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Yamareco

記録ID: 4011090
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山滑走
氷ノ山

氷ノ山::山頂で悪天に捕まっても仙谷でパウダー!

2022年02月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
マメゾウムシ その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:16
距離
7.6km
登り
606m
下り
1,047m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:47
休憩
0:23
合計
5:10
9:32
9:32
6
9:38
9:39
25
10:04
10:04
103
11:47
12:06
18
12:24
12:24
76
13:40
13:43
2
13:45
13:45
2
13:47
ゴール地点
わかさ氷ノ山スキー場トップ8:36〜三ノ丸9:39〜1448m小ピーク10:04-15〜東面滑走〜大屋川右俣1220m10:24-37〜氷ノ山11:42-12:08〜仙谷滑走〜わかさ氷ノ山スキー場ゲレンデ13:18〜わかさ氷ノ山スキー場無料駐車場13:47
天候 曇りのち雪
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
わかさ氷ノ山スキー場より
2022年02月21日 04:59撮影
1
2/21 4:59
わかさ氷ノ山スキー場より
ゲレンデトップ
2022年02月19日 08:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 8:34
ゲレンデトップ
まずは杉林の狭い尾根の急登から。
2022年02月19日 08:50撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 8:50
まずは杉林の狭い尾根の急登から。
稜線に出る。
2022年02月19日 09:07撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 9:07
稜線に出る。
三ノ丸避難小屋はだいぶ雪に埋まっていた。扉は3週間前と同様に開かず、避難小屋として使えない。
2022年02月19日 09:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 9:34
三ノ丸避難小屋はだいぶ雪に埋まっていた。扉は3週間前と同様に開かず、避難小屋として使えない。
氷ノ山の山頂が見える。
2022年02月19日 09:38撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 9:38
氷ノ山の山頂が見える。
1448m小ピークより、まずは大屋川源流の東面滑走。
2022年02月19日 10:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 10:12
1448m小ピークより、まずは大屋川源流の東面滑走。
激パウ!
2022年02月19日 10:24撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 10:24
激パウ!
大屋川右俣1220mまで滑り、氷ノ山に登り返す。
2022年02月19日 10:48撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 10:48
大屋川右俣1220mまで滑り、氷ノ山に登り返す。
サルノコシカケがたくさん!
2022年02月19日 11:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 11:02
サルノコシカケがたくさん!
山頂の南面に長いシューティングクラックが何本も入っていた(2022年2月19日AM11:30)。積雪が風の影響を強く受けてスラブ化した(板状になった)状態。シューティングクラックは積雪の不安定性を示す直接的な証拠となるクラス1データであり、面発生表層雪崩が発生しやすい状況であることを意味する。積雪内部に弱層があり、そこそこの斜度があれば、いつ雪崩が起こってもおかしくはない。山頂南面は斜度がないので問題はなかったが。
2022年02月21日 04:58撮影
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山頂の南面に長いシューティングクラックが何本も入っていた(2022年2月19日AM11:30)。積雪が風の影響を強く受けてスラブ化した(板状になった)状態。シューティングクラックは積雪の不安定性を示す直接的な証拠となるクラス1データであり、面発生表層雪崩が発生しやすい状況であることを意味する。積雪内部に弱層があり、そこそこの斜度があれば、いつ雪崩が起こってもおかしくはない。山頂南面は斜度がないので問題はなかったが。
天候悪化は想定よりも早く、山頂にて暴風雪に捕まる。
2022年02月19日 11:36撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 11:36
天候悪化は想定よりも早く、山頂にて暴風雪に捕まる。
山頂の避難小屋に避難して休憩する。すでに誰もおらず、小屋内でシールを外して滑走の準備をした。
2022年02月19日 11:43撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 11:43
山頂の避難小屋に避難して休憩する。すでに誰もおらず、小屋内でシールを外して滑走の準備をした。
仙谷は山頂からダイレクトにドロップできる。仙谷源頭も積雪が板状に割れるスラブ状態であったので、雪崩の誘発を避けるために、なるべくオープンバーンを避けて、木の多い所を選んで滑走した。
2022年02月19日 12:13撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 12:13
仙谷は山頂からダイレクトにドロップできる。仙谷源頭も積雪が板状に割れるスラブ状態であったので、雪崩の誘発を避けるために、なるべくオープンバーンを避けて、木の多い所を選んで滑走した。
谷に入ると、風もなくなり、温和な気象条件になる。おまけにパウダーも溜まっていた。
2022年02月19日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 12:20
谷に入ると、風もなくなり、温和な気象条件になる。おまけにパウダーも溜まっていた。
パウダー滑走を楽しめたが、下るに連れて湿雪へと変わっていった。
2022年02月19日 12:20撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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2/19 12:20
パウダー滑走を楽しめたが、下るに連れて湿雪へと変わっていった。
下部は沢割れだらけでデンジェラス。実はゲレンデに出る所を見過ごして下がりすぎていた。
2022年02月19日 12:49撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 12:49
下部は沢割れだらけでデンジェラス。実はゲレンデに出る所を見過ごして下がりすぎていた。
シールを貼って登り返してゲレンデに出る。
2022年02月19日 13:18撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2/19 13:18
シールを貼って登り返してゲレンデに出る。
滑走終了。
2022年02月19日 13:34撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
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滑走終了。
下山後はこれ!
2022年02月19日 17:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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2/19 17:27
下山後はこれ!

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 バラクラバ 毛帽子 ブーツ ザック ビーコン スコップ ゾンデ 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 ガムテープ 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック ナイフ カメラ ビンディング スキー板 シール

感想

今シーズンは関西でも雪が豊富で、パウダーも滑れる。先週末の土曜日は、パウダー狙いで兵庫・鳥取県境の氷ノ山へバックカントリーに行ってきた。3週間前にも計画したが、その時はホワイトアウトのため山頂まで行けなかった。そのリベンジのつもりであったが、午後から荒れる予報だったので、正午までには山頂には着いておきたかった。
1448m小ピークから東面の激パウ滑走まではよかったが、山頂まで登り返したら、予想よりも早く、すでに暴風雪の大荒れだった。結構本気モードで山頂の避難小屋に逃げ込むが、すでに誰もいなかった。この避難小屋のおかげで、休憩でき、シールを外したりなど滑走の準備も整えることはできた。
避難小屋から覚悟して出て、視界不良の中、コンパスにて方角を確認してから、仙谷へドロップした。源頭部はウインドスラブができていて、雪が板状に割れる。山頂に登り返す途中でも、かなり長いシューティングクラックが何本も入っていて、雪崩リスクが高いことはわかっていたので、なるべく木の多い所を選んで滑走した。
谷に入ると風も治まり、山頂とは大違いの温和な気象条件に変わる。おまけにパウダーも溜まっている。パウダー滑走をかなり楽しんだが、標高を下げるにつれて雪は湿雪に変わっていった。やがて沢割れが目立つようになり、危険な状況になるが、それはゲレンデに出る場所を見逃していたためと判明。シールをつけて左岸を登り返したら、すぐにゲレンデだった。杉林が出てきた所で、トラバースに入れば登り返す必要はなかった。
仙谷は夏道はついているが、冬季はスキーヤーしか通らないだろうと思っていたら、スノーシューの若者2名が下りてきてびっくり。ストックもピッケルも持たずによく下りてきたなと、若い人の体力の凄さには感心はしたが、判断や装備のことで、今後のことを危惧してしまった。
とりあえずは3週間前のホワイトアウト時のリベンジはしたが、風雪は今回の方が酷かった。それでも期待したパウダーが滑れて、そこそこ充実したバックカントリーだった。

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