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Yamareco

記録ID: 410834
全員に公開
講習/トレーニング
谷川・武尊

谷川岳西黒尾根雪洞泊

2014年02月21日(金) 〜 2014年02月23日(日)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
27:31
距離
7.7km
登り
517m
下り
446m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

2/21(金)22:00溝の駅口発-土合駅着25:00-駅で仮眠
2/22(土)8:00土合駅発-8:30谷川岳登山指導センター-10:00鉄塔-雪洞掘り
    14:00さらに上に向かって登る-16:00雪洞に戻る
2/23(日)雪洞発8:50-10:30谷川岳登山指導センター
天候 雪ときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
土合駅の駐車場は雪のため非常に狭くなっている。駐車できるのは5,6台ぐらい。
コース状況/
危険箇所等
下山後温泉に寄りました。
仏岩温泉 鈴森の湯
http://www6.wind.ne.jp/suzumori/
1日目移動日 土合駅ではテントははらず、マットを敷いて寝ました。
2014年02月22日 01:37撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 1:37
1日目移動日 土合駅ではテントははらず、マットを敷いて寝ました。
2日目朝 雪がちらほら降っています。土合駅駐車場。
2014年02月22日 07:32撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 7:32
2日目朝 雪がちらほら降っています。土合駅駐車場。
準備をしてさぁ出発です。
2014年02月22日 07:54撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 7:54
準備をしてさぁ出発です。
谷川岳指導センター
2014年02月22日 08:33撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 8:33
谷川岳指導センター
ワカンを装着して登り始めます。谷川岳指導センターのところで。
2014年02月22日 08:34撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 8:34
ワカンを装着して登り始めます。谷川岳指導センターのところで。
ラッセルはキツイです。なかなか進みません。
ラッセルはキツイです。なかなか進みません。
ひたすらラッセル。
ひたすらラッセル。
鉄塔のところまできました。
2014年02月22日 09:58撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 9:58
鉄塔のところまできました。
鉄塔付近に雪洞の場所を決めました。
2014年02月22日 10:15撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 10:15
鉄塔付近に雪洞の場所を決めました。
雪洞、堀りはじめ。子供のころ作った「かまくら」を思い出します。
2014年02月22日 10:26撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 10:26
雪洞、堀りはじめ。子供のころ作った「かまくら」を思い出します。
ようやく、中のほうも広くなっていきます。
2014年02月22日 12:56撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 12:56
ようやく、中のほうも広くなっていきます。
もうそろそろ完成です。
2014年02月22日 12:56撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 12:56
もうそろそろ完成です。
風が入らないよう入口にはシートを用意しました。
2014年02月22日 13:35撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 13:35
風が入らないよう入口にはシートを用意しました。
雪洞完成後、少し上まで登り始めました。残念ながら天気は良くありません。雪がちらほら。
2014年02月22日 14:19撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 14:19
雪洞完成後、少し上まで登り始めました。残念ながら天気は良くありません。雪がちらほら。
谷川岳頂上はまだまだ先ですが、本日はここまで。
2014年02月22日 14:41撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/22 14:41
谷川岳頂上はまだまだ先ですが、本日はここまで。
3日目。朝、入口のシートを空けると雪洞に朝日が差し込みました。
2014年02月23日 07:05撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 7:05
3日目。朝、入口のシートを空けると雪洞に朝日が差し込みました。
でもすぐに曇りました。
2014年02月23日 07:20撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 7:20
でもすぐに曇りました。
雪洞から撤収後。せっかく作った雪洞ともさよならです。
2014年02月23日 08:29撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 8:29
雪洞から撤収後。せっかく作った雪洞ともさよならです。
雪の弱層テストの準備。
2014年02月23日 08:58撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 8:58
雪の弱層テストの準備。
雪面を凹型に掘りました。
2014年02月23日 09:12撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 9:12
雪面を凹型に掘りました。
シャベルを載せてテスト。
2014年02月23日 09:15撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 9:15
シャベルを載せてテスト。
今度はビーコンを使った実習。ビーコンをパックに入れ雪の中に隠します。
2014年02月23日 09:55撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 9:55
今度はビーコンを使った実習。ビーコンをパックに入れ雪の中に隠します。
隠したビーコンの捜索。
隠したビーコンの捜索。
下山しました。
2014年02月23日 10:36撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 10:36
下山しました。
帰り寄った温泉。
2014年02月23日 11:52撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 11:52
帰り寄った温泉。
昼食は道の駅で。
2014年02月23日 13:46撮影 by  DSC-TF1, SONY
2/23 13:46
昼食は道の駅で。
撮影機器:

