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Yamareco

記録ID: 4089739
全員に公開
山滑走
北陸

浅草岳BC/ムジナ沢

2022年03月16日(水) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 福島県 新潟県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
18.8km
登り
1,392m
下り
1,397m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
1:40
合計
10:15
4:34
71
旧大自然館・除雪終了点
5:45
5:53
215
9:28
25
9:53
17
10:10
10:33
13
10:46
11:02
14
11:16
11:29
31
ムジナ沢源頭部右岸尾根取付(1340m)
12:00
12:27
69
ムジナ沢源頭部ドロップポイント(1490m)
13:36
34
ムジナ沢左岸脱出地点(650m)
14:10
14:22
17
浅草山荘
14:39
14:40
9
14:49
旧大自然館・除雪終了点
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
旧大自然館・除雪終了点手前に駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
ヤジマナ沢左岸尾根 … 部分的に雪庇が割れたり、クラックが入り始めています。
ムジナ沢 … 源頭部の大斜面は爽快。ムジナ沢は沢床の割れやデブリ複数、滝1箇所あり。
下流の沢脱出から浅草山荘までルートファインディング必要。
浅草山荘周辺の車道は高い壁で下りることができません。浅草山荘前の1箇所だけ出入口あり。       
その他周辺情報 旧大自然館、浅草山荘付近、スマホは完全に圏外となっており、
大白川駅前まで車を走らせてから下山通知を発信しました。
この山域は余裕を持った下山予定時刻を設定しておくと、下山通知を焦らずに済みます。

登山口のだいぶ手前に道の駅いりひろせがあり、良い休憩スポットになります。
今回は残念ながら温泉に寄らず直帰しました。
4:34 旧大自然館・除雪終了点(490m)出発

雪の壁の高さが相変わらずすごい。
麓付近の雪質は前日までの降雨で程好く緩んだ雪でした。
昼間はザラメ雪となりそう。

ヤジマナ沢の橋手前の林道へ入ってすぐにクトーを装着。
林道の雪は固いところもあり、トラバース区間も長いので、シール登行だと厳しいと判断しました。


5:45 林道終点(660m) ※当写真

クトーの威力で順調に林道終点に到達。一休みしてから小尾根に取り付きます。
ヤジマナ沢左岸尾根ルートは複数のトレースやシュプールはあるものの、
やはり降雨で緩んだ雪でスキーは沈みます。
中盤までは微妙にラッセルっぽい登りを強いられました。
4:34 旧大自然館・除雪終了点(490m)出発

雪の壁の高さが相変わらずすごい。
麓付近の雪質は前日までの降雨で程好く緩んだ雪でした。
昼間はザラメ雪となりそう。

ヤジマナ沢の橋手前の林道へ入ってすぐにクトーを装着。
林道の雪は固いところもあり、トラバース区間も長いので、シール登行だと厳しいと判断しました。


5:45 林道終点(660m) ※当写真

クトーの威力で順調に林道終点に到達。一休みしてから小尾根に取り付きます。
ヤジマナ沢左岸尾根ルートは複数のトレースやシュプールはあるものの、
やはり降雨で緩んだ雪でスキーは沈みます。
中盤までは微妙にラッセルっぽい登りを強いられました。
小尾根を登る(750m)

少し登ると見通しが利き始める小尾根に出ます。
やや傾斜がきつい区間が続きますが、古いトレースも活用してクトーでガンガン登っていきます。
小尾根を登る(750m)

少し登ると見通しが利き始める小尾根に出ます。
やや傾斜がきつい区間が続きますが、古いトレースも活用してクトーでガンガン登っていきます。
次第に開けてきて、守門岳が見えてきました!
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次第に開けてきて、守門岳が見えてきました!
おはようございます。モルゲンロートの守門黒姫と守門岳が見事!
2
おはようございます。モルゲンロートの守門黒姫と守門岳が見事!
6:45 休憩に適した平坦地(880m)

まあまあの登りをしばらくで小広い平坦地に出ます。
守門黒姫を眺めながら小休止。
この辺りから雪面は締まってきて、スキーの沈み込みは無くなってきました。
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6:45 休憩に適した平坦地(880m)

まあまあの登りをしばらくで小広い平坦地に出ます。
守門黒姫を眺めながら小休止。
この辺りから雪面は締まってきて、スキーの沈み込みは無くなってきました。
6:53 出発

