ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 410475
全員に公開
雪山ハイキング
八ヶ岳・蓼科

北横岳〜縞枯山

2014年02月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:11
距離
7.1km
登り
451m
下り
450m

コースタイム

09:06北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅 - 09:25坪庭・北横岳分岐 - 10:01三ッ岳分岐 - 10:07北横ヒュッテ - 10:35北横岳南峰 - 10:42北横岳山頂(北峰)10:49 - 11:04北横ヒュッテ11:14 - 11:17三ッ岳分岐 - 11:39坪庭・北横岳分岐 - 11:54縞枯山荘12:16 - 12:22雨池峠12:40 - 13:12縞枯山山頂 - 13:18縞枯山展望台13:40 - 13:44縞枯山山頂 - 14:00縞枯山荘 - 14:17北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:
当初、JR+アルピコ交通バスで北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に向かう予定でしたが、バスが運休とのことで、車で行くことに。
道路の積雪状況が気になりましたが、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅までしっかり除雪され、路面が乾いており、チェーン不要でした。
しかし、雪の残った状態で日中の気温が上がり、溶けた雪が夜に凍るということもありますので、ご注意ください。

山麓駅8:40 → 8:50山頂駅
北八ヶ岳ロープウェイ
往復料金1,800円ですが、下記サイトの割引券を使えば1割引きの1,620円
http://www.kitayatu.jp/
電話で営業時間をお訊ねしたところ、9:00〜16:00とのことでしたが、行ってみると8:40の便がありました。

復路:
山頂駅14:40 → 14:50山麓駅


※茅野駅からの公共交通機関
◆アルピコ交通バス 0266-72-2151
茅野駅〜北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 往復2,100円
http://www.alpico.co.jp/access/suwa/pdf/kitayatsugatake20131105.pdf
東京方面からの始発に乗っても、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅行きのバスには間に合いません。

◆タクシー
茅野駅〜北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅 片道約8,000円とのこと
・アルピコタクシー 0266-71-1181
http://www.alpico.co.jp/taxi/
・第一交通 0266-72-4161
http://takashima.0152.jp/index2.html
コース状況/
危険箇所等
○道の状況
一般のハイキングコースで、道標、赤旗竿が設置されています。
視界が良好であれば、多くの方が歩いていらっしゃるので、道迷いの危険性は殆どありませんが、強風、霧等で視界の悪いが場合は、早めにロープウェイ山頂駅、縞枯山荘、北横ヒュッテ等に退避した方が良いでしょう。

1週間前の降雪にもかかわらず、コースは踏み固められています。
良く踏まれた場所を歩いている限りは、危険な場所はありませんが、踏み固められている部分は狭く、外れると踏み抜きます。
特に、山頂付近の稜線から外れると、柔らかく深い積雪になっています。
スノーシュー、わかんを装着しないで入り込むと、胸まで沈む箇所あり。
かなりの積雪量です。
沈むと脱出が面倒になりますので、稜線での踏み抜きには、ご注意下さい。

※沈み込み
縞枯山の頂上でうっかり踏み抜き、胸まで入ってしまいました。
パートナーは見捨ててスタコラ。
大変焦りましたが、親切なハイカーの方に助けて頂いて脱出しました。
この場をお借りして、御礼申し上げます。

この日は、多くのハイカーがいらしていましたが、スノーシュー、わかん、アイゼン(6本歯〜12本歯)、ノーアイゼンと人それぞれ。
スノーシュー、わかん、アイゼン、ストック、ピッケルとフル装備の方もいらっしゃいました。
全部持って来たくなる気持ちが判ります。
私も足下の選択には悩みました。
個人的には、雪原、稜線はスノーシューが歩き易く、樹林帯の登り下りは道幅が狭いため、スノーシューよりも、アイゼンもしくは、ノーアイゼンが歩き易かった。

