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記録ID: 41
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無雪期ピークハント/縦走
中央アルプス

中ア/千畳敷〜空木岳

1999年10月09日(土) 〜 1999年10月11日(月)
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GPS
56:00
距離
17.6km
登り
1,081m
下り
2,863m

コースタイム

10/8(金)夜、車で横浜21:00・・・・八王子22:30・・・・(中央高速)・・・・
10/9(土)2:00駒ヶ根/菅の台駐車場(仮眠)5:30・・・・(バス)・・・・6:10しらび平駅 
     6:30・・・・(ロープウェイ)・・・・ホテル千畳敷7:53〜極楽平8:50〜檜尾岳〜 
     16:40木曽殿山荘
10/10(日)木曽殿山荘7:22〜9:10空木岳10:30〜13:30池山小屋前〜14:30人工スキー場
     〜15:30菅の台駐車場・・・・こまくさの湯・・・・駒ヶ根簡保キャンプセンター
10/11(月)駒ヶ根キャンプセンター・・・・帰路
アクセス
空木山頂
千畳敷カール
カモ太との出会い
カモ太との出会い

感想

10/9 前夜横浜でレンタカーを借りてKAMOG、miki、hasaei、kan、shibuは睡眠もまま
ならぬまま駒ヶ根の菅ノ台駐車場になだれ込んだ。Yさんとは早朝にここで合流予\r
定。時間がちょっとあるから少しでも寝ておかなくちゃ。mmmmmm。
 まだ暗い内から人の会話がうるさくて眼をさますと、うひぇ〜!、もうバス停の前は
登山者の行列がごった返している。やはり秋の中央アルプスは超人気の山のようだ。そ
れにしてもさすがに10月ともなると明け方は冷えるぜ。増発もしてくれたバスに乗り
込みしらび平へ。相変わらずこの細いつづら折りの道路を簡単に登っていくバスのテク
ニックに脱帽する。何とか始発のロープウェイに乗り込み一気に千畳敷カール。うー
ん、今年の紅葉はいま一歩かな。それでも千畳敷カールは快晴で我々の目を飽きさせな
い。
 極楽平からは快適な稜線歩きが始まる。幾つかのアップダウンの繰り返しだが、目指
す空木岳は歩けば歩くほど遠くなるような気がするのは僕一人であろうか。最後の急な
下りを下ればいつもの独特な山小屋の発電器音がしてきた。ガスの中から聞こえてくる
山小屋の発電器温(ガー)。大自然の機構にひとつ仕組まれた人工のざわめき。人間だ
からだろうか。この音を聞くといつもホッとしてしまうのは。
 木曽殿山荘のドアを開くとまず驚いてしまったのはその人の多さであった。1Fの食
堂は食事の支度があるらしく来た登山客は次から次へと2Fへ押し込まれていく。膝を
抱えてお互い背中が合わさるくらいの激混み状態。
疲れた身体を横たえるスペースさえない。初めて泊まりがけの山行になった渋下さんに
はちと強烈だったかもしれないなぁ。1Fでは慌ただしく第1回目の配膳の準備が忙し
く主人ご夫婦とアルバイトさん1名、常連さん2名程度ではなかなかはかどらないよう
だった。いつの間にか僕も配膳の手伝いをしている。山小屋はサービス業ではないと思
う。だから手伝うことも当たり前だ。本業とは別にこんな所で働く喜びが沸々湧いてし
まうのも変な話ではあるのだが。3回の入れ替えを終えてホッと一息。配膳手伝いのお
礼にご主人から木曽殿山荘オリジナル手拭いと缶ビールをいただいてしまった。ありが
たや。
10/10 異常な暑さの山荘に外の荷物置き場で寝た人もあったような夜も明けた。
今日も快晴だ。正面には天まで突き上げるように豪快な空木岳の雄姿。一歩一歩ゆっく
り登る。頂上は花崗岩のオブジェが至る所に座して期待以上に美しかった。頂上から池
山尾根の風景はどことなく屋久島の宮之浦岳に似ているかな。風景に見とれていたら他
のみんなが岩の後ろで何やら隠れてごそごそしている。呼ばれてびっくり玉手箱。何と
僕の一日早いお手製誕生ケーキにローソク付き。それに重い思いをしてきてワインま
で!「何歳になったんですか?」と渋下さん。「いやぁ、これで29です」と僕。
「・・・」無言の他メンバー。「いや精神年齢のことです」(僕)。
おまけにここでカモ太くんとの出会いがあった。なかなか毛並みがよろしくてすっかり
気に入り、お腹に抱えてその後、池山尾根を下っていったのは言うまでもない?(すれ
違った登山者は何と思ったことだろう...)
 車を回収するために他のメンバーより一足先に降り、近くのこまくさの湯に入る。こ
こは平成8年にオープンした比較的新しい温泉。泉質はアルカリ性単純泉で筋肉痛や関
節痛、冷え性、疲労回復に効果があるそうな。登山後の癒しには最適かな。今日から休
みで駆けつけたごみちゃんとSさんと合流。駒ヶ根の簡保キャンプ場でYさんがと
ってくれた貸しテント(これがまた大きい!)に泊、ピラフなど作って軽い宴会モード
で夜は更けていった。

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技術レベル
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体力レベル
4/5

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