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Yamareco

記録ID: 4025111
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

籠田山・鹿嶺、そして頼朝桜

2022年02月24日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:48
距離
10.6km
登り
604m
下り
626m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:17
休憩
0:07
合計
5:24
距離 10.6km 登り 635m 下り 666m
8:10
15
8:25
17
8:42
8:46
67
9:53
9:54
96
11:30
20
11:50
11:51
38
13:34
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き JR保田駅から小保田バス停(スタート)
帰り JR保田駅に戻る(ゴール)
コース状況/
危険箇所等
上大帷子地区の北方に豊かな山容を見せるのが籠田山(190.8m)、長狭街道をはさんで南方に横たわるのが大帷子山系最高峰の鹿嶺(189m)です。
籠田山へは、小保田峠・小鋸山の縦走路から入りましたが、入口はロープが張られていました。コース上の急下降やヤセ尾根にはロープが設置されていました。籠田山を過ぎ、南の支尾根に入る箇所には目印らしきものはなく、地図読みで斜面を慎重に下ると、やがて道形が現れ、長狭街道まで導いてくれました。
次に長狭街道から鹿嶺へのコースですが、丸木を束ねた簡易橋を渡ると、まもなく道形が不明になりました。一瞬、稜線にたどり着けるかと心配しましたが、三井金属鉱業の石柱を確認でき、稜線上の鞍部に出ました。尾根筋にはササが生い茂っている場所もありましたが、靴巾ひとつほどの踏み跡は付いていました。最後は「鋸南自然の家」への道路がUターンする所に下りることになりますが、その手前の短い区間では、道形が怪しくなりました。
その他周辺情報 頼朝桜の満開を期待していましたが、まだ1〜2分咲きでした。
小保田バス停で下車し、小保田峠の西寄りの分岐に出て、道標の「白狐峠・小鋸山」に向かいます。
2022年02月24日 08:45撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 8:45
小保田バス停で下車し、小保田峠の西寄りの分岐に出て、道標の「白狐峠・小鋸山」に向かいます。
内房線110号送電鉄塔です。
2022年02月24日 08:57撮影 by  SO-01L, Sony
2/24 8:57
内房線110号送電鉄塔です。
東京湾が遠くに垣間見られます。
2022年02月24日 08:58撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 8:58
東京湾が遠くに垣間見られます。
雲間からの斜光が、伊予ケ岳方面の山波に降り注ぎ、「天地の境」のような奇景を演出し、風景に活気を与えていました。
2022年02月24日 09:05撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:05
雲間からの斜光が、伊予ケ岳方面の山波に降り注ぎ、「天地の境」のような奇景を演出し、風景に活気を与えていました。
道標地点から籠田山への尾根に入りますが、入り口にはロープが張られており、一般ルートでないことを示しているようです。
2022年02月24日 09:11撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:11
道標地点から籠田山への尾根に入りますが、入り口にはロープが張られており、一般ルートでないことを示しているようです。
236m点手前の急峻な箇所には、ロープが設置されていました。
2022年02月24日 09:14撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:14
236m点手前の急峻な箇所には、ロープが設置されていました。
ヤセ尾根にはロープが設置されており、安心して通過できました。
2022年02月24日 09:14撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:14
ヤセ尾根にはロープが設置されており、安心して通過できました。
ヤセ尾根が続きます。気ままなひとり旅、慎重に歩を進めます。
2022年02月24日 09:41撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:41
ヤセ尾根が続きます。気ままなひとり旅、慎重に歩を進めます。
ロープに頼って急登をクリアしました。
2022年02月24日 09:46撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:46
ロープに頼って急登をクリアしました。
幾つかのコブを越えて籠田山に立つと、小さな山頂に4等三角点標石が置かれていました。
2022年02月24日 09:52撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 9:52
幾つかのコブを越えて籠田山に立つと、小さな山頂に4等三角点標石が置かれていました。
私以外に冬枯れの尾根を歩く人影はなく、心にしみる清々しい気分になりました。
2022年02月24日 09:54撮影 by  SO-01L, Sony
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私以外に冬枯れの尾根を歩く人影はなく、心にしみる清々しい気分になりました。
林間にしっかりした道形が現れました。
2022年02月24日 10:10撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 10:10
林間にしっかりした道形が現れました。
そのまま長狭街道に導かれました。
2022年02月24日 10:17撮影 by  SO-01L, Sony
2/24 10:17
そのまま長狭街道に導かれました。
保田川沿いの道は、約3.5kmにわたって河津桜が植えられています。源頼朝がこの地に上陸して再起を誓ったことにちなみ、この地では河津桜を頼朝桜と呼んでいます。
折よく快晴になってきました。流れに沿って快調に歩を進めますが、新田橋と中橋の間ではまだ1〜2分咲きでした。
