雪と激闘!大倉〜塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉


- GPS
- 10:33
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,153m
- 下り
- 2,153m
コースタイム
天候 | 全般的にはくもり(霧がかかったり、細かい雪(?)が吹き付けてきたり、若干晴れ間が見えたりしました) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<大倉〜塔ノ岳> 下の方からそれなりに雪があり、ずっと、雪があったりなかったりの繰り返しでした。トレースはしっかりありました。 全体としては雪があるところの方がだいぶ多かったです。また山頂が近くなると、雪がないところはほとんどありませんでした。 アイゼン等がないと、登り下りはかなりたいへんだと思います(私の技量では必須でした)。 見晴茶屋あたりでアイゼンをつけている人が多かった気がします(きちんと確認しているわけではありませんが)。 <塔ノ岳〜丹沢山> 全体にしっかり雪がありました。トレースはしっかりありました。雪を踏み抜くことはほとんどありませんでしたが、これから気温が上がっていく等すると状況は変わるのかもしれません。アイゼン等は必要だと思います(私の技量では必須でした)。 <丹沢山〜蛭ヶ岳> かなりの量の雪がありました。トレースというか先行者の足跡はありました。時折雪を踏み抜くことはありましたが、スノーシューが必要とまでは思いませんでした(私はスノーシューを持っていったのですが使うことはありませんでした(^^))。ただ、今後気温が上がっていく等すると状況は変わるのかもしれません。アイゼン等は必要だと思います(私の技量では必須でした)。 不動ノ峰のちょっと先の急傾斜の下り(復路では登り)と、鬼ヶ岩の急傾斜の下り(復路では登り)は注意が必要です。 どちらも垂直とまではいきませんが、かなりの急傾斜でした(垂直ではないので、一応歩いて登り下りできますが)。 鬼ヶ岩を登る際、右から左にトラバースするところで足の置き場にちょっと困り、危険を感じました(下るときはあまり気にならなかったので、私のコース選択等が悪かったのかもしれませんが)。 ※私が使用したアイゼンは6本爪アイゼンです。 ※ルート図は手書きです。 |
写真
感想
今回は大倉から蛭ヶ岳までを往復しました!
雪がたくさんあり、なかなかスピードが出ず、ものすごく疲れましたが、なんとか無事蛭ヶ岳まで行くことができ、本当によかったです!
<山行に至る経緯>
前回1月に蛭ヶ岳を登ってから、約1ヶ月間、用事があったり、大雪が降ったりと、さまざまな要因で、山に行くことができませんでした(>_<)
(一番大きな原因は、オリンピックのために寝不足で、朝早く起きれなかったことだと思いますが(^^))
そういうわけで、
「今週末こそは絶対山に行こう!」
と思いました!
そこでどこの山に行くのが良いかなあと考えたところ、山梨や秩父は、ものすごい量の雪が積もっているようでしたので、やはり
「丹沢がよいかなあ」
と思い、大倉から蛭ヶ岳まで歩く計画を立て、今回の山行に至りました!
<1日の流れ>
朝は、6:48の始発のバスに乗りました!
かなりの数の人がバスに乗っていました!やはり丹沢の人気はすごいですね!
大倉に着いてからは、ちょっと準備をしたあと、7:10に出発しました!
大倉尾根は、下の方からずっと雪があったりなかったりの繰り返しでした!(全体としては雪があるところの方がずっと多かったです!)
