷う所。檜洞の階段の登りからはアイゼン必要。
山頂からauケータイ、ダメでした。
神ノ川ヒュッテのある風景。右道路から逆U字にカーブするとやがて林道ゲートが。そこで行き止まり。車は路肩駐車です。トイレは冬季閉鎖なので注意。
2時間40分後に別世界へー。
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神ノ川ヒュッテのある風景。右道路から逆U字にカーブするとやがて林道ゲートが。そこで行き止まり。車は路肩駐車です。トイレは冬季閉鎖なので注意。
2時間40分後に別世界へー。
ゲート過ぎ登山道入口。急な登り口&日陰&霜&凍結&ゴロ石に注意。ここまでの林道も所々アイスバーン。
ゲート過ぎ登山道入口。急な登り口&日陰&霜&凍結&ゴロ石に注意。ここまでの林道も所々アイスバーン。
序盤は杉林。ジグザグ・直登でひたすら歩く。林の切れ間には積雪があって注意、特に林道の出口近く。
1時間程歩く。
序盤は杉林。ジグザグ・直登でひたすら歩く。林の切れ間には積雪があって注意、特に林道の出口近く。
1時間程歩く。
(振り返り)そしてブナ林。本来のコースは埋まってしまい直登に近い。中央フリーウェイ〜♪。
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(振り返り)そしてブナ林。本来のコースは埋まってしまい直登に近い。中央フリーウェイ〜♪。
右に見える大室山(1587m)。
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右に見える大室山(1587m)。
左は蛭ヶ岳(1672.7m)。
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左は蛭ヶ岳(1672.7m)。
(振り返り)まるで滑走路〜、晴れていればそんな気分になれる尾根。ハァハァ言いながら登る。
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(振り返り)まるで滑走路〜、晴れていればそんな気分になれる尾根。ハァハァ言いながら登る。
(3D交差法) もうじき熊笹ノ峰、その手前にあるブナ。躍動感があります、3Dです。わかります?
(3D交差法) もうじき熊笹ノ峰、その手前にあるブナ。躍動感があります、3Dです。わかります?
熊笹ノ峰に出た。ここで一休み。他のパーティーさんが下りて来た。
熊笹ノ峰に出た。ここで一休み。他のパーティーさんが下りて来た。
何の跡だろう、2ヶ所ありました。気になったもので。
何の跡だろう、2ヶ所ありました。気になったもので。
檜洞丸が見えてきましたよ。
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檜洞丸が見えてきましたよ。
(3D交差法) 鎖場の様子。手前からぐーっと見下ろす形。雪が無くアイゼン履いていると歩きにくい。
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(3D交差法) 鎖場の様子。手前からぐーっと見下ろす形。雪が無くアイゼン履いていると歩きにくい。
岩を巻いて歩きます。
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岩を巻いて歩きます。
土が蒔かれていた。雪解けを誘ってるのでしょう。一発目の階段へ。
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土が蒔かれていた。雪解けを誘ってるのでしょう。一発目の階段へ。
(振り返り)尾根伝いの道。遠く山々が見え出す。
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(振り返り)尾根伝いの道。遠く山々が見え出す。
そして檜洞丸手前の階段を登ったとこ。ここからの景色は素晴らしいですね!西には富士山、東には蛭ヶ岳も。
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そして檜洞丸手前の階段を登ったとこ。ここからの景色は素晴らしいですね!西には富士山、東には蛭ヶ岳も。
山頂到着。曇り9.8℃。風も無く人も少なく静かでした。
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山頂到着。曇り9.8℃。風も無く人も少なく静かでした。
山頂から西に見えます白峰三山(しらねさんざん)、北岳・間ノ岳・農鳥岳。83km先の景色。そしてその手前に三ツ峠山。よーく見ると電波塔が見えます。
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山頂から西に見えます白峰三山(しらねさんざん)、北岳・間ノ岳・農鳥岳。83km先の景色。そしてその手前に三ツ峠山。よーく見ると電波塔が見えます。
山頂から見えます箱根の大涌谷。
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山頂から見えます箱根の大涌谷。
山頂から見えます富士山。山中湖も写ってマス。
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山頂から見えます富士山。山中湖も写ってマス。
(3D交差法) 山頂の様子。立体でどうぞ。
(3D交差法) 山頂の様子。立体でどうぞ。
(3D交差法) 安全祈願の祠。飛び出しマス。
(3D交差法) 安全祈願の祠。飛び出しマス。
山頂から見えます塔ノ岳。
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山頂から見えます塔ノ岳。
お昼ごはん。いつもこんなもんです。ポットでもアツアツ。5分位おくと食べ頃。
食事して30分位、下山します。
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お昼ごはん。いつもこんなもんです。ポットでもアツアツ。5分位おくと食べ頃。
食事して30分位、下山します。
山頂から少し離れて蛭ヶ岳。
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山頂から少し離れて蛭ヶ岳。
山頂から少し下った所で八ヶ岳。
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山頂から少し下った所で八ヶ岳。
山頂から少し下った階段から白峰三山。
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山頂から少し下った階段から白峰三山。
山頂から少し下った階段から甲斐駒ヶ岳(たぶん)。
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山頂から少し下った階段から甲斐駒ヶ岳(たぶん)。
まだ2時なのに遠くが夕焼けっぽかった。
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まだ2時なのに遠くが夕焼けっぽかった。
最後にもう一度富士山。
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最後にもう一度富士山。
タップリ奥丹沢でした。
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タップリ奥丹沢でした。
杉林になってから。登山道だけに積もる雪。この辺りまでアイゼンを付けていた。外してしまってまた滑りそうで怖かった。
杉林になってから。登山道だけに積もる雪。この辺りまでアイゼンを付けていた。外してしまってまた滑りそうで怖かった。