幅は広いけど、そこそこの登りが続く区間へ。
部分的な急斜面を避けつつ、ジグを切って登ります。
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6:53 出発

幅は広いけど、そこそこの登りが続く区間へ。
部分的な急斜面を避けつつ、ジグを切って登ります。
大きく割れた雪庇。少し間を空けて登ります。
大きく割れた雪庇。少し間を空けて登ります。
7:13 なだらかな尾根(980m)

再び緩やかな区間に出てほっと一息。
7:13 なだらかな尾根(980m)

再び緩やかな区間に出てほっと一息。
滑降予定のムジナ沢方向。ムジナ沢上方に無数の雪崩痕を確認。
滑降予定のムジナ沢方向。ムジナ沢上方に無数の雪崩痕を確認。
緩やかで登りやすい尾根が当分の間続いていきます。
ちょうど朝日が昇ってきた辺りに嘉平与ボッチと思われる鋭鋒が見えてきますがまだ遠い。
緩やかで登りやすい尾根が当分の間続いていきます。
ちょうど朝日が昇ってきた辺りに嘉平与ボッチと思われる鋭鋒が見えてきますがまだ遠い。
朝日による昇温で霧氷が降り注ぐ中での登りでした。
朝日による昇温で霧氷が降り注ぐ中での登りでした。
早春の浅草岳の光景を楽しみながら登っていきます。
早春の浅草岳の光景を楽しみながら登っていきます。
次第に近づいてくる嘉平与ボッチ。登るにつれて薄っすらと新雪が積もってきました!
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次第に近づいてくる嘉平与ボッチ。登るにつれて薄っすらと新雪が積もってきました!
8:25 1246m標高点

休憩適地の1246m標高点。ヤジマナ沢を挟んで左側には夏道の通る桜曽根。近いけど合流するのは嘉平与ボッチ直下になってから。
1
8:25 1246m標高点

休憩適地の1246m標高点。ヤジマナ沢を挟んで左側には夏道の通る桜曽根。近いけど合流するのは嘉平与ボッチ直下になってから。
北岳、ムジナ沢カッチ。次第にムジナ沢源頭部の山々も見えてきました!
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北岳、ムジナ沢カッチ。次第にムジナ沢源頭部の山々も見えてきました!
嘉平与ボッチへ向けて徐々に斜度がきつくなってきます。
新雪は気持ち良いかと思いきや、クトーで雪玉ができるようになってきました。
固い雪面も通ることで、雪玉を落としながらの登りでした。
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嘉平与ボッチへ向けて徐々に斜度がきつくなってきます。
新雪は気持ち良いかと思いきや、クトーで雪玉ができるようになってきました。
固い雪面も通ることで、雪玉を落としながらの登りでした。
嘉平与ボッチまであと少しのところで、後続の単独スキーヤーの方に道を譲りました。
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嘉平与ボッチまであと少しのところで、後続の単独スキーヤーの方に道を譲りました。
9:26 嘉平与ボッチ直下(1,470m)

雪面状況によっては緊張する嘉平与ボッチのトラバースへ入ります。
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9:26 嘉平与ボッチ直下(1,470m)

雪面状況によっては緊張する嘉平与ボッチのトラバースへ入ります。
直前のスキーヤーの方のトレースをなぞって通過。
雪面も程好く柔らかくて難なく通過できました。

嘉平与ボッチを通過すると、滑降予定のムジナ沢源頭部を観察しつつ進みます。
今日は雪質も雪面状況も良好なようです!
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直前のスキーヤーの方のトレースをなぞって通過。
雪面も程好く柔らかくて難なく通過できました。

嘉平与ボッチを通過すると、滑降予定のムジナ沢源頭部を観察しつつ進みます。
今日は雪質も雪面状況も良好なようです!
9:53 前岳山頂(1,568m)

クトー付けっぱなしのためかかなり疲れて前岳山頂に到着。
先行のスキーヤーの方は既に山頂から戻ってこられて滑降準備に入られていました。
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9:53 前岳山頂(1,568m)

クトー付けっぱなしのためかかなり疲れて前岳山頂に到着。
先行のスキーヤーの方は既に山頂から戻ってこられて滑降準備に入られていました。
前岳から少し下っていよいよ最後の登りへ。
山頂南側から巻き気味に登っていきます。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
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前岳から少し下っていよいよ最後の登りへ。
山頂南側から巻き気味に登っていきます。
あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
10:10 浅草岳山頂(1585.4m)到着!!

5時間半ほどかけてやっと着きました!
山頂の雪もやはり多く、難なくスキーで歩き回れます。
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10:10 浅草岳山頂(1585.4m)到着!!

5時間半ほどかけてやっと着きました!
山頂の雪もやはり多く、難なくスキーで歩き回れます。
昨冬に続いて連続して浅草岳に到達したあおいとひなた

#ヤマノススメ


天気は良いものの山頂はなかなかの強風で長居できません。
手早く撮影を済ませて前岳へ引き返します。


10:33 浅草岳山頂出発

山頂でクトーを外して、シール滑降で出発しました。
直下のコルで風を避けつつ、実家へ定時連絡。
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昨冬に続いて連続して浅草岳に到達したあおいとひなた

#ヤマノススメ


天気は良いものの山頂はなかなかの強風で長居できません。
手早く撮影を済ませて前岳へ引き返します。


10:33 浅草岳山頂出発

山頂でクトーを外して、シール滑降で出発しました。
直下のコルで風を避けつつ、実家へ定時連絡。
大迫力の鬼ヶ面山東面。

今夏は南側からも浅草岳に登ってみたい。


10:50 前岳山頂到着

前岳山頂で強風に耐えながら滑降準備に入ります。
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大迫力の鬼ヶ面山東面。

今夏は南側からも浅草岳に登ってみたい。


10:50 前岳山頂到着

前岳山頂で強風に耐えながら滑降準備に入ります。
11:10 ムジナ沢源頭部ドロップポイント(1,520m)にて1回目の滑降開始!

ようやく待望の滑降へ!
やや湿り気のある新雪で、微妙に雪面が波打っていますが許容範囲。
今回も大回りで一気に落としました!
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11:10 ムジナ沢源頭部ドロップポイント(1,520m)にて1回目の滑降開始!

ようやく待望の滑降へ!
やや湿り気のある新雪で、微妙に雪面が波打っていますが許容範囲。
今回も大回りで一気に落としました!
ムジナ沢源頭部の大斜面。やはり今回も最高でした!
ムジナ沢源頭部の大斜面。やはり今回も最高でした!
11:29 登り返しを開始(1,330m)

迷わず登り返して、おかわりに向かいます!
1
11:29 登り返しを開始(1,330m)

迷わず登り返して、おかわりに向かいます!
ムジナ沢源頭部右岸尾根(仮称)は既に程好く雪が緩んでおり、
小気味良くシール登行で登り返します。
ここではほぼ無風なので暑いくらいでした。
ムジナ沢源頭部右岸尾根(仮称)は既に程好く雪が緩んでおり、
小気味良くシール登行で登り返します。
ここではほぼ無風なので暑いくらいでした。
11:54 再び稜線に到達!(1,470m)

30分弱で稜線に戻ってきました。
稜線上を前岳側へ少し登って、ドロップポイントへ。
1
11:54 再び稜線に到達!(1,470m)

30分弱で稜線に戻ってきました。
稜線上を前岳側へ少し登って、ドロップポイントへ。
春霞の守門岳と守門黒姫


12:00 ドロップポイント到着。二度目の滑降準備へ。

時折通りかかるスキーヤーの方々とお話ししながら、今日2回目の滑降準備を進めます。
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春霞の守門岳と守門黒姫


12:00 ドロップポイント到着。二度目の滑降準備へ。

時折通りかかるスキーヤーの方々とお話ししながら、今日2回目の滑降準備を進めます。
12:30 ムジナ沢源頭部(1,460m)にて2度目の滑降開始!!

1回目より少し西側のドロップポイントより滑降。
おかわりも最高でした!
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12:30 ムジナ沢源頭部(1,460m)にて2度目の滑降開始!!

1回目より少し西側のドロップポイントより滑降。
おかわりも最高でした!
途中から1回目のシュプールとフォールラインが重なってますが、気持ち良く滑降できました!
ムジナ沢源頭部での素晴らしい春スキーのひと時でした。

昨年は源頭部を1回滑降後に早坂尾根へ向かいましたが、
今回は初めてムジナ沢を下流まで滑降します!
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途中から1回目のシュプールとフォールラインが重なってますが、気持ち良く滑降できました!
ムジナ沢源頭部での素晴らしい春スキーのひと時でした。

昨年は源頭部を1回滑降後に早坂尾根へ向かいましたが、
今回は初めてムジナ沢を下流まで滑降します!
ムジナ沢源頭部を過ぎると延々と緩斜面が続きますが、上流部は沢の周囲も穏やかな地形。
別天地の中をゆったり滑降できました。
ムジナ沢源頭部を過ぎると延々と緩斜面が続きますが、上流部は沢の周囲も穏やかな地形。
別天地の中をゆったり滑降できました。
標高を落とすにつれて、沢床の割れや窪みが散見されます。
ムジナ沢は概して沢床が狭いので、斜滑降でのトラバースを多用します。
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標高を落とすにつれて、沢床の割れや窪みが散見されます。
ムジナ沢は概して沢床が狭いので、斜滑降でのトラバースを多用します。
12:48 滝直上に出る

滝の存在は地形図で把握していましたが、直上に出てしまいました。
ロープの出番も頭をよぎりましたが、観察するとたった1箇所だけ、スキーで通過できそうなところを見出しました。
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12:48 滝直上に出る

滝の存在は地形図で把握していましたが、直上に出てしまいました。
ロープの出番も頭をよぎりましたが、観察するとたった1箇所だけ、スキーで通過できそうなところを見出しました。
横滑りの要領で滝身左岸側を突破。
ここは少し手前から高巻いて通過すべきでした。
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横滑りの要領で滝身左岸側を突破。
ここは少し手前から高巻いて通過すべきでした。
滝の少し下流側で、大規模なデブリ。左岸側を通過。
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滝の少し下流側で、大規模なデブリ。左岸側を通過。
基本的には雪の安定していそうな左岸寄りを進みます。
ムジナ沢の正面には白銀に輝く守門岳!
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基本的には雪の安定していそうな左岸寄りを進みます。
ムジナ沢の正面には白銀に輝く守門岳!
左岸からのデブリもあるので、臨機応変に進みます。
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左岸からのデブリもあるので、臨機応変に進みます。
渓相が広がるところもありますが、窪地や穴を避けながら下っていきます。
このあと左岸へ脱出するため、何回かGPSで標高を確認します。
渓相が広がるところもありますが、窪地や穴を避けながら下っていきます。
このあと左岸へ脱出するため、何回かGPSで標高を確認します。
13:30 左岸へのトラバースを模索し始める

目標の標高650mまで下ってきました。
沢床を更に下方へ続くトレースもありましたが、左岸側が緩くなるのを見計らってトラバースに入ります。
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13:30 左岸へのトラバースを模索し始める

目標の標高650mまで下ってきました。
沢床を更に下方へ続くトレースもありましたが、左岸側が緩くなるのを見計らってトラバースに入ります。
ムジナ沢の攻略法どおりに進んだつもりでしたが、正味10〜20mくらい登り返しが待っていました。

地形図に記載のある下方の実線道の手前、標高600m主系曲線のフック型の小尾根を乗り越えなくてはいけませんでした。
周辺に散らばっていたシュプールが次第に小尾根へ向けて収束してくるのを見ながら、立ちはだかる小尾根へと進みます。
ムジナ沢の攻略法どおりに進んだつもりでしたが、正味10〜20mくらい登り返しが待っていました。

地形図に記載のある下方の実線道の手前、標高600m主系曲線のフック型の小尾根を乗り越えなくてはいけませんでした。
周辺に散らばっていたシュプールが次第に小尾根へ向けて収束してくるのを見ながら、立ちはだかる小尾根へと進みます。
13:49 少し登り返して小尾根に到達

どうにかこうにか登り返して、目標の小尾根に到達。
最後にひと汗かいたので小休止を入れました。
ここからはもうトレースに沿う自動運転でいけるでしょう。
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13:49 少し登り返して小尾根に到達

どうにかこうにか登り返して、目標の小尾根に到達。
最後にひと汗かいたので小休止を入れました。
ここからはもうトレースに沿う自動運転でいけるでしょう。
木々が途切れてだだっ広い場所に出てくると、既に実線道に乗ったものと推測。
そしてまもなく沢沿いとなり、右岸側より堰堤を確認。
堰堤が2箇所ある五味沢?沿いに出たようです。
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木々が途切れてだだっ広い場所に出てくると、既に実線道に乗ったものと推測。
そしてまもなく沢沿いとなり、右岸側より堰堤を確認。
堰堤が2箇所ある五味沢?沿いに出たようです。
14:01 浅草山荘を視認!(530m)

橋があると思われるところから左岸側に進むと遂に見えてきた浅草山荘!
ムジナ沢滑降も終わりを迎えたようです。
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14:01 浅草山荘を視認!(530m)

橋があると思われるところから左岸側に進むと遂に見えてきた浅草山荘!
ムジナ沢滑降も終わりを迎えたようです。
浅草山荘へ向けて短いけど最後の滑降!
すっかりザラメ雪となって、源頭部と同じくらい気持ち良かった!