○登山ポスト
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅にあり。
用紙、筆記具完備。

○トイレ
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅、北横ヒュッテ、縞枯山荘にあり。
北横ヒュッテは、使用していないので、料金などはわかりません。
縞枯山荘は、使用量300円。靴を脱がなければならないので、ちょっと面倒かも。
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅
ロープウエイからの蓼科山の眺め
既に絶景でテンションが上がります
7
ロープウエイからの蓼科山の眺め
既に絶景でテンションが上がります
10分程度で山頂駅
1
10分程度で山頂駅
まずは、スノーシューで坪庭散策
3
まずは、スノーシューで坪庭散策
坪庭から縞枯山の眺め
3
坪庭から縞枯山の眺め
後を振り返ると、山頂駅の後ろに中央アルプスと御嶽山が
3
後を振り返ると、山頂駅の後ろに中央アルプスと御嶽山が
その左には南アルプス
左から鳳凰三山、北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳
テンション上がりまくり
5
その左には南アルプス
左から鳳凰三山、北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳
テンション上がりまくり
北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳をアップで
12
北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳をアップで
北横岳
雲ひとつない群青色の空
2
北横岳
雲ひとつない群青色の空
雪原の彼方に中央アルプス
3
雪原の彼方に中央アルプス
まずは・・・
北横岳に参りましょう
1
北横岳に参りましょう
登り始めると踏み跡が狭くなりました
スノーシューでは歩き難いので、アイゼンに変えました
1
登り始めると踏み跡が狭くなりました
スノーシューでは歩き難いので、アイゼンに変えました
少し登るだけで、この眺め
坪庭の先には縞枯山
その右後ろに南八ヶ岳が見えてきました
右から西岳、編笠山、ギボシと権現岳、阿弥陀岳、そして赤岳
6
少し登るだけで、この眺め
坪庭の先には縞枯山
その右後ろに南八ヶ岳が見えてきました
右から西岳、編笠山、ギボシと権現岳、阿弥陀岳、そして赤岳
先週の強風で木々に着いた氷雪が全部飛ばされたとのこと
そして、今日は気温が高いので霧氷も着いていません

う〜ん、春の気配
1
先週の強風で木々に着いた氷雪が全部飛ばされたとのこと
そして、今日は気温が高いので霧氷も着いていません

う〜ん、春の気配
三ッ岳との分岐点を過ぎると
三ッ岳との分岐点を過ぎると
稜線に出ます
振り返れば、両神山や奥秩父の山々がお目見え
1
稜線に出ます
振り返れば、両神山や奥秩父の山々がお目見え
程無く、北横ヒュッテに到着
1
程無く、北横ヒュッテに到着
ひと登りすると
突然360°開けます

南八ヶ岳と南アルプスが美しい
6
突然360°開けます

南八ヶ岳と南アルプスが美しい
中央アルプスも
北横岳南峰
北峰までは、風があってやや寒い稜線歩きですが、
北峰までは、風があってやや寒い稜線歩きですが、
この青空、この眺めですから、ガマンできます
1
この青空、この眺めですから、ガマンできます
北横岳北峰に到着
9
北横岳北峰に到着
蓼科山って近くで見ると迫力あります
7
蓼科山って近くで見ると迫力あります
右に後立山など北アルプス北部の山々
3
右に後立山など北アルプス北部の山々
さらに右は浅間山方面
1
さらに右は浅間山方面
左に槍穂など北アルプス南部の山々
3
左に槍穂など北アルプス南部の山々
その左に乗鞍岳
さらに左に御嶽山
4
さらに左に御嶽山
南八ヶ岳・・・何度も撮っちゃいます
5
南八ヶ岳・・・何度も撮っちゃいます
横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳をアップで
10
横岳、赤岳、阿弥陀岳、権現岳をアップで
中央アルプス
寒いので帰ります
寒いので帰ります
素晴らしい眺めの
1
素晴らしい眺めの
稜線歩きを終えて
1
稜線歩きを終えて
北横ヒュッテに戻り、
北横ヒュッテに戻り、
さらに下って
ここから縞枯山を目指します
ここから縞枯山を目指します
青い空の下
真っ白な雪原を
気持ち良く歩きます
2
気持ち良く歩きます
縞枯山荘が見えてきました
縞枯山荘が見えてきました
解放感があって、気持ち良いです
3
解放感があって、気持ち良いです
カッコイイ山小屋です
2
カッコイイ山小屋です
雨池峠から
地味な急坂を登れば
1
地味な急坂を登れば
縞枯山頂

