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Yamareco

記録ID: 408059
全員に公開
雪山ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山でラッセル体験

2014年02月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
mamechi_t その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:58
距離
9.7km
登り
583m
下り
533m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:50高尾駅 → 8:10落合登山口 → 8:30金比羅神社→ 9:50大見晴台→ 11:05富士見台と一丁平の間の鞍部 →11:50 大見晴台 →(昼食)→ 12:25出発 → (稲荷山コース) →13:30 高尾山口駅
天候 快晴。午後から風強し
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京王電鉄 高尾駅〜高尾山口が不通だった。
コース状況/
危険箇所等
・落合登山口→金比羅神社間 トレースあり、圧雪も十分なされている
・金比羅神社→展望塔間 除雪がなされておりアスファルトの上を歩く
・展望塔から大見晴台までは、概ねツボ足で歩行
・大見晴台の飲食施設は全て休業
・やまびこ茶屋手前の大きなトイレは閉鎖されていた(ただしビジターセンター脇のトイレは使用可能)
・大見晴台→富士見台緑地まではトレースがあったが、そこから先はラッセル必要
(ただし、今はトレースがバッチリついていると思われる)
「落合」の信号を曲がり、住宅街を少し歩いたところにある登山口からスタート。
2014年02月16日 08:09撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 8:09
「落合」の信号を曲がり、住宅街を少し歩いたところにある登山口からスタート。
日陰はしっかりと雪が残っている。
2014年02月16日 08:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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日陰はしっかりと雪が残っている。
こんな大雪が降った後であるにも関わらず、何組かのパーティーとすれ違った。
2014年02月16日 08:27撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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こんな大雪が降った後であるにも関わらず、何組かのパーティーとすれ違った。
空気が澄んでいるせいか、視程は非常に良好だった。横浜市街を望む。
2014年02月16日 08:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 8:30
空気が澄んでいるせいか、視程は非常に良好だった。横浜市街を望む。
金比羅神社より。はるか彼方にスカイツリーの尖塔が見える。
2014年02月16日 08:33撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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金比羅神社より。はるか彼方にスカイツリーの尖塔が見える。
車が雪で埋まっていた。
2014年02月16日 08:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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車が雪で埋まっていた。
金比羅神社から少し進んだ辺り。重機で除雪されていた。
2014年02月16日 08:54撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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金比羅神社から少し進んだ辺り。重機で除雪されていた。
2014年02月16日 08:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪で埋もれた自動販売機。稼動しているものの、誰かが購入した形跡はなし
2014年02月16日 08:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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雪で埋もれた自動販売機。稼動しているものの、誰かが購入した形跡はなし
はるか伊豆半島まで見渡すことができた。
2014年02月16日 08:57撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 8:57
はるか伊豆半島まで見渡すことができた。
2014年02月16日 09:02撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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女坂の様子。
夏道の姿を想像できないほどの降雪。
2014年02月16日 09:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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女坂の様子。
夏道の姿を想像できないほどの降雪。
2014年02月16日 09:10撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:16撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:17撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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社務所の前。
この雪、春まで残るんじゃないかなぁ。
2014年02月16日 09:18撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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社務所の前。
この雪、春まで残るんじゃないかなぁ。
2014年02月16日 09:19撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鳥居への階段が雪で埋もれていた。
2014年02月16日 09:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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鳥居への階段が雪で埋もれていた。
2014年02月16日 09:23撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:24撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大見晴台への登り。
2014年02月16日 09:43撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大見晴台への登り。
2014年02月16日 09:45撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2014年02月16日 09:47撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大見晴台に到着。ここで小休止。
2014年02月16日 09:53撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大見晴台に到着。ここで小休止。
膝辺りまで雪が積もっていた。
2014年02月16日 10:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:07
膝辺りまで雪が積もっていた。
丹沢と富士。
2014年02月16日 10:07撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:07
丹沢と富士。
この日は富士山がくっきりと見えた。
2014年02月16日 10:08撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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この日は富士山がくっきりと見えた。
城山へ向かう。
2014年02月16日 10:21撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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城山へ向かう。
城山まではトレースがなく、先頭集団がラッセルを開始。
2014年02月16日 10:22撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:22
城山まではトレースがなく、先頭集団がラッセルを開始。
膝下までの雪。みるみるうちに汗が噴き出す。
2014年02月16日 10:29撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:29
膝下までの雪。みるみるうちに汗が噴き出す。
2014年02月16日 10:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:34
雪にバランスを崩され、しょっちゅう足がもつれる。
2014年02月16日 10:35撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:35
雪にバランスを崩され、しょっちゅう足がもつれる。
尻セードもどきで斜面を降下。
2014年02月16日 10:41撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:41
尻セードもどきで斜面を降下。
ひたすらラッセルを続けながら進む。
2014年02月16日 10:56撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 10:56
ひたすらラッセルを続けながら進む。
時間の都合もあり、富士見台園地と一丁平園地との間の鞍部で引き返すことに。
2014年02月16日 11:04撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 11:04
時間の都合もあり、富士見台園地と一丁平園地との間の鞍部で引き返すことに。
登りは登りで骨が折れる。
時折キックステップで坂を登る。
2014年02月16日 11:14撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 11:14
登りは登りで骨が折れる。
時折キックステップで坂を登る。
大見晴台前の急坂。
2014年02月16日 11:34撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 11:34
大見晴台前の急坂。
大見晴台に復帰。
2014年02月16日 11:40撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 11:40
大見晴台に復帰。
昼食。
今日のメニューは、
・コンビニの豚汁
・カレーライス
・ソーセージ
・フリーズドライのぜんざい
2014年02月16日 12:00撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:00
昼食。
今日のメニューは、
・コンビニの豚汁
・カレーライス
・ソーセージ
・フリーズドライのぜんざい
カレーライスは、アルファ米に缶詰のカレーとソーセージ入れてよくかき混ぜ、塩を振ってできあがり。
お味は・・・水っぽすぎる。
アルファ米の水分が多すぎたか。
2014年02月16日 12:05撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 12:05
カレーライスは、アルファ米に缶詰のカレーとソーセージ入れてよくかき混ぜ、塩を振ってできあがり。
お味は・・・水っぽすぎる。
アルファ米の水分が多すぎたか。
帰りは稲荷山コースから下山
2014年02月16日 12:25撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 12:25
帰りは稲荷山コースから下山
2014年02月16日 12:31撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 12:31
里が近づいてきた。
もっと歩きたかったなぁ
2014年02月16日 13:26撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 13:26
里が近づいてきた。
もっと歩きたかったなぁ
無事下山。
ありがたいことに、高尾山口〜高尾駅間は復旧していた。
2014年02月16日 13:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 13:30
無事下山。
ありがたいことに、高尾山口〜高尾駅間は復旧していた。
除雪本当にお疲れ様です。
2014年02月16日 13:30撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 13:30
除雪本当にお疲れ様です。
2014年02月16日 13:32撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/16 13:32
ここは信州か?と言いたくなるほどの雪景色でした。
2014年02月16日 13:37撮影 by  TG-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/16 13:37
ここは信州か?と言いたくなるほどの雪景色でした。

