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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳横岳(杣添尾根ピストン・日帰り)
2014年03月01日(土) [日帰り]
- GPS
- 32:00
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 1,079m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
8:00駐車場-9:00東屋のある登山口-9:10「先は長いぞ」の看板-11:00中間地点-12:30標高2600M森林限界(テント装備デポ)-14:00三叉峰(稜線合流)-14:20横岳-14:35三叉峰-15:30(テント回収)-16:20中間点−17:20東屋のある登山口-18:00駐車場
天候 | 樹林帯では水っぽい小雪がちらつく、一時的に擬似晴天。気温0℃、微風 森林限界をこえた先も小雪、気温-5℃ 風は杣添尾根から稜線にあがる岩稜帯が強め。10m程度?。稜線のほうが風は弱かったです。 ※2日目の天候が悪そうだったので、1日行程にしました |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
往路 3:00船橋-双葉SA(朝食)−須玉IC-7:00海ノ口登山口 復路 13:20登山口-入浴、夕食-23:10船橋 高速代5,500円 ガス代7,500円 不足7,000円補充 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山口までのアプローチ(核心部でした) 海ノ口駐車場までの道路および駐車場は除雪はされていますが、道路凍結でスタッドレスのkaito号(車)が数10m滑りだす恐怖も・・・。途中でチェーンを付けました。 駐車場から少し除雪された車道をあるき、途中でピンクテープが両脇についている道(除雪なし)を通過します。そこからまたしばらく除雪済みの車道を歩き、大きな岩(石碑?)の近くから特段の目印のない林道に突入しました。もしもGPSがなかったら、除雪で雪の巨大迷路のようになった別荘地をさまよい続けたことでしょう。 別荘地内、それほどの急斜面でもなく登れると思ったのですが、アルファード、FFスタッドレス装着のkaito号、登るどころか空転しながら滑落しはじめました。しばらくバックしてユーターンするも、今度はタイヤがロックしたまま10数メートル滑空!ボブスレー状態に。心臓に悪い! 駐車場から東屋のある杣添尾根の入口までも判りづらく1時間ぐらいかかりました。 登山道はテープ豊富でトレースが無くと迷うことは無いでしょう。kaito ■杣添尾根〜横岳 雪でトレースがなくなってしまうと、樹林帯に入ってしばらくは目印がなく地図やGPS便りの歩きになると思います。途中で「杣添尾根登山道 標柱番号1」という道標がでてきたところからは道標やテープを頼りに歩くことができます。 2450Mあたりから幕営適地は豊富に出てきます。 樹林帯でも雪の風紋がしっかりついていましたので、強風時は風が吹き抜ける場所になるようです。(権現岳の小泉ルートもこんな感じだったかなと) 2650Mぐらいから尾根歩きになります。ハイマツやシャクナゲが雪に埋もれていて、その上の雪稜を歩いていくことになります。 稜線への岩稜帯は雪の急斜面もあり、アイゼン・ピッケルを活用して歩きました。この日は風雪で顔に雪があたり痛かったです。。 ※我々含めて20名近い登山者が入っていました。樹林帯はツボ足のトレースがついています。森林限界越えた先は風でトレースが飛んでしまうようです。 ※雪はだいぶ締まっているようですが、気温が高めなこともあり場所によって太ももまで踏み抜くこともありました。 <下山後のお風呂> たかねの湯 700円(北杜市民以外) http://www.okanokouen.com/takane/ |
写真
感想
当初、鳳凰三山を計画していたのですが、大雪の影響が残り登山口まで入れないことから、こちらに変更。
かなりのラッセルを覚悟して、テント泊で臨んだのですが、トレースもあり雪も締まっていて初日に山頂が踏めました。
ゆっくりテントに泊まって翌日帰ればいいところでしたが、日曜は大雪の可能性もあると予報にビビリそのまま帰りました。
重装備の日帰り、老体にはこたえました。
修行のような雪山山行 in 2014
先週ぐらいのものや先行チームのトレースに助けられ、雪もそこそこしまっていたので、割と歩きやすかったです。久々の幕営重装備は堪えましたが、静かでじっくり山を味わう冬山らしい山行ができてよかったです。先週の賑やかな山行とはまるで正反対(^^;; 山は色々な楽しみ方があるものですね。
別荘地〜東屋での苦戦や、途中で腰まで雪に潜ったりもあり、今回は厳しいかなぁ…なんて何度か思ったりもしましたが、無事に横岳登頂出来ました。行って見ないとわからないものだなぁと思いました。
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これ本当に先週と同じ山でしょうか(笑)エビしっぽもバッチリできてますね。
コンディションは冬山らしく、そんなときでも登りに行っちゃうのはkaito隊らしく、sさんの笑顔が素敵な、いいレコでした。
わたしは当日朝まで迷ってましたがやっぱり晴れそうもないので今週はオフって、大学の仲間と飲むために上京してました(笑)
メンバーを募った手前、なかなか中止、延期は難しいです。
今回も一旦、翌週に延期することを提案したのですが、皆さん都合がつかず、再度実施に踏み切ったものです。
結果、変更の提案時に仕事を入れたり、体調不良者がでたりとS嬢と二人になりました。
森林限界を越えてからは厳しい冬山をしっかり味わうことができ、景色はありませんが、それなりに楽しめました。
私もS嬢もどMでして、このへんぜんぜん気になりません。条件が悪いほど燃えるたちです。
ラッセルができず残念がるS嬢でした !
お初にコメントさせていただきます。
私の方はいつもレコを拝見させていただいておりますが。
杣添尾根のルートで「駐車場までが核心部」というのにも驚きましたが、登山口から東屋まで一時間ということにもびっくりしました。
確かに、あそこは道が入り組んでいてわかりにくいです。
私は3回ほど歩きましたが、いつも一箇所くらい道迷いするほどです。
なにしろ別荘地内(私有地内)のためいろんな地図に道が一切記載してないのです。
で、すっかり懲りて、GoogleEarthの写真をみたり、自分の記憶から別荘地内の地図を書き、ヤマレコにアップしておきました。
ルート図に出る「青い四角:海ノ口自然郷 横岳登山口」のページです。
http://www.yamareco.com/modules/yamainfo/photoedit_pt.php?ptid=2378
次回はぜひ参考にされてください。
それにしても杣添尾根はこの時期雪がすごいですね。やはり下部ではスノーシューなどが必須でしょうか。
吹雪の中の山行、お疲れさまでした。
実は、地図を参考にさせていただきました。
地図があったか1時間ですんだようなしだいです。
別荘地の道から登山道に入るところが分からずウロウロしました。
除雪の為に雪壁になっており、またトレースなども見当たらず、結局地図を頼りに見当をつけて壁を乗り越えて進み、古いトレースを発見しました。
あらためてお礼申し上げます。
>yokowvさん
氷が生えてました。でもこっちの方が冬山らしいなぁとある意味安心します。八ヶ岳で岩肌バッチリ出ていると、ことしは暖冬なのかな?と不安になります。
ラッセルも無く楽はしましたが、ガスっていても杣添尾根の雪の稜線は美しかったです。
私は週明けから飲み会でした。まだあと4日もある。。明日もがんばろう(*_*)
>pascomさん
コメント&リンクありがとうございます。
別荘地では何度ももうダメかも。と、思ってました。
民家のあるところでGPS出すなんて想像もしていませんでしたが、登山道への取り付きは1mは雪にうもれており見つけにくかったです。
また今度この尾根に来る時に参考にさせて頂きます。
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