丹沢の奥 檜洞丸 (神ノ川ゲートからピストン)


- GPS
- 02:55
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 137m
コースタイム
下り:山頂から神ノ川の駐車スペースまで2時間37分。
天候 | くもり 山頂:9.8℃ 視界良好。地上は14℃まで上がって3月下旬の陽気に。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね冬山です。林道のアスファルトは所々凍結、登山道に入って杉林の一部には所々固く雪が残る。ブナ林は直登で時々足をすくわれる。熊笹ノ峰からの尾根道はアイゼンを付けるか迷う所。檜洞の階段の登りからはアイゼン必要。 山頂からauケータイ、ダメでした。 |
写真
感想
檜洞丸(1601m)は丹沢2番目に高い山。塔ノ岳や丹沢山より奥まっているので丹沢の中でも比較的空いてると思います。
序盤:神ノ川 林道〜登山道入口〜ヤタ尾根杉林出口まで
路肩に駐車し冬季閉鎖のトイレを右に見ながら林道ゲートを通過、ミラーバーンが滑ることを確認しながら慎重に歩く。
すぐに登山道の入口、ここから比較的急な階段で慎重に登ること20〜30mで杉林をジグザグに登る。右に大室山を見ながら。
犬越路の林道を横切る手前では積雪があり歩くのに難儀する。
林道に出てこれまた小さく窮屈な階段を上がるとすぐに積雪の道、こんな所で滑落してたまるか、と、気合いを入れ靴底を雪に食い込ませて慎重に登る。ここからしばらく荒れた登山道を歩く。所々積雪もあって斜面もあって滑りそうで歩きにくい。アイゼンを付けるかどうか迷うけどそのまま登る。やがて太陽光が差し込んで明るくなりブナ林の尾根に出る。ここまで丁度1時間。
中盤:ブナ林〜熊笹ノ峰まで
積雪もタップリでトレースもありアイゼン無しで登れる。木々は葉を落とし太陽が出ていればサンサンと浴びる状態。左に蛭ヶ岳、右に大室山を見ながらの雪中登山。トレース跡はほぼまっすぐ、こんなにきつかったっけと思うほど直登。視界が開けて景色を楽しみながら登る。ここまで麓から1時間50分。熊笹ノ峰の尾根に出ると富士山全景が見える。ここは丁度いい休憩場所です。
終盤:熊笹ノ峰から檜洞丸まで
多少のアップダウンを繰り返しつつ比較的尾根伝いに歩く。歩くにつれて富士山を中心に右手景色が変わって眼下にゴーラ沢も見えて雄大な奥丹沢が楽しめる。
途中に岩を巻ながら歩きやがて鎖場。斜めだけど道幅もあるので慎重に歩けば抜けられる。そしてスカイハイな尾根コースを歩き足取りも軽やか。やがて檜洞丸の全景が見える。ここまではアイゼン無しでも歩ける感じ。
檜洞への階段入口でアイゼンは必須。階段にはいつもより積雪が多目だった。そして振り返れば絶景、南アルプスが見え2つ目の階段を上がり振り返ると八ヶ岳が見える。この階段からの見晴らしは最高。
階段を登り切ると檜洞を背中に270度のパノラマが。しばらく見ていたい風景。爽快感100%。
山頂:山頂は比較的広くて平ら。テーブルは6,7箇所程度。混雑時はシート持参が良い。南に塔ノ岳、東に木々の合間の蛭ヶ岳、箱根の山々や愛鷹山、白峰三山、そして富士山が見える。富士山の手前にはエメラルドグリーンの山中湖。麓から2時間40分でした。
そして帰りはやはり滑りやすい。特に杉林の下り斜面が冷や汗もの、雪が消えるまで油断してはいけない。
檜洞丸は人も少なく落ち着いていていいですね。
コメント
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Kintacさん、こんばんは。
ビール工場より大室山、蛭ヶ岳の方が格好いいですね
滑走路とあるのはジャンプ台 のことでしょうか。
飛んだら気持ち良さそう
積雪の檜洞丸の様子が分かりやすくてよかったです。
急登で雪が多く、鎖場もあると聞いただけでビビってしまいますが、
これらに負けない絶景が見られるのですね。
檜洞丸は西丹沢自然教室へ下ったことが一度あるのですが、草木が多く、
こんなに眺めが良かったとか山が沢山見えるとか、
知らなかったので驚いています。
檜洞丸は遠くて交通手段が悩みの種ですが、
やはりシチュエーションを変えて、また行きたくなりました。
特に、積雪期の絶景を外すなんてできません!
rainbowさん、コメントありがとうです。
さすがにジャンプ台はないです。
尻ソリが丁度いいと言った斜面です。故に登りは・・・
交通手段をちょっと調べてみました。日帰りできるかもしれませんよ。
JR中央本線から神奈川中央交通バス(神奈中バス)で行きの2つのパターンを紹介します。
【パターン1】:相模湖駅 (バス代830円)
相模湖駅06:00(始発)−三ヶ木06:22 (近所のすき家で朝食) 06:55三ヶ木(始発)−神の川入口07:34−林道を5km徒歩、1時間で登山道入口。 山頂着11時20分。
【パターン2】:藤野駅 (バス代420〜550円)
藤野駅06:47−賽の神06:58-(乗り換え)-07:02賽の神-やまなみ温泉07:08着-(乗り換え)-07:15やまなみ温泉発−07:32東野着−徒歩6.6km09:00登山道入口着。山頂着11:40。
ただしバスですから始発は定刻どおりでも途中が怪しかったりします。パターン1だとたぶん予定どおりだと思います、でも運賃が少々お高め。パターン2は乗り継ぎが2回あること、でも田舎道で込みませんからたぶん時間どおりだと思います。あとパターン2はパターン1より安いですがバス停から遠いのが難点。その次の便でのんびり熊笹の峰辺りまでの散策に切り替える手もあります。
帰路についてはパターン2のルートで乗り換え1回版がありそうです。乗り換え待ちの時にやまなみ温泉に入る手も。
一か八かいかがです?
神奈中バス 時刻表検索:
http://www.kanachu.co.jp/dia/index.html
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