感想

檜洞丸(1601m)は丹沢2番目に高い山。塔ノ岳や丹沢山より奥まっているので丹沢の中でも比較的空いてると思います。
序盤:神ノ川 林道〜登山道入口〜ヤタ尾根杉林出口まで
路肩に駐車し冬季閉鎖のトイレを右に見ながら林道ゲートを通過、ミラーバーンが滑ることを確認しながら慎重に歩く。
すぐに登山道の入口、ここから比較的急な階段で慎重に登ること20〜30mで杉林をジグザグに登る。右に大室山を見ながら。
犬越路の林道を横切る手前では積雪があり歩くのに難儀する。
林道に出てこれまた小さく窮屈な階段を上がるとすぐに積雪の道、こんな所で滑落してたまるか、と、気合いを入れ靴底を雪に食い込ませて慎重に登る。ここからしばらく荒れた登山道を歩く。所々積雪もあって斜面もあって滑りそうで歩きにくい。アイゼンを付けるかどうか迷うけどそのまま登る。やがて太陽光が差し込んで明るくなりブナ林の尾根に出る。ここまで丁度1時間。
中盤:ブナ林〜熊笹ノ峰まで
積雪もタップリでトレースもありアイゼン無しで登れる。木々は葉を落とし太陽が出ていればサンサンと浴びる状態。左に蛭ヶ岳、右に大室山を見ながらの雪中登山。トレース跡はほぼまっすぐ、こんなにきつかったっけと思うほど直登。視界が開けて景色を楽しみながら登る。ここまで麓から1時間50分。熊笹ノ峰の尾根に出ると富士山全景が見える。ここは丁度いい休憩場所です。
終盤:熊笹ノ峰から檜洞丸まで
多少のアップダウンを繰り返しつつ比較的尾根伝いに歩く。歩くにつれて富士山を中心に右手景色が変わって眼下にゴーラ沢も見えて雄大な奥丹沢が楽しめる。
途中に岩を巻ながら歩きやがて鎖場。斜めだけど道幅もあるので慎重に歩けば抜けられる。そしてスカイハイな尾根コースを歩き足取りも軽やか。やがて檜洞丸の全景が見える。ここまではアイゼン無しでも歩ける感じ。
檜洞への階段入口でアイゼンは必須。階段にはいつもより積雪が多目だった。そして振り返れば絶景、南アルプスが見え2つ目の階段を上がり振り返ると八ヶ岳が見える。この階段からの見晴らしは最高。
階段を登り切ると檜洞を背中に270度のパノラマが。しばらく見ていたい風景。爽快感100%。
山頂:山頂は比較的広くて平ら。テーブルは6,7箇所程度。混雑時はシート持参が良い。南に塔ノ岳、東に木々の合間の蛭ヶ岳、箱根の山々や愛鷹山、白峰三山、そして富士山が見える。富士山の手前にはエメラルドグリーンの山中湖。麓から2時間40分でした。
そして帰りはやはり滑りやすい。特に杉林の下り斜面が冷や汗もの、雪が消えるまで油断してはいけない。
檜洞丸は人も少なく落ち着いていていいですね。

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コメント

中央フリーウェ〜イ
Kintacさん、こんばんは。
ビール工場より大室山、蛭ヶ岳の方が格好いいですね
滑走路とあるのはジャンプ台 のことでしょうか。
飛んだら気持ち良さそう

積雪の檜洞丸の様子が分かりやすくてよかったです。
急登で雪が多く、鎖場もあると聞いただけでビビってしまいますが、
これらに負けない絶景が見られるのですね。
檜洞丸は西丹沢自然教室へ下ったことが一度あるのですが、草木が多く、
こんなに眺めが良かったとか山が沢山見えるとか、
知らなかったので驚いています。

檜洞丸は遠くて交通手段が悩みの種ですが、
やはりシチュエーションを変えて、また行きたくなりました。
特に、積雪期の絶景を外すなんてできません!
2014/1/30 23:35
Re: 中央フリーウェ〜イ
rainbowさん、コメントありがとうです。

さすがにジャンプ台はないです。
尻ソリが丁度いいと言った斜面です。故に登りは・・・

交通手段をちょっと調べてみました。日帰りできるかもしれませんよ。
JR中央本線から神奈川中央交通バス(神奈中バス)で行きの2つのパターンを紹介します。
【パターン1】:相模湖駅 (バス代830円)
 相模湖駅06:00(始発)−三ヶ木06:22 (近所のすき家で朝食) 06:55三ヶ木(始発)−神の川入口07:34−林道を5km徒歩、1時間で登山道入口。 山頂着11時20分。
【パターン2】:藤野駅 (バス代420〜550円)
 藤野駅06:47−賽の神06:58-(乗り換え)-07:02賽の神-やまなみ温泉07:08着-(乗り換え)-07:15やまなみ温泉発−07:32東野着−徒歩6.6km09:00登山道入口着。山頂着11:40。
ただしバスですから始発は定刻どおりでも途中が怪しかったりします。パターン1だとたぶん予定どおりだと思います、でも運賃が少々お高め。パターン2は乗り継ぎが2回あること、でも田舎道で込みませんからたぶん時間どおりだと思います。あとパターン2はパターン1より安いですがバス停から遠いのが難点。その次の便でのんびり熊笹の峰辺りまでの散策に切り替える手もあります。
帰路についてはパターン2のルートで乗り換え1回版がありそうです。乗り換え待ちの時にやまなみ温泉に入る手も。

一か八かいかがです? 懐深い丹沢にとーぞ。

神奈中バス 時刻表検索:
http://www.kanachu.co.jp/dia/index.html
2014/2/1 11:03
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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