足利ハナネコノメ・みかも山カタクリとアズマイチゲ〜とちぎ花めぐり
- GPS
- 05:31
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 815m
- 下り
- 808m
コースタイム
天候 | 晴れ 夏日26℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・みかも山南口駐車場。開門時間8:30〜18:30。 ・みかも山フラワートレイン。平日350円で乗り放題。土日は550円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・かたくりの園:カタクリ咲き始め。アズマイチゲ一〜二分咲き。 ・野草の園:カタクリ咲き始め、アズマイチゲ二〜三分咲き、フクジュソウ、ユキワリソウは終演。 ・かたくりの里:カタクリ咲き始め。アズマイチゲ三〜四分咲き。 ・かたくりの里は、今月いっぱい南入口は施錠されており、北側からしか入れない。 |
その他周辺情報 | ・須花湿原近くの大正トンネル、明治トンネルの紹介。 http://www.doboku.shimotsuke.net/subananomeijitonnneru.html ・万葉自然公園 かたくりの里。詳細はHPにて。 https://sano-kankokk.jp/?p=1537 ・佐野やすらぎの湯。平日500円、土日600円。内湯には高濃度炭酸泉と電気風呂。露天風呂は那須馬頭温泉「美人の湯」 https://www.yasuraginoyu.jp/sano/ |
写真
感想
3月14日はホワイトデー。バレンタインデーのお返し的な日、起源は諸説あるが、根本は菓子業界の販促。日本だけかと思ったが、中国や韓国なども日本の影響で習慣化している。
韓国ではさらに進化し、バレンタインもホワイトデーにも縁のなかった独身の人々が、4月14日に黒い服を着て、黒いチャジャンミョンを食べ、ブラックコーヒーを飲む「ブラックデー」が制定されている。
戦時中の事を執拗に指摘する韓国、結局は日本の影響力を無視できない。ただ日本は誤った道を進んだことは事実。すでに補償や謝罪は済んでいる。77年前の長崎のように、ウクライナで黒い雨が降らないことを祈る。
今週月曜も山間部は悪天候。こう天気の巡り合わせが悪いと、日ごろの行いが悪いからかと思ってしまうが、人で天気が決まることはない。晴れ男、雨女とか言われるが、それもあり得ない。記憶の印象が深いだけ。大自然の中の小さな人間は無力。
足利の仙人ヶ岳岩切のハナネコノメソウと、みかも山へ行くことにした。アカヤシオには早すぎるので稜線までは行かない。みかも山もカタクリが開花したので偵察も兼ねる。とちぎ花めぐり。
前橋を6時に出発。車が濡れており前夜小雨が降ったようだった。国道50号を東へ。雨を降らせた雲が東に抜け、どんよりとした曇り空になっていた。出勤時間にはまだ早く、眠る桐生市街地を抜けて足利市へ。
6時50分に小俣北バス停付近の駐車場に到着。梅が終盤でソメイヨシノは未だつぼみだった。カメラ機材だけ持って出発。アカヤシオには早いので上まで行くつもりはない。
20分ほど歩くと沢沿いにハナネコノメソウが咲いていた。赤い葯と小さな白い花がかわいらしい。さらに遡上する。ユリワサビ、ネコノメソウも咲いていた。
一番群生する岩場へ行くと満開だった。まだ日が差さない薄暗い沢なので、玉ボケが臨めず、落ち葉やアングルを変えたり工夫して撮影した。沢に片足突っ込んで濡れたが気にしない。すぐに乾く。
生不動尊まで行って参拝し踵を返す。ニリンソウは葉が出始めた程度で、茎すらなかった。二ホンジカやオオルリの鳴き声がしていたが、見ることは出来なかった。
そのまま東へ向かい、大正トンネルと須花湿原に寄り道。ザゼンソウはもう終演にちかかったが見ることができた。佐野市街地を抜け、境内にシダレウメ咲く三毳不動尊で参拝したのち、みかも山公園南駐車場へ。
9時半に近く、予定より30分遅れのスタートしたが、入口すぐに咲くユキワリソウに足止め。撮影後は三毳神社まで直登。20分弱で見晴らしの良い境内へ。田園を臨むパラグライダー場を過ぎ、中ノ岳から下る。シュンランが芽吹いていた。
散策路と展望デッキの工事も終わっていた、かたくりの園。カタクリやアズマイチゲが咲いていた。カタクリはまだ咲き始めで少ないが、アズマイチゲはそこそこ咲いていた。
舗装路へ下りこみ、東屋のサンシュユを眺めながら野草の園へ。東側はアズマイチゲがたくさん咲いていた。終演のフクジュソウとユキワリソウを見て東口広場へ。せせらぎのザゼンソウも芽吹き、クリンソウの葉が広がっていた。
