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記録ID: 401727
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

宮指路岳---仙ケ岳 (ヤケギ谷〜仙鶏尾根)

2008年04月03日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:20
距離
11.7km
登り
1,121m
下り
1,113m

コースタイム


6:50 山の家駐車地
7:10 大石橋
8:50 東海展望
9:10 宮指路岳 山頂
9:30 犬返しの険
10:35 小社峠
11:00 仙ケ岳
11:20 仙ノ石
12:15 仙鶏乗越
13:00 林道着地
 屏風岩 見学
14:10 駐車地
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小岐須峡 山の家駐車地 有 20台ほど
コース状況/
危険箇所等
コース全般歩かれていて迷うところは無い

宮指路岳〜仙ケ岳 間の稜線上は
  ★花崗岩のザレたキレット「犬返しの険」
  ★痩せ尾根
があって足元に注意が必要です。

仙鶏乗越〜林道までの降り
  ★高度感のある細い山腹道 疲労した足元に注意
宮指路岳登山口
カワラコバ谷道・ヤケギ谷道
分岐
カワラコバ谷道・ヤケギ谷道
分岐
小滝を眼下にしながら
小滝を眼下にしながら
可憐な椿が癒してくれる
可憐な椿が癒してくれる
いい雰囲気の二次林の中をいく
いい雰囲気の二次林の中をいく
仙ケ岳双耳峰
東海展望より
三体岩仏
東海展望より
三体岩仏
宮指路岳(946m)くしろ
宮指路岳(946m)くしろ
馬乗り岩
恐怖の犬返しの険
恐怖の犬返しの険
ザレたキレット
仙ケ岳への縦走路
仙ケ岳への縦走路
仙ケ岳 山頂 961m
仙ケ岳 山頂 961m
仙の石
絶妙のバランス
仙の石
絶妙のバランス
仙鶏乗越
ここから降ります
仙鶏乗越
ここから降ります
細い山腹道 注意
細い山腹道 注意
こんなところも
疲れた体に優しいせせらぎ
疲れた体に優しいせせらぎ
屏風岩を見学
麓の桜は満開

感想


6:50   車は山の家の駐車場に停める。一番乗りだ。
      大石橋までの林道を、ウォーミングアップをかねて歩き出す。
      天気は良いけど風が少々強い感じだ。
7:10   大石橋から山道でも右の林道を詰めても堰堤のところで出合う。
      左岸へ渡ると程なくカワラコバ道との分岐に出る。
      沢を左下に見ながら山腹に付けられた道を行く。
7:38   三度ほど渡渉を繰り返すと、やがて沢から離れるように
      小さな尾根に急登するようになる。
      小尾根を越すと再び沢の左岸沿いに道は続く。
7:53   沢音が小さくなり尾根に取り付くジグザグの急登になり
      やがて道は涸れ沢を過ぎ樹林帯の登りになる。
8:15   振り返ると木の間から入道ヶ岳の姿がシルエットとして
      浮かんで見える。椿が可憐な花を咲かせている。
      P6辺りから歩きやすい道が続きひと登りで
8:50   東海展望に到着
      宮指路岳から仙ヶ岳への縦走路・三体仏岩が望める。
      一旦降って再び登り返すと、稜線上の展望がきく道が
      しぜんに宮指路岳へ導いてくれる。
9:10   宮指路岳 頂上 風が強い。ヤッケを着ける。
      雑木で眺めは良くないが、それでもこれから向かう仙ヶ岳をはじめ野登山
      入道・鎌・御在所・釈迦・竜と鈴鹿の主要山稜が望める。
9:30   ここから県境稜線上を仙ヶ岳に向かう。
      木の枝を掴みながら急下降すると、そこが「犬返しの險」
      おっかないところである。脆い花崗岩質の岩稜と、それが崩れ両側の谷が
      切れ落ちたザレたガレ場だ。二歩進んで一歩ズルッとしてしまう。
      おまけに滋賀県側から時折突風が唸りをあげて吹き付けてくる。
      もう四つん這いで行くしかない。落っこちたら誰も助けには来てくれまい。
      左のほうから岩の間を抜けて無事通過。
      安全な樹林の中の尾根道に入る。
9:45   鞍部にアライ谷からの道が上って来ているが、あまり踏まれていない様子だ
      この先仙ヶ岳までの稜線上の縦走路には、「犬返しの險」には及ばない
      ものの、4・5箇所ザレたガレ場が連続して現れるので、要注意だ。
      救いは、美しい仙ヶ岳の雄姿が徐々に近づいてくることだろう。
10:35   気の抜けない痩せ尾根を、5〜6のアップダウンを繰り返し
      小社峠に着く。仙ヶ谷からの道はよく利用されている。
11:00   背の低い笹の切り開かれた道をゆっくりと登りつめると
      そこが仙ヶ岳の頂上だ。
      宮指路岳からの眺めに負けず劣らずのパノラマである。
      辛かった縦走路の疲れが吹っ飛ぶ。
11:20   ここから一気に降ったところに奇岩の「仙の石」が鎮座する。
      誰がいつこんなところに持ってきたんだろうなんて思いながら
      岩の周りをぐるっと巡って仙鶏尾根に向かう。
ここからの下りが凄い。木の枝が無ければとても降りれそうに無いほどの
      急降下が続く。ロープも固定されているが、ブラブラしていて掴むと
      かえって危険な感じがする。
      登りは辛いだろう。鈴鹿に三大急登があるとすれば、間違いなく
      ランクインだ。
11:35   降り立った鞍部で昼食をとる。
      ラーメンを茹でていると、6人ほどのパーティが横を通っていった。
      登りご苦労さん。
12:00   お腹が満足したのでスタート。
12:15   15分ほど再び急降下した所が仙鶏乗越。
     小岐須へ降る。
      植林帯のジグザグ道を降っていくと沢が現れ、左岸の山腹を
      高く巻く道になる。右の谷は結構な高度で切れ落ちていて
      注意が必要だ。道そのものも細く、疲れた足には危険。
      落ちたら「さようなら〜」って感じ。
12:45   小さく尾根を越すと左からの沢に出合い、それを渡渉すると
      小社峠からの道と合流する。
      再び左岸の高巻きの道になり、高度を下げながら最後に沢を石飛びで渡ると
13:00   林道終点の堰堤に降りたつ。
      ここからは、心地よい渓谷の流れを聴きながら広い林道を鼻歌交じりに、
      今日の楽しく充実した山行きを思い返しながら、屏風岩に寄り道して
     山の家までのんびりと歩く。
      

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