雪があるとやはりスピードが出ず、とても疲れました!途中からは全然体が上がらなくなり、どんどん周りの人に抜かれまくりました(^^)
ものすごく疲れましたが、なんとか塔ノ岳に着きました!汗で髪の毛が凍っていました(^^)
ただ、思ったよりだいぶ時間をつかってしまったので、
「蛭ヶ岳はあきらめようかな。」
と思いました。天気も良くなかったので、丹沢山まで行って戻ってきて鍋割山で鍋焼きうどんを食べた方が楽しいかなあとかいろいろと考えました(^^)
そんな感じで楽しいプランを考えながら丹沢山まで歩いて行きました(^^)
塔ノ岳〜丹沢山は、しっかりとした雪がありましたが、それほど雪を踏み抜くことはなく、人もだいぶ少なくなったので、意外と快適に歩くことができました(^^)
楽しいプランを考えながら歩いたことのも良かったかもしれません(^^)
そうして丹沢山に着くと、自然と足が蛭ヶ岳の方に向かって行きました(^^)(おかげで、鍋焼きうどんの楽しいプランは実現しませんでしたが(^^))
丹沢山から先にも、足跡はきちんとありました!今回、スノーシューを持っていったのですが、使うことはありませんでした(^^)
ただ、今後気温が高くなったりすると、状況は変わるのかもしれません。
最初は一人で歩いていたので、とてもさびしかったのですが、ちょっと進むと、先行者が1名いました!その方は、11:30で引き返すとのことでしたので、不動ノ峰まで一緒に歩き、その方はそこで引き返しました!一緒に歩いていただいて、とても心強かったです!同行していただいてまことにありがとうございました!
不動ノ峰のちょっと先には、急傾斜の下りがありました!さらに進んで鬼ヶ岩まで行くと、やはり急傾斜の下りがありました!
鬼ヶ岩を過ぎると、最後の登りになるのですが、もうここまでに体力を使い果たしてしまっていたので、まったく体が上がっていきませんでした!ダイエットをしようと思いました(^^)
そんなこんなでなんとか蛭ヶ岳に着きました!
おにぎりを食べようと思ったのですが、凍っていて食べる気になれませんでした(^^)あまりにも寒かったので、すぐに引き返すことにしました(^^)
蛭ヶ岳からの復路はちょっとだけ天気が回復してきたこともあり、雪庇を見たりして比較的楽しく歩くことができましたが、鬼が岩の登りで足の置き場に困り、ちょっと緊張しました(私のコース選択が悪かったのかもしれませんが)。
その後、登りに苦しめながらも、なんとか丹沢山にたどり着き、塔ノ岳に向かいました!
塔ノ岳へは、最後に大きな登りがあって、もう弱っていた私は、
「あの登りは登れるのだろうか???」
と思っていました!
ところが登りが始まるところでたまたま出会った方と、一緒にお話をしながら、塔ノ岳への最後の登りを登ることになりました!
その方は、丹沢の写真を撮って展覧会とかを数名で開催している方だそうで、この日は竜ヶ馬場あたりの雪庇を撮っていたそうです!
蛭ヶ岳近くの雪庇にも興味を持たれていて、そのお話をしたりしました!(私は雪庇を見るの自体がはじめてだったので、そもそも私が見てきたのを「雪庇」というのかどうか自体、自信がなかったのですが(^^))
そんなこんなで、その方と雪庇の話などをしていると、気がついたら塔ノ岳に着いていました!
そこまでは登りのたびにしんどい思いをしていたのに、全くつらく無かったです!
一緒にお話していただいた方、まことにありがとうございました!
塔ノ岳では、一緒にお話していただいた方に、私が撮ってきた雪庇の写真をお見せしたりしました!
(本気で写真を撮っている方に、私がシャッターを押しただけの写真をお見せするのは若干恥ずかしいのですが。)
そうして、大倉への下山を開始しました!
この日の日の入りは、17:30ぐらいだったので、急ぎたかったのですが、もう疲れすぎていてがんばれませんでした(^^)
途中、妻にメールを送ろうとしたりしたのですが、電波が届かず、単なる休憩になったりしました(^^)
そんなこんなで、最後は強引に走ったりして(ほんのちょっとですが)、なんとか明るいうちに下山できました!
ところが、いつも買っている無人販売所の野菜は、もうなくなっていました(>_<)
たぶん遅くなってしまったので、片付けられてしまったのだと思います(>_<)
今回は、それがなにより残念でした(^^)
<全体のまとめ>
今回は、なんとか蛭ヶ岳にたどり着くことができて、本当によかったです!
ちなみに、翌日の朝体重をはかったところ、いつもより3kg減っていました(^^)
トレースをつくっていただいた先行者のみなさままことにありがとうございました!
そして、今回の山行にあたり、ヤマレコのみなさまの山行記録をたいへん参考にさせていただきました!
みなさままことにありがとうございました!
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