浅草山荘周辺の道路は高い雪壁となっており、下手に下方へ滑っていくと行き詰ります。
見受けられるトレースを参考にしてどこから下りるべきか観察。
建物正面前に道路へ下りる出口を見出しました。
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浅草山荘へ向けて短いけど最後の滑降!
すっかりザラメ雪となって、源頭部と同じくらい気持ち良かった!

浅草山荘周辺の道路は高い雪壁となっており、下手に下方へ滑っていくと行き詰ります。
見受けられるトレースを参考にしてどこから下りるべきか観察。
建物正面前に道路へ下りる出口を見出しました。
14:21 浅草山荘(500m)到着!!

無事に浅草山荘へ降り立ちました!
初めてのムジナ沢滑降。滑りを楽しめる場面は少なかったけど、順調に踏破できた達成感は充分でした。

ここからは雪の大谷っぽい車道をひたすら歩きます。
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14:21 浅草山荘(500m)到着!!

無事に浅草山荘へ降り立ちました!
初めてのムジナ沢滑降。滑りを楽しめる場面は少なかったけど、順調に踏破できた達成感は充分でした。

ここからは雪の大谷っぽい車道をひたすら歩きます。
轟々と水が流れるムジナ沢橋を渡り、守門黒姫の登山口を過ぎるとまもなく旧大自然館へ。
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轟々と水が流れるムジナ沢橋を渡り、守門黒姫の登山口を過ぎるとまもなく旧大自然館へ。
14:49 旧大自然館・除雪終了点(490m)到着!!

浅草山荘から約30分の車道歩きを経て、待望の旧大自然館前に到着!
除雪終了点には自分のを含めて7,8台の車が停まっていました。

いつもは最優先で済ませるスキー道具の水洗い等の用事は後回し。
実家への下山通知発信を済ませるため、靴だけ履き替えて大白川駅まで移動しました。
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14:49 旧大自然館・除雪終了点(490m)到着!!

浅草山荘から約30分の車道歩きを経て、待望の旧大自然館前に到着!
除雪終了点には自分のを含めて7,8台の車が停まっていました。

いつもは最優先で済ませるスキー道具の水洗い等の用事は後回し。
実家への下山通知発信を済ませるため、靴だけ履き替えて大白川駅まで移動しました。
道の駅いりひろせ

帰路、ここでスキーの水洗い等の所用を済ませてから帰途に就きました。
※ どこでも水洗いできるように車には水を常備しています。

今日もたっぷり汗をかきました。コーラが美味しい季節となりました。
首尾良くムジナ沢を踏破し、春の浅草岳での一日を満喫。
充実感に包まれて約3時間の帰途に就きました。お疲れさまでした!
道の駅いりひろせ

帰路、ここでスキーの水洗い等の所用を済ませてから帰途に就きました。
※ どこでも水洗いできるように車には水を常備しています。

今日もたっぷり汗をかきました。コーラが美味しい季節となりました。
首尾良くムジナ沢を踏破し、春の浅草岳での一日を満喫。
充実感に包まれて約3時間の帰途に就きました。お疲れさまでした!

装備

個人装備
山スキー ポール シール スキーアイゼン マムート・アバランチビーコン Barryvox ブーツ 携帯用ワックス 携帯用ブラシ 長袖シャツ ハードシェル タイツ ズボン スキー用靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 薄手のビーニー ザック ロープ 12本爪アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) 山と高原地図 コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS アマチュア無線機 無線従事者免許証 無線局免許状 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ゴーグル タオル カメラ 交換レンズ 三脚 ねんどろいど(あおい・ひなた)

感想

前岳直下から浅草山荘付近へ下るムジナ沢。
昨冬3月にも源頭部までは滑降しており、沢の行方を見てみたかったです。
積雪の安定した今冬がムジナ沢滑降の好機とみて決行しました。

前日まで麓は雨、上方では薄っすら積雪と、まさにこの時期らしいコンディション。
消えかけたトレースやシュプールを各所で追いつつ、春の守門・浅草の光景を満喫しました。

