乙妻山(梯子尾根〜北東斜面)


- GPS
- 07:52
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,544m
- 下り
- 1,541m
コースタイム
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね危険個所ナシ。梯子尾根は多少のラッセルになった。 |
その他周辺情報 | 風呂&温泉:むれ温泉天狗の館。600円は安いと思う。小型リンゴ6個で300円で売っていたが、とても美味しかった。 |
写真
感想
この日は久々に山スキー同人の皆様との山行。当初は泊まりの予定を立てようとしていたものの、天候が安定しないので日帰り山行に。
決まった行き先は、乙妻山。ここは1月末のイグルー山行で途中まで登り、「春だったら1dayで行けるかもねぇ」と話をしていたルート。思わぬ形で実現することになり、楽しみ半分、「私が足を引っ張るんじゃないか」とのプレッシャー半分、といったところ。
出発0時45分、道の駅4時半到着で一旦仮眠、5時過ぎに道の駅を出発して6時前に駐車場に着いたら・・・1月下旬に来た時より、明らかに小さくなっている。除雪の雪が、積みあがっている。地元のKさんいわく、「今年は雪が多すぎて除雪が間に合ってない」とのこと。これでは駐車スペース問題が発生するのも当然だな。。
6時半頃出発、梯子尾根の取りつき点まではルート経験ありなのだけど、やはりこのメンバーだと行動が早いな、と思う。多分、歩く早さからすると普段のyoshikitoと一緒の時と変わらないかゆっくりなのだけど、ルート選択に全く迷いがない。そして、それぞれが自分のペースで歩いているから女性チームは若干先頭から遅れるのだけど、「速度に差分は有れど、ヘルプは要らない」という実力があるとお互いの共通認識があるので、随時リグループはするものの、見守るということはしない。もちろん厳冬期のラッセルが無いから単純比較はできないのだけど、判断の速さも行動速度に表れてくるんだろうな、と思う。
ルートは特に難しいところはなく、数か所多少超えにくいところがあったのみ。心配していた強風が吹くこともなく、終始快晴で全員から笑顔がこぼれる。登っている尾根は日当たりが良くて雪は悪くなっているものの、北側サイドは雪が生きており、「これはThe Dayを引き当てたのでは??」と全員の心が高鳴る。稜線に乗っても風は弱く、無事に乙妻山山頂にたどり着くことができた。黒姫山、火打山などなど、黄砂で多少かすんでいるものの、素晴らしい絶景。ひとしきり景色を楽しみ、滑走モードに切り替えたところで強風が吹き始めた。ちょっと遅れてたら、強風にやられてただろう。早出が正解。
お楽しみの滑走、山頂から少し降りたあたりから。当初はビミョウなかんじの雪だったけど、少し下がった吹き溜まってるあたりから、斜度よし、雪良しのパラダイス。苦労して登ったことが報われるような、ラストパウダーを快晴で楽しめたのは、本当にラッキー。
楽しい滑走はあっという間に終わり、あとは長い下山作業。それも大きな天気の崩れもなく、無事に下山できて何より。妖怪板掴みの今季初遭遇に、春の訪れを強く感じた。
この2年間は同じくらいの実力のメンバー同士で、まずは自分たちで山行に行けることを目指した山行を続けてきたけれども、久しぶりに強いメンバーに混ぜていただいて、得られることが多かった山行だった。山行後の温泉でも超マニアックな話題で盛り上がり、楽しい次第。今後もいろいろな方とネットワークを作り、いろいろと吸収していきたいなと思う。
【備忘録】
・前からスキー用のヘルメットを使うのは重量的にメリットがなく、普通の山岳用ヘルメットのほうが優れてるのでは?と思っていたが、モンベルのヘルメットにモンベルのゴーグルを使ってもベルトがズレて使いにくく、仕方なくスキー用ヘルメットを使っていた。が。キャンドゥで購入したファスナーテープ式結束バンドでベルトを固定したところ、すこぶる具合が良い。これは我ながら妙案。
・板は冬用を持ってきて「失敗したか?」と思ったが、結果的にパウダーがあったのでまぁ正解。
・厳冬期用のアンダーは失敗。春用で十分だった。フリースは薄手に切り替え済み。
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