剱岳・北壁滑降

2022年03月23日(水) 〜 2022年03月25日(金)

コースタイム

1日目

• 山行: 6:22
• 休憩: 0:38
• 合計: 7:00

7:56 スタート地点
9:19 9:19 中山馬場島橋登山口
9:30 9:32 馬場島荘
9:35 9:38 馬場島
9:38 9:43 馬場島荘
9:50 9:50 馬場島
10:49 10:50 松尾平
12:25 12:30 早月尾根標高1600m標識
13:36 13:50 1920.9m三角点
14:48 14:56 早月小屋
14:56 宿泊地

2日目

• 山行: 3:09
• 休憩: 0:18
• 合計: 3:27

6:12 宿泊地
8:48 8:55 標高2800m標識
9:24 9:35 カニのハサミ
9:39 剱岳

3日目

• 山行: 6:39
• 休憩: 0:30
• 合計: 7:09

5:55 剱岳
7:06 7:06 平蔵谷出合
8:06 8:28 剣山荘
11:05 11:05 馬場島
11:26 11:34 馬場島荘
11:37 11:37 中山馬場島橋登山口
13:04 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

3/23 7:48

入山

3/23 9:02

何か来る

3/23 9:03

雪上車

3/23 9:46

コーヒーとお菓子を頂いた

3/23 9:54

雪に眠る試練と憧れ

3/23 9:59

出だしから板を脱いだ

3/23 10:16

快適

3/23 10:56

巨木も眠る

3/23 12:43

振り返る

3/23 12:50

この辺は快適

3/23 14:12

もう少し

3/23 14:26

毛勝方面

3/23 14:38

こう見るとスキー向き

3/23 14:41

小屋に到着

3/23 14:41

これです

3/23 14:43

着いたぞ〜

3/23 15:11

金沢大Pが戻ってきた

3/23 15:45

小屋の裏にて

3/24 6:32

朝一はガス

3/24 6:47

晴れてきて

3/24 6:51

最高な感じに

3/24 6:51

岩稜がいかつい

3/24 7:25

2600からツボ足

3/24 7:30

素晴らしい天気

3/24 8:26

奥大日

3/24 9:09

いよいよ大詰め

3/24 9:23

カニのハサミは通過しやすい

3/24 9:29

この景色

3/24 9:35

終わりが見えた

3/24 9:38

頂稜

3/24 9:44

イエス！

3/24 9:45

ここを滑る

3/24 9:50

打合せ

3/24 10:13

ガスが出て

3/24 11:06

午前中のうちに終了

3/24 11:32

穴を掘る

3/24 12:37

こだわりがさく裂した

3/24 15:07

広い

3/25 5:25

翌朝穴倉を出る

3/25 5:33

天気よし

3/25 5:43

鹿島槍に朝陽

3/25 5:53

1ターンで雪崩れた

3/25 5:58

ほっと一息

3/25 6:06

下りてくる

3/25 6:06

合流

3/25 6:06

ワタル

3/25 6:07

あそこへ移動する

3/25 6:13

良かった

3/25 6:14

帰りましょう

3/25 6:21

剱岳北壁

3/25 6:21

八ツ峰

3/25 6:23

吸い込まれるように

3/25 6:23

落ちてゆく

3/25 6:25

長次郎谷

3/25 6:55

剱沢登り返し

3/25 7:22

昇温の前に帰ろう

3/25 7:45

源次郎に破断面

3/25 8:03

剱沢小屋

3/25 9:44

雷鳥

3/25 9:57

懸垂

3/25 10:13

パウダー

3/25 11:29

再び馬場島

3/25 12:00

除雪が進む

3/25 12:25

最後は担ぐ

3/25 12:39

到着！

3/25 12:38

ありがとうございました！

3/25 13:59

富山ブラック

3/25 17:39

帰り際にチロル

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

PENTAX K-70 ボディ ペンタックス

iPhone 7 Apple

HUAWEI P30 lite SIMフリー HUAWEI

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

Tomahawk

2021.3.23㈬ 伊折-馬場島-早月小屋

ゲートからシートラで入山し、除雪終了点からシール歩行で馬場島まで約一時間半。馬場島で派出所に寄り、山岳警備隊のお二人に挨拶し、コーヒーとお菓子を頂く。早月尾根は出だしが急坂で早速板を脱ぐ。松尾平のところで1047Pに吸い寄せられてしまい、少し戻る。早月尾根はシール：担ぎの割合が8：2くらい。前日入山したという金沢大Pのトレースがあり、一部利用させてもらった。

この日は思っていたより天気が良く、もしこの日を登頂日に選んでいたならば、あるいはもう少し遠くへ行けたかもしれないが、それは結果論。かなり埋まった早月小屋の陰にテントを張る。しばらくすると、金沢大Pの3人が下りてきて、少し会話する。ほぼ無風で視界のある一日だった。

2021.3.24㈭ 早月小屋-剱岳

ガスの中歩き出すも次第に晴れる。稜線上の雪は柔らかく、池ノ谷まで一面パウダー。所々吹き溜まりがあるが、飛ばされている所は前日のトレースが残っており、楽をさせてもらう。カニのハサミはかなり埋まっており、危険を感じない。3時間強で山頂に着き、北壁を覗く。準備を終えて肩に下りるスキーカットで小規模な雪崩を誘発。その後あっという間にガスに包まれ、その後一切晴れず。G氏こだわりの雪洞で快適な夜を過ごした。

2021.3.25㈮ 剱岳-長次郎谷-剱沢-立山川-馬場島

雪洞を出ると快晴。早速北壁の滑降に取り掛かるも1ターン目で再び雪崩れる。その後も小規模な雪崩を誘発したため、全会一致で計画の取り止めを決定。昇温の予報が出ていたため、できるだけ安全かつ速やかなライン取りで馬場島へ。立山川はデブリ少なくいつもよりも早く抜けることができた。

3年前から条例に基づき毎年計画書を出していた山行だったが、うち最初の2年は天候や仕事の都合、健康状態等が原因で入山すらしなかった。3年目にしてようやく実現したものの、自然条件の前に道半ばにして脱出劇となった。とはいえ、生きていればまたいつか挑戦する機会があるだろうと思う（ことにする）。