霧氷満開の綿向山

2014年02月11日(火) [日帰り]

• GPS: 05:02
• 距離: 10.2km
• 登り: 861m
• 下り: 861m

コースタイム

御幸橋駐車場8:45・・ヒミズ谷出合い小屋9:00・・あざみ小舎9:40・・五合目小屋10:07・・七合目行者コバ10:30・・綿向山11:08-11:38・・分岐・・イハイガ岳分岐11:30-11:38・・分岐11:46・・五合目小屋（昼食）12:12-12:45・・御幸橋駐車場13:38

天候

晴れ（午前は少し雲あり）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

名神竜王ICからR477で御幸橋無料駐車場へ

コース状況／危険箇所等

人気の山なので雪道も良く踏みしめられている。（軽アイゼン要）
コースも良く整備されており、ジグザクの植林帯登山道も適度な傾斜になっているので登りの負担がすくない。

写真

綿向山霧氷鑑賞コース概念図

綿向山霧氷鑑賞コース3D図

綿向山歩行データ

御幸橋無料駐車場に駐車する。既に積雪、凍結しているのではじめからアイゼンを装着し、石組みが積み上げられた様な外観の巨大堰堤脇の階段を登って行く

この道標は「アカショウビン（カワセミ科）」のイラスト入り

ヒズミ谷出合小屋
ここまでは林道の様な道だったが、ここから「綿向山表参道コース」となり、植林帯のジグザク登山道となる

三合目「あざみ小舎」
登山口駐車場から約1時間歩いて来たので、最初の休憩とレイヤリングの調整を行う

五合目小屋当たりは展望が開け、青空も出てきた

五合目小屋
このかわいい小屋の玄関には「夢咲の鐘」が取り付けられており、恥ずかしながらヒモを引っ張って鳴らしてみた

やっと霧氷樹林帯のお出ましです

行者コバ（七合目）の祠
「コバ」とは「・木材を集める小さな広場　・山中のわずかな広場」の意味だそうです

祠の側には『日野綿向行者尊』と書かれた標柱が有り、私の守り本尊の様な名前です

青空に映える霧氷花

行者コバを過ぎると、いよいよ霧氷林帯のはじまり、始まりです

霧氷花満開の冬期ルート尾根を登る

「行者コバ」から満開の霧氷林尾根になったのは良いが、ついでに風も強くなり一気に体感温度が下がってしまった

「バラクラバ（Balaclava）」を装着した怪しげな男出現（覆面男）

綿向山頂上近くから竜王山方面へ伸びる尾根の霧氷

霧氷林を歩く

竜王山への分岐を直進すると、頂上までなだらかな稜線となる

霧氷林参道

公園の桜並木を思わせられる様な頂上へ続く霧氷並木道

頂上の霧氷花を眺める山仲間

頂上からのパノラマ
鈴鹿山脈の尼乞岳あまごいだけや鎌ヶ岳もクッキリ姿を現している

頂上の霧氷林帯を背景に、ごきけん写真撮影

頂上に設置されている展望図

この時点では雲一つ無い快晴とは言えないが、近くに鈴鹿の秀峰、遠くは御岳山、乗鞍岳、北アルプスまで望める大展望

綿向山頂上到着11:08
駐車場から2時間23分で到着出来た

冬期ルートの推薦標識

表参道コースを外れて霧氷林がより素晴らしいイハイガ岳分岐への尾根へ行ってみる

イハイガ岳分岐への尾根景観

この尾根の霧氷林も雪の花がすずなりだ

尾根名物「ブナの珍変木」標識

山毛欅ぶなの幹が変形し、神社の「輪ぬけ」の形状になっている。　この輪を潜ると幸運が訪れるらしいので挑戦する山仲間

霧氷林尾根を歩く怪しげな覆面男（私）

尾根から望む綿向山と霧氷林

イハイガ岳分岐への細い尾根

イハイガ岳分岐から望む綿向山頂上

イハイガ岳分岐

イハイガ岳分岐辺りから望む大パノラマ

広がってきた青空に霧氷林がより映える。このシチュエーション下で山歩きができる幸運に感謝

表参道コースに戻る途中の霧氷林尾根

五合目小屋テラスで昼食
小屋内で暖かく昼食をとりたがったが、狭い室内は満員で入れないので、日差しは有るが寒風吹きさらしの屋外テラスで昼食を取る羽目に・

装備

個人装備

コンパクトカメラ

１

ランプ

１

１／２５０００地図

1

ガスバーナー

１

カップラーメン＋食料

１

シエラカップ

１

スノーシュー

１

水

１Ｌ

テルモス

0.5Ｌ

ＧＰＳ

１

ザイル１０ｍ

１

６本詰め軽アイゼン

１

防寒着

ツェルト

感想

hino_yama

日差しは有ったものの冷たい風が予想より強く感じたが、その分満開状態の霧氷と遠方の山々までクックリと見える大展望に出会う事が出来ました。地元の山でも霧氷を見ることが出来るが、わざわざ片道200kmの車移動で訪れた綿向山の霧氷は移動の労力と費用に充分に報われるスケールと美しさだった