桜の路から主稜線へ。ヤマツツジ咲く岩場を過ぎると青竜ヶ岳山頂。春霞だが赤城山や日光連山が臨め見晴らしは良い。下りこんでかたくりの里へ。急坂のショートカットをして南入口へ行くと施錠されていた。今月いっぱいは入れない。
案内通り、登山道からちごゆりの道へ迂回し北側の入口へ。ここもカタクリが咲き始め。かたくりの園より多く咲いていた。上がっていくとアズマイチゲの群生。この時期にこれだけ多く見られ感激。その展望台で昼食を摂った。
前日の最高気温予想では25℃だったので、寿司と冷たいソバを買っておいた。デザートの飲み物も、冷たい水で作るほうじ茶ラテにした。清涼感を味わいたいので、ガラスコップも持参した。白いアズマイチゲの群生を見ながら食べる食事はおいしかった。
再び青竜ヶ岳まで登り返す。Tシャツ一枚でも暑くて汗だく。そこから西へ下りこんでハーブ園へ。白い猫が日陰で休んでいた。毛皮は暑いだろう。黄色いサンシュユが青空に映える。広場中央にあるコブシはつぼみだった。
舗装路を歩いて万葉庭園へ。梅が満開。庭園を彩る赤、白、桃色の花。エドヒガンが開花し始めていた。スタートが遅く、迂回などしたので14時を過ぎてしまった。予定より1時間遅れ。南口駐車場へは1時間以上かかるので、時短のためにフラワートレインに乗ることにした。
平日は350円で乗り放題。実は初めて乗る。大人ながらも精神が子供なので乗りたかったのもある。往復便なので一度ハーブ園へ行く。出発まで10分あるのでラベンダーソフトを食べた。暑い日だったのでおいしかった。
そこから万葉庭園経由でわんぱく広場へ向かう。客車から見ると景色も違って見える。結構散策している人が多いので徐行しながら進んでいった。わんぱく広場からは徒歩で南口駐車場へ。10分で到着した。移動して道の駅みかもでお土産を購入。
北関東道へ向かう途中、佐野やすらぎの湯に立ち寄る。暑くて汗だくになったので寄りたかった。月曜の16時過ぎだったが、とても混んでいた。高濃度炭酸泉と電気風呂、那須馬頭温泉「美人の湯」は肌がしっとりして、身体の芯から温まった。さっぱりして帰路へ。
北関東道を西へ向かう。西に傾く太陽がぼんやりとしている。春霞と花粉、黄砂の影響だろうか?春がやっと訪れたと思ったが、夏日となった前橋市に戻る。赤城山も白化粧から新緑へと変わっていくだろう。山笑う。
コメント
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今朝の赤城山は一点の曇りもなく、神々しく見えていました。三月は繁忙期でもあり、特に土曜は鬼の忙しさです。昼休みに北方面へ目をやると、もう曇天に覆われてた上越県境の山々と霞んだ赤城山が見えます。標高が高いと雪が降っている事でしょう。北西の強風が花粉と黄砂を運びます。花粉光輪が見られるか期待しましたが、ダメでした。
ハナネコノメソウは少し早いかなと思いましたが、岩にびっしりでした。ただ時間が早く行ったので日が入らず、うまく撮影できませんでした。しかも片足を沢に突っ込んで濡れました。みかも山はアズマイチゲがこの時期にしては多かったです。再来週再訪しようかと思ってます。伊勢崎の河津桜も満開ですね。
明日からyamaonseさんに倣って新潟遠征してきます。国上山と村岡周辺のGPXログを参考にダウンロードしておきました。予想する天気は20日の午前中だけ晴れでのち曇り、21日は深夜から10時まで小雨でのち曇りです。数パターン計画しているので、うまく現地の様子を見てから組み合わせようかと思ってます。
関東は晴れますよね。(きっと花粉すごいですよ)ただ、おっしゃるとおり、今しかない瞬間を大事にしたいと、新潟遠征でも思っております。
そろそろ春の花見ハイクに出かけてみようと思い、growさんのレコを覗いてみました。
ハナネコノメ小さくて可憐ですね!仙人ヶ岳への沢ルートですか!?
そういえば、赤雪山から仙人ヶ岳を経て松田川ダムに下っているときお会いしたことを思い出し、懐かしい気持ちになりました。
hareharawaiより
春が訪れてきました。今季の雪山は、休みと天候の巡り合わせが悪く、毎年行っている所へ全て行けませんでした。来季に期待します。
ハナネコノメソウは岩切ですね。仙人ヶ岳の登山口から20分ほど行ったところに群生しています。上流はまだまだ蕾があったので見ることが出来ると思います。アカヤシオも咲き始めましたので、来週また訪れようかと思っています。
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