鷹取山〜二子山〜下二子山〜阿部倉山
- GPS
- 05:37
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 746m
- 下り
- 739m
コースタイム
- 山行
- 4:32
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 5:37
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
開場時間 06:00〜21:25 料金は1日最大600円 参考)公園のトイレは9:00開錠 |
コース状況/ 危険箇所等 |
命の危険を感じるような急な勾配やなどは無い。ただし、 ・神武寺表参道では、歩くことで磨かれた凝灰岩が滑りやすかったが、この山域では至る所にあるので注意が必要でした。 ・前日の大雨の影響も大きいと思いますが、泥濘箇所が多く、足裏が泥団子状態で滑りました。 幸いにもノースリップダウン。 ・阿部倉山の山頂直下の登りは、泥濘状態で張られている黒いロープ必須 倒木をくぐりながらの泥濘滑りは登るのを止めたくなるほど |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
行動食
飲料
レジャーシート
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
ココヘリ
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感想
・昨夜の豪雨で泥濘状態だろう
・ツレのトレッキングは久し振りなので体力が心配
・第二候補の富士山20Km圏内の山は雲が晴れないと魅力半減
ということで、以前からコース設計をしていた逗子市の山々に向かいました。
改めて事前調査していたら、拠点となる駐車場の開門時間が早まっていたので、計画書の時間を1時間前倒し。到着したら、公園内の建物を使って「接種会場」が開催されていました。昼間の駐車場混雑も想定されましたが、昼頃には戻ってくる予定なので思い切って駐車させていただきました。 ※ゴール時間ではほぼ満車。
最初は、駐車場からJR東逗子駅に移動。駅前にあったウォーキングガイド(地図看板)をチェック。 ※遭難事故多発と張り紙がある。
(里山だけあって山中には登山道以外の分岐が多くありましたが、枯れ枝やロープで通行止めの案内があることや、山や区域ごとに緊急連絡用の番号が振られた立て札があるなど大分対策されていました)
JR線の踏切を渡って市街地を北上していくと、「神武寺・鷹取山」への入り口がありました。
神武寺に向かう表参道は石畳で風情がありましたが。。。足元は凝灰岩といった柔らかくて加工がし易いものとのことですが、長い年月の参拝者の足運びでツルツルになっていました。
途中左手のピークが「金比羅山」とのことですので寄り道しましたが、山頂に向かう途中に「やぐら群※」がありました。
※鎌倉の周辺で作られた横穴式の納骨窟または供養堂のこと。
神武寺には立派な楼門など見どころは多いようですので、歴史を感じ風情を楽しむだけのために表参道〜裏参道を周回してみても良いかもしれません。
神武寺を抜けると今度は右手のピークが「神武寺山」です。ピークに寄り道しないと、三等三角点「沼間」とJR線を挟んだ南側の山を一目で見渡せる眺望には出会えません。
更に先に進むと、こっそりとリスが付いてきていました。
大きな岩が多くなり、鎖場もありました。
そして、鷹取山の山頂(展望台)に辿り着くわけですが、登山道の目の前に登り易そうな岩場があり吸い込まれるように三点支持で登った先は・・・何と鉄柵。鉄柵を2回乗り越え展望台通路に出ました。改めて展望台から見下ろすと「立入禁止」区域の看板が。。。そうと知っていたら登らなかったものを・・・
※つられて登ってしまったお二人さんにはお詫びしかありません。
展望台を後にして次は「磨崖仏」を目指しましたが、途中の石切り場がロッククライミングの練習場のようで、20〜30m上方のオーバーハングした辺りに複数のロープが残置されていました。垂直な岩壁はハーケン跡でハチの巣のように穴が開いた面と、地層がはっきりと分かる綺麗な面が対照的でした。
磨崖仏は昭和40年頃と言いますから私が5歳の頃に作られたもののようです。柔らかい岩で加工が容易なのでしょうが、8mの石仏は圧巻です。
後半戦の南側の山に辿り着く前に、送電鉄塔祭りです(貝山線、東京南線1〜4、田浦線)。
暫く住宅街を抜けて、沼間大山公園の裏から再び山中に入ります。
そして神武寺山から見えた南側の山で山頂にKDDIのアンテナが建っているので直ぐにわかる二子山に到着。ここにも展望台がありました。そして、なんとなんと「一等三角点 二子山」が4つの保護石に護られて凛としています。
ちょっとした広場になっているので、(単独では絶対やらない)レジャーシートを敷いて、甘いお菓子をつまみながらティータイムです。このためにTHERMOSを持ってきました。
ゆったり休んだ後は、下二子山。。。標識に「二子山(下)208m」と書かれていたので「???」状態に、先ほどの(上)二子山が208mで下二子山は206mの筈。。。まっ、いいか。
この先は、「南郷上ノ山公園」に下る人が多い(ヤマレコの踏み跡濃い)ようですが、「崖崩れで通行困難、下山できません」と数か所に掲示があるだけでなく、実際の降り口には大量の枯れ枝で通せんぼされていました。
私たちは、予定通り先に進み、阿部倉山を目指します。登山道をそのまま進むとピークを逃しそうだったので、今度は手前から途中結び目の付いた黒色ロープを頼りに登ります。 急・足元ドロドロ・倒木くぐりと必死に山頂を目指しました。ツレにとっては、今日一の嫌なルートだったと思います。山頂を過ぎた下り側には全く苦労はありませんでしたので、こちらからピストンするのが正解かもしれません。
本日のルートは6地蔵に始まり磨崖仏に出会い7地蔵に終わることなど歴史や風情に出会うものでした。近所に住む方はこういったところをのんびりと散策できるというのは羨ましいと思った「山歩」でした。
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