谷川岳/一ノ倉沢烏帽子岩奥壁南稜
- GPS
- 14:00
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 1,123m
- 下り
- 1,136m
コースタイム
■6日/5:30起床(肩の小屋)6:30-西黒尾根-厳剛新道-9:00一ノ倉沢駐車場
天候 | ■5日/曇り時々晴れ…一時雨 ■6日/曇りのち(下界は)晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
ファイル |
非公開
4087.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54) |
写真
感想
いや〜疲れた。
睡眠2時間で、その後は約10時間行動。
今日は体中、特に股が筋肉痛です。
アルパインで絶対的に必要なのは体力だと痛感。
テールリッジがあんなに急斜面だとは思わなかった。写真で見るとたいしたことないのかなあと思ったのに。。
前日の雨のせいか、一ノ倉沢出合〜テールリッジ〜南陵テラスまで濡れていた。
自分の履いてるトレランシューズだと滑り安く、スラブっぽい岩は神経を使う。
テールリッジからクライミングシューズに履き替えても良かったかもしれない。
南陵テラス手前、奥壁基部のトラバースも濡れていて、ここが1番アブなかったので本日初めてのザイルを出す。
やっと南陵テラスへ到着。すげー汗。ここで水分と燃料を補給。
自分たちが本日1番目!? 前に登ってる人が見えず、右を見ると奥壁基部のトラバースを後続のパーティが迫ってくる。
あ〜早く準備しないと!
栗ちゃんとアンザイレンし、いざ登攀開始。
岩を見るとあきらかに濡れている。。
1P目は右上へ。。チムニー登った後、確保だったよなあ。
南陵のトポは何度も読み返し頭に入れてきた。
自分的には、核心はチムニーの入り口。片方の岩に背中、足を反対の岩へ。って
感じなのですが。その岩も濡れていて嫌らしい。
2P目はフォロー。
快適なフェース。ってトポに載ってたが。濡れているので全然快適じゃない。
4P目はフォロー
ハングを左に巻いた後、右上の馬の背へ。
ここは相手の声が聞き取りづらいし、ロープの流れが悪くなるので短く切っても
良いと思った。
自分たちも馬の背に出る前にピッチを切り。右上の馬の背へ出ず、左側から巻くような感じで馬の背へ出た(でも、出だしが濡れていてルーファイが相変わらず下手だなあと反省)
最終Pは栗ちゃんリード!
このピッチは全体濡れていた(自分的に。。)
でも、自分たちより先に登ったトシ&ごっちんパーティの時はもっと濡れていたらしい。
先に登って、ヌンチャクをかけたままにしてくれたトシさんに甘え、AOを使い登攀。
終了点から烏帽子岩までも途中岩が濡れていたので、アンザイレンを解かずツルベで登攀。
尾根上に出てからは5ルンゼの頭付近でまたロープを出した。
ここもあまり好きじゃない。3級程度の岩場なのだが脆い。ホールドを確認しながら登る。
一番登りやすそうな所を登れば、途中2,3カ所支点あり。登り切った場所にも終了点あり。
その後、アンザイレンを解いて藪こぎ。
自分的には長かった。
やっと登山道に出たときは、なんて登山道って歩き安いんだろうと感動!
最後、肩の小屋までの歩きはごっちんのスピードについて行けず、体力不足もあり
トマの耳手前で足が吊ってしまった。
肩の小屋で乾杯したときはホットした。明日下山だけだが、今日は全員怪我もなく無事ここまでたどり着けて良かった。
今回の反省点
・体力不足
・軽量化のことをあまり考えてなかった
(コップ1つ取っても軽い奴を!紙コップでも良いかも!?)
・ビバーグのことも考えていなかった。
(ツエルト、ガスだけあれば十分と思ったが、シュラフカバーだけでもあると十分違う)
・終了点に着いてのロープワークが遅い。
・コンテで歩く時、ロープの纏め方、解き方が遅い。
まだまだ出てきそう・・
自分たちの力で行くのには、まだまだまだまだ学ばなければならないことが沢山あるなあと改めて感じることが出来た山行でした。
トシさんありがとうございました。
さぞかし初心者3人で冷や冷やだったでしょうね。
皆さんお疲れ様!またよろしくです。
コメント
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写真撮るときは晴れてるんですよね
でも、ルート名まちがってます。
「烏帽子岩奥壁南稜」ではなく、「烏帽子沢奥壁南稜」です。
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