感想

今回は新人2人を含む計6人による雪洞訓練です。

・1日目2/21(金)
移動 川崎から土合駅。
土合駅にて仮眠。

・2日目2/22(土)
谷川岳指導センターのところでワカンを装着しここから登山道に入りました。新人2人にとっては初めてのラッセルです。雪は膝ぐらいまでで、それほど深くはないのですが、坂が急でなかなか前へ進めず苦労しました。20分くらいでラッセルを交代しながら登って行きましたが、いくら体力があっても足りない感じです。

鉄塔付近のところで雪洞を掘ることにしました。ゾンデ棒を雪に刺し深さを確認し場所を決めます。入口の位置を決めたら最初は1人で掘っていきます。入口は風が入らないように人1人が通れるくらいの大きさにし、少し奥に進んだあとは2,3人で掘っていきました。中で堀った雪はブルーシートに載せ、ある程度たまったらシートを引っ張り出し雪を外へ出します。交代しながらこれを繰り返していきます。6人が寝る広さを確保するにはけっこう時間がかかりました。最後に床をできるだけ平らに、後で滴が垂れないように天井は滑らかにしました。寝てからのことを考えると、床は極力平らにしておいたほうがよさそうです。床が少し斜めだったため寝ている間にずれて移動してしまいました。

雪洞を掘った後はみんなで2時間ほど登りました。ワカンもアイゼン同様、外れないように靴としっかり合わせておくべきでした。途中でバンドが緩くなったり、一本バンドが外れたりと、ワカンがワカンの役目を果たしていなかったです。

夕食はnameneko先輩による鍋をおいしくいただきました。ご馳走様でした。それとお酒も。
食事の後はshironekoリーダーによる講習会です。日本雪崩ネットワークのホームページにある資料を使わせていただき、雪崩の種類(面発生表層雪崩、点発生表層雪崩)、雪崩のおきる条件について勉強しました。それと簡易ハーネス作成の実習を行いました(チェストハーネス、シットハーネス)。しっかりお酒を飲んだ新人loloは半分寝てました。すみません。

・3日目2/23(日)
朝食後荷物を片付けて撤収です。下山の途中2か所で実習を行いました。

1つ目は積雪の弱層テストです。シャベル、スノーソーを使い、雪を凹型に掘っていきます。掘るというか、雪を削って雪の柱を残します。金属加工で言ったら削りだしの感じです。そして柱のてっぺんにシャベルを載せ、手でシャベルをたたきながら力を加えていき、簡単に崩れるかどうか、この柱がどの位置で崩れるか確認します(シャベルテスト)。固い層と柔らかい層の接面で比較的簡単に崩れました。もう一つ、簡単に調べられる「ハンドテスト」による確認も行いました。

2つ目はビーコンとゾンデ棒による雪崩埋没者の捜索訓練です。まずはビーコンの使い方の説明を受けました。そして捜索訓練です。1人がビーコン1個を発信状態のままパックに入れ雪の中に隠します(足跡ですぐにわからないように)。他の人はビーコンを受信状態にし、埋めたビーコンを探します。最初は各自適当に行動し探したのですが、これでは効率が悪かったです。そこで、次はakashoubin先輩の指導の下で複数人による捜索の仕方を学びました。5人が横に等間隔に並び、埋没者がいると思われる方向へ進みます。受信感度の強い人のほうへ集まり、場所を絞っていきます。ビーコンの電波の特徴を理解し練習をしておかないと、実際に捜索するのは難しいと感じました。

以上で実習は終了です。

下山後、温泉入って、昼食食べて帰りました。
企画してくださったshironeko先輩、いろいろと指導してくださったakashoubin先輩、ありがとうございました。

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