武奈ヶ岳 イグルーチャレンジ

2022年03月20日(日) [日帰り]

• GPS: 09:07
• 距離: 17.1km
• 登り: 1,419m
• 下り: 1,392m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:41
• 休憩: 11:30
• 合計: 19:11

0:33 比良駅
0:40 樹下神社
1:02 桜のコバ
1:13 暮雪山多目的保安林駐車場
1:24 大山口
2:01 青ガレ
3:03 3:04 金糞峠
3:08 3:09 金糞峠西側下の分岐
3:13 ヨキトウゲ谷入口の分岐
3:32 4:05 上林新道四辻
5:04 コヤマノ岳
5:10 パノラマコース分岐
5:14 コヤマノ分岐
5:31 5:37 武奈ヶ岳
5:40 16:15 細川尾根分岐
16:18 16:19 武奈ヶ岳
16:27 コヤマノ分岐
16:32 パノラマコース分岐
16:47 RP八雲３
17:04 17:05 八雲ヶ原
17:38 17:40 北比良峠
17:44 17:45 神璽谷道下降点
18:22 18:31 カモシカ台
18:59 大山口
19:06 暮雪山多目的保安林駐車場
19:12 イン谷口
19:34 樹下神社
19:44 比良駅
19:44 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車

比良駅0：00着(終電の1本前)

コース状況／危険箇所等

比良駅
↓アイゼンなし
比良駅

写真

3/20 0:32

3月に雪予報と聞き飛んできました。稜線がはっきり写る時は満月、わずかにしか写らない時は新月です。

3/20 1:25

大山口では雨に打たれます。あくまでも山の上だけ雪という話です。

3/20 2:40

金糞峠手前でやっと雨が雪へと変わります。トレース上でも踏み抜きが多く怪我しないよう足元に気を使います。

3/20 2:59

金糞峠を越えれば雪質が安定し歩きやすいです。

3/20 4:59

コヤマノクラウンまで登れば、沈み込みがない以外はもう普段の雪山と同じです。

3/20 5:23

寒色系のヘッドライトはガスと雪で乱反射するため、赤味を帯びた暖色系ライトが断然見やすいですが、むしろ乱反射させる方が楽しいのです。

3/20 5:31

本日の武奈ヶ岳山頂気温はたぶん氷点下(急いでおり気温計忘れました)、いつも通りP900の撮れ高は壊滅的です。

3/20 5:34

暖色系ライトで再撮、着雪ではなく霧氷です。ご来光まであと30分あります。

3/20 5:43

東稜を下って残雪期にぴったり、イグルー(ブロック式かまくら)を作ってみたいと思います。

3/20 5:53

完成予定地は東稜三本杉1丁目、ご来光ばっちり東斜面です。

3/20 6:02

雪国の伝説によれば、一人前になると自分だけのシャベル(モンベル表記：アルパインスノーショベル)を持つと言われます。

3/20 10:10

尾根なので斜面を掘って平らな部分を造成、2段目からはブロックを内側に半分くらいせり出して積み上げていきます。

3/20 11:53

床も少し掘り下げて3段目まで到達。脚しか体力がない人なので残雪期のたっぷり水気ある雪は重くてヘロヘロになります。

3/20 12:01

試しに寝転んでみます。チラチラ雪が舞う中、疲労感でそのまま寝てしまいそうなくらいイグルーの中は無音無風です。

3/20 14:37

難関とされる屋根は2つのブロックの角を落としてV字に接着、ひっくり返して4段目にそっと載せます。

3/20 15:16

入口は風の吹き込みを想定して小さめに貫きます。玄関も掘り下げハイハイで出入りするような形です。

3/20 15:25

9時間の激闘を制し初めての雪のおうち、イグルーが完成しました！手前は不要な荷物を保管するラゲッジスペースです。

3/20 15:15

使用ブロックは70個、ダイソーの折り畳みコンテナ(横38cm縦25cm高さ20cm)を型にしてます。当然ながら雪層から切り出した方が早く作れます。

3/20 15:22

空間内部は採光として天窓が両端にあり、夜はキャンドル置き場に変わります。要の床は積雪不足で掘れずギリギリあぐらをかける程度の天井です。

3/20 15:21

縦は約2.5m、バルトロ85を入れても脚を伸ばせるサイズとなっております。

3/20 15:40

楽しんだあとは空間による踏み抜き怪我対策と景観保護のため、できるだけ更地にして帰るのもマナーです。

3/20 15:59

非常に名残惜しいですが壊すのは一瞬、また作ります。この日、東稜を登ってこられた方はおられずノートレースのままです。

3/20 16:13

山頂に登り返して帰投します。主稜線手前はトレースも消え去りガスと疲労も相まって、なんだか幻想を見ているかのようです。

3/20 16:51

実はマイティドームも担いできておりシティ化を目指す予定でしたが、イグルー建造に精魂使い果たし次回に持ち越しです。

3/20 19:36

彦根・北びわ湖大花火大会「稲妻イグナイト」でしょうか、対岸の花火が見えました。右端でバックしたクルマの方もおそらく見物中ですね。

3/20 19:43

雪山に行く度に身体が悪化するのが辛いですが気分は清々しいです。来週はダイヤモンド富士の日、しかも雨予報、悩ましい一日になりそうです。

撮影機器：

iPhone 11 128GB SIMフリー Apple

コメント

iamrosen

Capさん、おはようございます。
イグルーチャレンジ成功おめでとうございます！
本当に初めて？っていうぐらい素敵なおうちに仕上がってますね♪
是非ともお邪魔したかったです(^^)
先日福井の山を歩いた時に稜線上でイグルーを作られている場面に遭遇したのですが、まぁブロックを切り出す→のせる作業の速いこと…
慣れるとあんなにサクサクとスピーディーに作れるものかと感心しきりでした。
今年の雪質は全体的に重い&残雪期の重さで苦労されたことと思います。
お疲れさまでした。

私は今シーズンは下界の生活が忙しく、武奈ヶ岳にも遊びに行けずじまいで消化不良な気がしています(^_^;)
雪が溶けたら目を覚ます可憐な花たちには必ず会いに行きたいと思います。

Captsuba

iamrosenさん おはようございます。

前もってイグルー作りの下調べはできるだけ最小限にとどめ、初めて触って目一杯楽しめました。
作成時間9時間は不器用で虚弱体質が丸裸ながら、初志貫徹チャレンジ大成功です。
なによりコメントを頂けたことが一番嬉しく思い、労いのお言葉もかけて頂きありがとうございます。

ご指摘も含めて、イグルーは来週まで残したいという雑念だらけですが、勝手に作ってしまった責任もありますので、ここは心を鬼にして破壊しました。
あとからイグルーの作り方を調べると、料理と一緒で手間をかけるほど立派なものができますし、早く作ろうと思えばもっと工夫できますね。

さらなる工期短縮と来年の全面リニューアルオープンを目指して計画を練り直しているところです。
脚ばっかり使ってないで、天に向かってブロック持ち上げるぜ！うぉおー。
(ちなみに当日の腕は1段目を敷き詰めた段階で燃え尽きてました。)

雪が少なくなり、春になると大好物の桜吹雪もありますので、まだまだクヨクヨしている場合ではありませんね。
P900も活用してお花もカッコよく撮ってみたいです。