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Yamareco

記録ID: 4015250
全員に公開
雪山ハイキング
日光・那須・筑波

守子登山口から釈迦ヶ岳(高原山)、重い雪で撤退寸前

2022年02月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:09
距離
11.3km
登り
1,045m
下り
1,036m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:44
休憩
0:26
合計
7:10
8:41
15
スタート地点
8:56
8:57
26
9:23
9:24
97
11:01
11:01
2
11:03
11:03
138
13:21
13:42
58
14:40
14:41
2
14:43
14:44
35
15:19
15:19
21
15:40
15:41
10
15:51
ゴール地点
天候 曇りのち晴れのち雪
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
県道63号から入った林道は、右折してから変にシャーベット上の雪が踏み固められ滑りまくりました。
4WDでも進むのが際どかったです。
さらに登山口に向かう登りの道は、相当雪道を走り慣れていないと進めないと思います。
コース状況/
危険箇所等
序盤は積雪が少なく、ノーマルでも進めます。
守子神社辺りから踏み抜きが始まります。
雪は全体的に重く、ワカンに雪がこびりついて、足への負担がハンパなかったです。
滑落して止まらないような、危険な場所はありません。
ルート上にはテープ類が多くあり、辿れば道迷いはないですが、間隔の広い場所が多々あり、やはり地図やGPSは必要です。
車でここを上がって行けなかった。
無理して突破して、この先でスタックしたらどうしようもないので、バックで戻る。
広い場所に駐車してスタート。
いきなり敗退気配が漂う。
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車でここを上がって行けなかった。
無理して突破して、この先でスタックしたらどうしようもないので、バックで戻る。
広い場所に駐車してスタート。
いきなり敗退気配が漂う。
登山口までたどり着いているのは、猟師さんの車かな?
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登山口までたどり着いているのは、猟師さんの車かな?
登山口から山道へ。
足元がノーマルでは、階段部分が怖かった。
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登山口から山道へ。
足元がノーマルでは、階段部分が怖かった。
先行者のトレースが続く。
雪は湿り気が強い。
アイゼンを履いた方が楽に歩けるだろうか?
遠くで銃声が数発鳴った。
先行者のトレースが続く。
雪は湿り気が強い。
アイゼンを履いた方が楽に歩けるだろうか?
遠くで銃声が数発鳴った。
守子神社に到着。
予報通り晴れてきた。
この辺りから踏み抜きが出始める。
トレースが一人分になったが・・・もしかして登山者?
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守子神社に到着。
予報通り晴れてきた。
この辺りから踏み抜きが出始める。
トレースが一人分になったが・・・もしかして登山者?
猟犬に追い立てられる鹿の群れが左から右へ・・・写真にはイマイチ写らなかったが。
そして右の方で銃声が数発。
結構近かったので、しばらくその場に留まった。
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猟犬に追い立てられる鹿の群れが左から右へ・・・写真にはイマイチ写らなかったが。
そして右の方で銃声が数発。
結構近かったので、しばらくその場に留まった。
ここでトレースが右に折れる・・・猟師さんだった模様。
ここからは古いトレースをたどる。
ここでトレースが右に折れる・・・猟師さんだった模様。
ここからは古いトレースをたどる。
鹿の群れが走り去った跡。
3
鹿の群れが走り去った跡。
別の登山口へ行く分岐点。
2022年02月20日 09:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/20 9:45
別の登山口へ行く分岐点。
この雪面・・・昨日は雪ではなく雨だったのか?
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この雪面・・・昨日は雪ではなく雨だったのか?
この辺から、古いトレースさえ見つかり辛くなる。
この辺から、古いトレースさえ見つかり辛くなる。
膝下までの踏み抜きが増えてきたのでワカンを装着。
できれば前山近くまでノーマルで行きたかった。
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膝下までの踏み抜きが増えてきたのでワカンを装着。
できれば前山近くまでノーマルで行きたかった。
尾根にある雪庇によじ登る。
2022年02月20日 10:25撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/20 10:25
尾根にある雪庇によじ登る。
夏道は、雪庇の左下。
脛まで沈み込みながら、雪庇の上を進んで行く。
結構疲れてきてしまった。
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夏道は、雪庇の左下。
脛まで沈み込みながら、雪庇の上を進んで行く。
結構疲れてきてしまった。
ここには古いトレースがくっきり。
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ここには古いトレースがくっきり。
サルノコシカケに積雪。