道標が雪の中に埋没しています
1
縞枯山頂

道標が雪の中に埋没しています
縞枯山頂独特の枯木と南八ヶ岳
5
縞枯山頂独特の枯木と南八ヶ岳
アップで
北横岳の方向も良い眺め
5
北横岳の方向も良い眺め
サングラスを落としたので、拾おうと思ったら、
踏み抜いて、胸まで埋まってしまいました
パートナーに見捨てられましたが、通りすがりの親切な方に引っ張り上げて頂きました
5
サングラスを落としたので、拾おうと思ったら、
踏み抜いて、胸まで埋まってしまいました
パートナーに見捨てられましたが、通りすがりの親切な方に引っ張り上げて頂きました
そろそろ帰りましょう
2
そろそろ帰りましょう
空が青すぎてコワイ
3
空が青すぎてコワイ
縞枯山荘を通過して、
縞枯山荘を通過して、
北横岳とお別れして、
北横岳とお別れして、
山麓駅に到着
ご褒美にコケモモソフトを頂きました
(写真は撮り忘れ〜)
4
山麓駅に到着
ご褒美にコケモモソフトを頂きました
(写真は撮り忘れ〜)

感想

北横岳、縞枯山へ言って参りました。
良く晴れて気温も高く、過ごしやすい気候。
山頂付近は、寒風が吹いており、長居できる状況ではありませんでしたが、雪原を渡る風は穏やかで、樹林帯に入れば、風を感じることは無く、のんびりと陽だまりの雪山ハイキングを楽しむことが出来ました。

流石人気のコースだけあって、1週間前の降雪も踏み固まっています。
但しそれは狭い範囲。
少しでも道を逸れると、踏み抜きます
雪原や稜線は、スノーシューの方が安全で歩きやすいのですが、山頂に向かう斜面の道は、踏まれた箇所が狭く、両脇に雪が積もっており、スノーシューで歩くには、少々難儀。
多少手間でも歩きやすい方法を、と足下の装備を変えてばかりで、結構時間を喰いました。

残念ながら、降雪の後、強風に見舞われたらしく、木々に雪、氷が付いておらず、残念ながら霧氷、樹氷は見られませんでした。
しかし、強風が造形する風紋が其処此処にあって、楽しませてくれます。

北横岳山頂は、眺望360度。
両神山、奥秩父主脈、南八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、御嶽山、霧が峰、北アルプス、蓼科山、浅間山。
噂どおりの眺めを堪能することが出来ました。

縞枯山頂は、南側のみの眺望でしたが、山頂の枯れ木が良い雰囲気。
南八ヶ岳の眺めもいい感じでした。

眺望の良い茶臼山を廻って五辻から山頂駅へ・・・とも思いましたが、もうおなかいっぱいになったので、来た道を辿って、山頂駅に戻りました。

気楽に気持ちの良い雪山ハイキングが楽しめる人気の山であることが理解できました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1014人

コメント

こんにちは〜(=^・^=)
素晴らしいお天気&眺望の北ヤツですね
うちも以前行ったんですが、その時はスパルタなパーティーの一員として行ったのでついていくのに必死で、景色ほとんど覚えてないんですよ〜
(北横〜三岳〜縞枯〜茶臼〜麦草ヒュッテ〜五辻〜山頂駅だったんです(-_-;))
tackerqさんのレコ拝見して、また行きたくなりました
2014/3/2 12:44
SOULdCATさん、こんばんは
いつもコメントありがとうございます。

2週続きの降雪の後の山行。
好天に恵まれてホント良かったです

SOULdCATさんも行かれていたのですね。
しかも北横岳〜麦草峠の周回ですか ・・・相変わらずスパルタンな山行がお好きなようで
ユルユル山行好きの当家にはムリムリですぅ

SOULdCATさんが行かれた浅間方面も雲一つなく晴れていました。
残念ながらSOULdCATさんご一行を目視確認することができませんでした
楽しく気持ちの良い山行をされた様ですね
北横岳+縞枯山とともに、我がパートナーご所望の雪山がSOULdCATさんの行かれた黒斑山。
けど、今年はちょっとムリそう・・・来年は是非行きたいです。
2014/3/2 22:26
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
1/5
雪山ハイキング 八ヶ岳・蓼科 [日帰り]
北横岳山頂往復、縞枯山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら