北八つ、R299ゲートから、麦草、白駒池、高見石、丸山、最後は夕日へ向かってスキー滑降
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- GPS
- 09:44
- 距離
- 20.6km
- 登り
- 650m
- 下り
- 646m
コースタイム
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
丸山で太い踏み跡をたどったら、スノーシューの遊び場に出てしまいました。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ、LEDランプ 1
GPS NV-U37、USBバッテリー 1
地図、手持ちコピー 1
コンパス、笛 1
バンドエイド、湿布、テープ 1
エマージェンシーシート 1
保険証、jRO会員証 1
高度計 1
ストック 2
お湯 1.5L
カップ麺 1
カレーライス 1
カメラ、予備バッテリー 1
ゴミ袋 1
ガスカートリッジ 1
4本爪アイゼン 1
冬ジャケット 1
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感想
本日は、スキークラブの先輩と一緒の雪山、久しぶりの非単独です。北八つにて、R299ゲートから麦草峠に上り、凍った白駒池に寄り、高見石に登ります。帰りは、スキーでゲートまで下ります。
朝4時半、中央高速の道路状況を見ると、おおむね開通しているが、下りで須玉−小淵沢が未開通です。東京からの方々は、今日もこれないようです。R299ゲートまでの道は、きれいに除雪してあり、塩カルも撒いてありました。ゲート脇も広めにかいてくれてあり、問題なく駐車できました。しかし、高速封鎖の影響か、登山客はわれわれのみです。いつも休日は、R299ゲートから麦草ヒュッテまで、そこそこ人がいるのですが、本日はその区間だれとも会いませんでした。あと、下界は40cm程度の積雪でしたが、ここは20cm程度に思えます。あまり降っていないようです。
R299ゲートを朝8時出発。気温は-15℃。寒いです。スキー、スキー靴の荷物を載せたソリを引っ張り登ります。スノーモービルの跡を歩きます。足は1cm程度沈み、やや歩きにくい感じです。1時間15分で途中の展望台に到着。南八つ、南アルプス、中央アルプス、北アルプスがよく見えます。キレイな青空です。思わず”ヤッホー”と大声で叫びます。そこから、1時間半にてスキーのデポ場所、コケモモの庭入り口に着きます。日が照り、気温は0℃程度。暑いぐらいです。さらに20分で麦草峠着。そこにある東屋でお昼を食べます。トレースからはずれているので、プラワカンで道を切り開きます。つぼ足では腰まで埋まります。
お昼食べたあと、白駒池に向かいます。45分ほどで青苔荘に到着。そこから池面に出ます。池の真ん中、雲ひとつない青空の下、ホットワインをいただきます。赤ワインの高貴な香りがたまらないです。チーズともどもうまい! それから池を横切り、高見石へ登ります。30分程度。高見石では、北八つらしく、やっと多数の人に会いました。ここも素晴らしい眺めです。白駒池がよく見えるほか、特に、浅間山、佐久方面がきれいに見えます。
丸山へ登り、あとは下るだけだと安心し、一番踏み跡の多いトレースを下りました。スノーシューのトレースがあるので、気をつけてとの表示があるので、何度か分岐がありましたが、しっかりしたトレースを選びます。そしたら、左にずれてゆき、なんと、広い雪原の斜面にでました。これは、雑誌やTVでも何度か見た、高見石に泊まった客にスノーシューを貸してオーナーが連れてゆき遊ぶ斜面です。こんなところにあったんだ。いいところですね。北アルプスもよく見えます。多分、ここ数日、麦草ヒュッテに降りる人より、スノーシューでここの遊びに来る人のほうが多く、トレースの逆転現象が起きたのでしょう。GPS地図をもっているので、10分ほど戻り、正しい道に容易に復帰できました。丸山頂上から麦草ヒュッテまで1時間強。うち寄り道20分でした。麦草峠に戻ると、日が傾き、影も長くなり、”もうすぐ日が暮れるよ、気をつけて帰りなさい”と雪山に告げられているようです。麦草峠に別れを惜しみつつ帰路につきます。
20分ほどで、スキーの置き場に戻り、スキー靴を履き、荷物をザックにくくりつけ、スキー装着。気温は-10℃、寒くなってきました。いよいよ本日の最終イベント、R299のスキー滑走です。雪はすこしもこもこしているので、滑りはよくありません。ところどころ、こぎます。ただ、ここで予想外のサプライズが。滑走していると、日が沈んでゆき、ちょうど展望台付近で真っ赤にキレイな夕日となりました。道が真っ赤、山も真っ赤、我々二人ぼっち、夕日に向かってスキーを滑り降ります。あとは鹿の群れが道路にいました。ゲートまで降りると夕日も終了。月も見え、どんどん暗くなってゆきます。
本日丸一日夕方まで、雪山をたっぷり満喫できました。最高の一日です。
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