急斜面を休み休み登っていく。
ワカンごと斜面の雪に蹴り込まないとズリ落ちることも。
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サルノコシカケに積雪。
急斜面を休み休み登っていく。
ワカンごと斜面の雪に蹴り込まないとズリ落ちることも。
前山までもうすぐ。
この辺は、風が強めに吹く。
2022年02月20日 11:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
2/20 11:00
前山までもうすぐ。
この辺は、風が強めに吹く。
前山であろう場所に到着。
ここに11時までに付かなければ撤退しようと思っていたが、オーバーしたのは5分だけ。
小休止して、13時くらいまでに行けるところまで行ってみる。
2022年02月20日 11:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
2/20 11:05
前山であろう場所に到着。
ここに11時までに付かなければ撤退しようと思っていたが、オーバーしたのは5分だけ。
小休止して、13時くらいまでに行けるところまで行ってみる。
サルオガセ。
正面に釈迦ヶ岳。
凄い青空になってきた。
なんとか登頂したいが・・・
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正面に釈迦ヶ岳。
凄い青空になってきた。
なんとか登頂したいが・・・
毎歩、足首以上に沈み込む上に、ワカンに雪がへばりつく。
足を上げるのに体力を使う。
疲れ過ぎて、どこで撤退するかばかりを考えてしまう。
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毎歩、足首以上に沈み込む上に、ワカンに雪がへばりつく。
足を上げるのに体力を使う。
疲れ過ぎて、どこで撤退するかばかりを考えてしまう。
西平岳とかが見える。
ここは風が弱いので、このまま休憩して引き返そうかとも思ったが、まだ13時までは時間がある。
もう少し頑張ってみる。
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西平岳とかが見える。
ここは風が弱いので、このまま休憩して引き返そうかとも思ったが、まだ13時までは時間がある。
もう少し頑張ってみる。
どこでも歩けそうなだだっ広い尾根。
できるだけテープを追う。
どこでも歩けそうなだだっ広い尾根。
できるだけテープを追う。
ノートレースな開けた斜面に霧氷の残り。
以前にここを登っている時は、ノートレースを楽しむ余裕があったが、今日は修行にしか思えない。
股関節周りが痛くなってくる。
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ノートレースな開けた斜面に霧氷の残り。
以前にここを登っている時は、ノートレースを楽しむ余裕があったが、今日は修行にしか思えない。
股関節周りが痛くなってくる。
尾根に上がったら、釈迦ヶ岳の霧氷が見えた。
少しだけやる気が起きる。
2
尾根に上がったら、釈迦ヶ岳の霧氷が見えた。
少しだけやる気が起きる。
急斜面を、数歩歩いては休みを繰り返して、少しずつ進んで行く。
2022年02月20日 12:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4
2/20 12:28
急斜面を、数歩歩いては休みを繰り返して、少しずつ進んで行く。
ワカンの跡がクッキリ残る。
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ワカンの跡がクッキリ残る。
霧氷が増えてきた。
風で時々落ちてくる氷もある。
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霧氷が増えてきた。
風で時々落ちてくる氷もある。
お、男体山か?
いつのまにか、釈迦ヶ岳に雲。
既に12:50だし、景色が無いんじゃ行く価値は低いが、残りの標高は90mを切っている。
13時には着けないが、もう行くしかないか!?
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いつのまにか、釈迦ヶ岳に雲。
既に12:50だし、景色が無いんじゃ行く価値は低いが、残りの標高は90mを切っている。
13時には着けないが、もう行くしかないか!?
その行く気を削ぐ、ワカンに付く雪団子。
重くて仕方ない。
3
その行く気を削ぐ、ワカンに付く雪団子。
重くて仕方ない。
霧氷越しの男体山。
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霧氷越しの男体山。
山頂が近くなって、青空が広がりだした。
急げ〜!とは思っても、スピードは上がらない。
2
山頂が近くなって、青空が広がりだした。
急げ〜!とは思っても、スピードは上がらない。
急坂をクリアし、頂上へ向かう雪庇の上へ。
ほとんど水平移動なのに、なかなか頂上にたどり着けない。
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急坂をクリアし、頂上へ向かう雪庇の上へ。
ほとんど水平移動なのに、なかなか頂上にたどり着けない。
プチモンスター。
1
プチモンスター。
息も絶え絶え、リミット20分超過で釈迦ヶ岳に登頂。
積雪期に登頂するのは3度目だが、今期は最も積雪量が多い。
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息も絶え絶え、リミット20分超過で釈迦ヶ岳に登頂。
積雪期に登頂するのは3度目だが、今期は最も積雪量が多い。
大仏様に着く雪は少ない。
三角点を掘り起こそうかと思ったが、疲れが酷くヤメ。
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大仏様に着く雪は少ない。
三角点を掘り起こそうかと思ったが、疲れが酷くヤメ。