2022年02月24日 10:43撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 10:43
保田川沿いの道は、約3.5kmにわたって河津桜が植えられています。源頼朝がこの地に上陸して再起を誓ったことにちなみ、この地では河津桜を頼朝桜と呼んでいます。
折よく快晴になってきました。流れに沿って快調に歩を進めますが、新田橋と中橋の間ではまだ1〜2分咲きでした。
満開に近い桜はもありました。
2022年02月24日 10:58撮影 by  SO-01L, Sony
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満開に近い桜はもありました。
ウメも咲いています。
2022年02月24日 10:59撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 10:59
ウメも咲いています。
丸木を束ねた簡易橋ですが、ロープも張られていて無事に通過できました。
2022年02月24日 11:04撮影 by  SO-01L, Sony
2/24 11:04
丸木を束ねた簡易橋ですが、ロープも張られていて無事に通過できました。
踏み跡を拾いながら進みます。次第に道形は怪しくなりましたが、三井金属鉱業の石柱を見つけて安心しました。
2022年02月24日 11:17撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 11:17
踏み跡を拾いながら進みます。次第に道形は怪しくなりましたが、三井金属鉱業の石柱を見つけて安心しました。
鞍部を目指して斜面上の踏み跡をたどり、鞍部に出ました。
2022年02月24日 11:24撮影 by  SO-01L, Sony
2/24 11:24
鞍部を目指して斜面上の踏み跡をたどり、鞍部に出ました。
鞍部からわずかに北上すると、石畑富士と呼ばれる188m点に至りました。フェンスが張られ、視界は閉ざされ、何の変哲もない頂上でした。
2022年02月24日 11:30撮影 by  SO-01L, Sony
2/24 11:30
鞍部からわずかに北上すると、石畑富士と呼ばれる188m点に至りました。フェンスが張られ、視界は閉ざされ、何の変哲もない頂上でした。
石畑富士から鞍部を経て尾根上を南進し、西に進路を変えるとほどなく鹿嶺に至りました。足早に歩き、石畑富士から鹿嶺までの所要時間は20分でした。
2022年02月24日 11:51撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 11:51
石畑富士から鞍部を経て尾根上を南進し、西に進路を変えるとほどなく鹿嶺に至りました。足早に歩き、石畑富士から鹿嶺までの所要時間は20分でした。
所々で眺めが広がり、海が見えると、明るく、おおらかな気持ちになります。天気は上々で心も軽く、楽しさも増幅しました。
2022年02月24日 11:52撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 11:52
所々で眺めが広がり、海が見えると、明るく、おおらかな気持ちになります。天気は上々で心も軽く、楽しさも増幅しました。
信福寺分岐です。
2022年02月24日 11:56撮影 by  SO-01L, Sony
2/24 11:56
信福寺分岐です。
151m点は保田浅間山と呼ばれていますが、ここから東京湾を隔てて富士を遙拝したのでしょう。
2022年02月24日 12:29撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 12:29
151m点は保田浅間山と呼ばれていますが、ここから東京湾を隔てて富士を遙拝したのでしょう。
134.1m点は4等三角点(点名は中原)です。神社記号があるとおり、木花咲耶姫命を祭る浅間神社が社殿を構えていたようですが、今は現存しません。
2022年02月24日 12:35撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 12:35
134.1m点は4等三角点(点名は中原)です。神社記号があるとおり、木花咲耶姫命を祭る浅間神社が社殿を構えていたようですが、今は現存しません。
コンクリート造の通路を下ります。
2022年02月24日 12:38撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 12:38
コンクリート造の通路を下ります。
「鋸南自然の家」への道路脇のUターン箇所に下りましたが、左に「鋸南自然の家」を見送ったあと、道形は不明瞭になりました。
2022年02月24日 12:56撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 12:56
「鋸南自然の家」への道路脇のUターン箇所に下りましたが、左に「鋸南自然の家」を見送ったあと、道形は不明瞭になりました。
登り電車の発車時刻まで時間が余りましたので、頼朝桜を鑑賞したり、休憩舎で読書をしたりしました。この桜は8分咲きです。
2022年02月24日 13:24撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 13:24
登り電車の発車時刻まで時間が余りましたので、頼朝桜を鑑賞したり、休憩舎で読書をしたりしました。この桜は8分咲きです。
JR保田駅に隣接する公園にある頼朝桜です。鋸南町では、この木の咲き具合を頼朝桜の開花の目安にしているとのことです。
2022年02月24日 13:36撮影 by  SO-01L, Sony
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2/24 13:36
JR保田駅に隣接する公園にある頼朝桜です。鋸南町では、この木の咲き具合を頼朝桜の開花の目安にしているとのことです。
撮影機器:

感想

去年は2月20日過ぎに頼朝桜を見にいきましたが、花の最盛期を過ぎていました。今年は、2月初めに咲き始めたと報じられていましたので、昨日(2月24日)に計画したのですが、全体的には1〜2分咲きでした。ここしばらくの寒気が開花を遅らせたのではないかと思います。暖かくなると急に満開ということにもなりますが、このたび、ほぼ満開という木も見ましたので、再訪するかは迷っています。

冬の山歩きは、日当たりのよい房総の低山で足慣らしをすることにしていますが、今回は地図読みと花見という要素も加わり、それなりに満足しました。

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