ムジナ沢源頭部は浅草岳で最も好きな斜面で今回も最高!
登り返してきっちりおかわりしてからムジナ沢滑降へ。
ムジナ沢自体は滑降を楽しむというより、むしろツアースキーといった趣。
穴や窪地、デブリ、そして滝身横の突破まで付いてきました。
浅草山荘へ降り立った時の達成感、充実感、そして安堵感は、
沢登りで遡行を終えた時と通じるものがありました。

深雪苦手で春雪が最も好きな自分にとって、正しく今がハイシーズン。
機会があれば守門岳も2年連続で滑ってみたいです。

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コメント

ルーンさん こんにちわ。
守門岳近くの 浅草岳を登り、
滑られたのですね。(⌒∇⌒)
雪がまだまだ たっぷりあるそうで
楽しみですね。

こちらは 桜がほころびだしました。
2,3日で 沢山咲くでしょう。

750をすして 守門岳が見えてきて 
モノトーンが美しいですね。
浅草岳の 西から登られるので
東に登る朝日に向かって登って行く となりますが、
朝日が 斜面の雪に反射して 何とも美しいです。
朝日を浴びて くとーをつけて登って行かれる
こと 5時間40分で 浅草岳山頂部 1585.4Mへ。
なかなか 大変な 行程ですね。
前岳にもどられ いよいよダウンヒルですね。

遠くで滑降のルーンさんなど
沢山 お写真を 写してくださり、
ありがとうございます。
雪景色を堪能できます。
今回は はじめてムジナ沢を滑降されたのですね。
滝の直上にでられ 苦労されたようでした。
白い雪原で このあたりに滝があると 
確認するのは なかなか難しいですね。

無事滑り下られ 雪の大谷を車へと、、。

無雪期には めずみもち駐車場から登られ 雲海をたのしまれましたね。
その後 雪のシーズンには 今回とは違う入り方で登られ、
今回のぼられた尾根をすべられたよう。
いろいろな 道があり
いろいろな楽しみ方ができる山のようです。
無雪期には サンカヨウ 笹ユリなど
楽しめるようですね。

レポ お疲れさまでした。
ありがとうございました。
(⌒∇⌒)
2022/3/20 16:54
mayasanpoさん、こんばんは。
さっそくご覧いただき、そしてコメントをいただきまして、ありがとうございました。
長野市街では今日も雪がちらついて寒いです。桜が咲くまではまだしばらくかかるでしょうね。

浅草岳は会越国境の山で、東側はもう福島県です。車道は冬季閉鎖となるので、
福島県側から登ろうとすると、アクセスがかなりの長丁場になるのです。
もちろんいろんなルートを辿ってみたいので、そのうち遠征することもあるかもしれません。

3月も下旬に差し掛かり、日が長くなってきて行動しやすくなっています。
今回もヘッデンを付けてるのは1時間程度ですね。
ヤジマナ沢左岸尾根はちょうど朝日に向かって登っていくシチュエーションとなります。
この日はあいにく黄砂が飛んでたようで、天気は良かったですが空が白っぽくなってしまいました。

前半の緩んだ雪、そしてクトー付けっぱなしの登行で、今回は予想より時間がかかりました。
ムジナ沢源頭部は昨年も滑ったんですが、本当に春の雪は気持ち良いです。
そしてやはりムジナ沢の続きは気になっていました。
実際に滑ってみると、楽しい場面は殆どありませんでした。
でも踏破の達成感はやはりありますね。
途中で滝の直上に出てしまいましたが、雪の多さにも助けられたといえます。
次回があるとすれば事前に高巻きしてトラバースでしょうね。

浅草岳に初めて訪れた時は秋でした。
まだ夏に行ったことがありませんが、花がたくさん咲くようです。
無雪期の浅草岳は初回の1回のみで、今では山スキー定番の山の一つに。
浅草岳も隣の守門岳もたくさんルートがあって、何度も楽しめる山ですよ。
長野からだと3時間弱なので行きやすい山です。

ここにきてしつこい寒の戻りです。新潟の山は好天を掴むのが難しいんですよね。
自分は雪質は二の次で、とにかく好天であることを優先します。
3月に山に行けそうなのはあと1回程度。なんとか好天に合わせたいものです。
今回もご覧いただきまして、ありがとうございました!
2022/3/20 20:49
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