日光連山が見えてラッキー。
しばらくしたら雲に隠れた。
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日光連山が見えてラッキー。
しばらくしたら雲に隠れた。
南の方には厚い雲。
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南の方には厚い雲。
那須岳にも雲がかかっている様子。
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那須岳にも雲がかかっている様子。
バチ当りな気はしたが、大仏様の台座に腰掛けて休憩。
お賽銭を置いてきた。
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バチ当りな気はしたが、大仏様の台座に腰掛けて休憩。
お賽銭を置いてきた。
積雪期に守子から鶏頂山に行くのは、ほとんど無理っぽいなぁ。
雲が多くなってきたし、下山を開始する。
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積雪期に守子から鶏頂山に行くのは、ほとんど無理っぽいなぁ。
雲が多くなってきたし、下山を開始する。
雪庇上の足跡。
ワカンでこれだけ沈むんだから疲れる。
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雪庇上の足跡。
ワカンでこれだけ沈むんだから疲れる。
歩いてきた尾根。
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歩いてきた尾根。
西平岳へ続く稜線。
これくらいの積雪では、藪漕ぎ・踏み抜きは避けられないか?
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西平岳へ続く稜線。
これくらいの積雪では、藪漕ぎ・踏み抜きは避けられないか?
自分の足跡を踏みつぶしながら下っていく。
登りとは比べるべくもなく楽だが、それでも足をある程度高く持ち上げる必要があり、股関節周りの痛みが増す。
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自分の足跡を踏みつぶしながら下っていく。
登りとは比べるべくもなく楽だが、それでも足をある程度高く持ち上げる必要があり、股関節周りの痛みが増す。
トレースを外れて適当に下りていたら、危うく登山道から離れていくところだった。
この辺で、雪が降り始める。
トレースを外れて適当に下りていたら、危うく登山道から離れていくところだった。
この辺で、雪が降り始める。
ちょっと吹雪いてきた。
顔の左側に雪が当たってくる。
踏み跡は深いので消えないだろう。
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ちょっと吹雪いてきた。
顔の左側に雪が当たってくる。
踏み跡は深いので消えないだろう。
埋まり始めた踏み跡。
溜まった雪はパウダーで、ワカンに雪がこびり付かなくなり、楽に歩けるようになった。
4
埋まり始めた踏み跡。
溜まった雪はパウダーで、ワカンに雪がこびり付かなくなり、楽に歩けるようになった。
前山に再訪。
ここでこの写真を撮ったら、iPhoneの電源が落ちた。
寒さのせいか、いつの間にかバッテリー残量が10%に。
以降iPhoneはポケットに入れ、念のためガーミンを起動させる。
2022年02月20日 14:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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2/20 14:36
前山に再訪。
ここでこの写真を撮ったら、iPhoneの電源が落ちた。
寒さのせいか、いつの間にかバッテリー残量が10%に。
以降iPhoneはポケットに入れ、念のためガーミンを起動させる。
守子神社まで戻ってきた。
随分雪が溶けてきたようだ。
ワカンを外すか迷ったが、もうしばらく様子見。
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守子神社まで戻ってきた。
随分雪が溶けてきたようだ。
ワカンを外すか迷ったが、もうしばらく様子見。
この辺は、トレース部が凍結し始めている。
気温が下がったか?
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この辺は、トレース部が凍結し始めている。
気温が下がったか?
土が連続してきたので、ワカンを外す。
1
土が連続してきたので、ワカンを外す。
登山口に到着。
猟師さん達は帰ったようだ。
2
登山口に到着。
猟師さん達は帰ったようだ。
雪が無くなってきた駐車地にゴール。
iPhoneのバッテリー残量は10%のままだった。
林道での車の運転は、まだまだ注意が必要だった。
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雪が無くなってきた駐車地にゴール。
iPhoneのバッテリー残量は10%のままだった。
林道での車の運転は、まだまだ注意が必要だった。

感想

雪が多めの時の高原山に登っておきたくて、守子登山口から山頂を目指しました。

トレースが残っているかと思いきや、守子神社の先からは古いトレースが時々見える程度。
しかも雪質が良くなく、沈み込む上にワカンにこびりつき、足への負担がハンパない。
そう簡単に登頂出来るとは思っていませんでしたが、途中で撤退を何度も意識するほど大変な山行になるとは思いませんでした。
それでも頑張ったご褒美か、登頂時には、山頂付近に青空が広がったり霧氷が見られたりして、達成感が味わえました。

もう少ししたら、もみじラインから鶏頂山を目指したいと思っています。

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