感想

この日は学生時代の山仲間と一緒に川苔山に行く予定だったが、
2週連続で関東を襲った記録的な豪雪のお陰で交通機関はマヒ状態。
山へ向かう路線は言わずもがなで、青梅線は青梅以降、中央線は高尾以降が不通となり運転再開の目処も立たず。
ならば丹沢か・・・と思ったものの、大倉までのバスも運休しているとの事。
そればかりでなく、群馬県北部に帰省していた山仲間が大雪のため群馬県から出られないという事態に。
という訳で、先日高水三山を一緒に登った後輩に声を掛け、辛うじて鉄道でアプローチ可能な高尾山に登ることにした。

後輩は夕方から都内で用事があるとの事で、あまり山に長居はできないとの事。
まぁどれだけ時間がかかったとしても城山までは行けるだろう・・・と思っていたが、その予想はあっさり裏切られることに。

7時過ぎに高尾駅到着。
駅前のバス停の屋根が雪の重みで折れ曲がっている光景が目が飛び込んできた。
今回の雪害の深刻さを思い知らされる。

1週間前に訪れたときよりも明らかに雪が増えてはいたものの、大見晴台までは概ね踏み固められており特段歩行に支障はなく、これは城山どころか景信山まで引き返しても十分帰れそうだな・・・と思っていたが、
大見晴台を過ぎてから急に雪が増え、またトレースもなくなり城山を目指す登山客総出でラッセルすることに。

最初、トップに立ちラッセルをしていたが、あまりのキツさに10分ほどで音を上げる始末・・・
この調子では景信山どころか城山までも到達できるか危うい、という話になり、
時間の制約もあることから泣く泣く途中で引き返すことに。

大見晴台で暖かい昼食を摂り、元気を取り戻したところで下山。
昼前から登り始めたと思われる登山客で、六号路は渋滞するほどの活況だった。

今回の山行では、本格的なラッセルを経験できたことが大きな収穫だった。
山岳小説などでラッセルの大変さは頭では理解していたものの、
実際にやってみるといかに体力を消耗する作業であるかを思い知らされた。

新田次郎の『孤高の人』に、加藤文太郎が「ラッセルドロボウ」呼ばわりされるシーンがあったが、
確かにそのような心ない言葉も吐きたくなるほど辛い作業であることがよく解った。

いずれにせよ、もっと体力つけないとな・・・

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