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記録ID: 41219
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ハイキング
奥秩父

恩若ノ峰〜源次郎岳〜棚横手〜甲州高尾山

2009年05月30日(土) [日帰り]
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GPS
06:58
距離
22.1km
登り
1,656m
下り
1,590m

コースタイム

09:55 塩山駅
11:10 恩若ノ峰
12:45 源次郎岳
15:00 棚横手
15:40 甲州高尾山
16:50 勝沼ぶどう郷駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2009年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
朝起きると青空が見えたので急いで準備をして塩山駅へ向かいました。源次郎岳だけでは物足りないので林道経由で棚横手を通過し、勝沼方面へ下りることにします。

塩山駅から恩若ノ峰へ向かう尾根までは果樹園の中の道路を歩いていきます。この時期はサクランボ狩りの観光客の方で賑わっていました。果樹園を過ぎて登山道の入り口には申し訳ないほど小さい看板があるだけです。暫くは濃い藪のような登山道を登っていきます。杉の人工林を通過し、広葉樹の林に入れば恩若ノ峰の山頂はすぐそこです。山頂は木々に囲まれており眺望はありません。

恩若ノ峰から源次郎岳へ向かう登山道は地図では点線となっており道標もほとんどないとの事でしたが尾根筋を歩く道は踏跡も明瞭で迷うことはありませんでした。小さなピークをいくつか越えていくとやがて源次郎平という標識のある所にでます。ここにきてようやく源次郎岳の山頂を見ることができました。

ここから源次郎岳の山頂まではブナの茂る林の中を急登します。ロープが渡された場所がありましたが特に危険な場所ではありません。源次郎岳の山頂に眺望はありませんが、静かな山頂でした。最高点はここから少し東に向かったところのようで、山頂からしばらく登りが続きます。最高点の少し先で下日川峠に向かう道と分岐してしばらく歩くとやがて嵯峨塩深沢林道に出ます。ここには数台の駐車スペースがありました。ここからは舗装された林道を歩くことになります。

林道から宮宕山に向かう登山道の入口は不明瞭です。GPSを頼りに藪の中を進むとやがて登山道らしき踏跡が見つかります。しかしこの道は宮宕山の山頂には向かわない巻道であったようで仕方なく山火事跡から尾根に向かって直登しました。尾根筋にでるとようやく宮宕山から棚横手に向かう登山道と合流できました。

棚横手山頂周辺は先月の山火事の影響で焦げくさい匂いがしています。幸いにも山頂の標柱は被害を受けていないようでした。甲州高尾山へ下る登山道の東斜面は見通しが良く、天気が良ければ小金沢連山が見渡せるはずですがこの日はあいにく雲がかかっていました。

甲州高尾山からは大善寺へ下りずに西に向かう道を取りましたが、途中までは整備された歩きやすい道が続くものの下りきった所はブドウ畑のフェンスであり、畑を迂回するようにして道路まで出る必要があります。果樹園に囲まれた道路まで出てしまえばあとは丘陵地帯を歩くとやがて勝沼ぶどう郷駅に到着です。
塩山駅からしばらく歩くと重川を越える橋にでます。ちょうど特急あずさが通過していきました。
2009年05月30日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 10:01
塩山駅からしばらく歩くと重川を越える橋にでます。ちょうど特急あずさが通過していきました。
これから向かう恩若ノ峰から延びる尾根が見えます。
2009年05月30日 10:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 10:01
これから向かう恩若ノ峰から延びる尾根が見えます。
しばらくは果樹園の中を歩いて行きます。
2009年05月30日 10:12撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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5/30 10:12
しばらくは果樹園の中を歩いて行きます。
果樹園を登りきると・・・
2009年05月30日 10:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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5/30 10:21
果樹園を登りきると・・・
小さな看板のある登山道入り口に到着です。
2009年05月30日 10:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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小さな看板のある登山道入り口に到着です。
濃い藪の中を歩くような感じです。
2009年05月30日 10:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 10:24
濃い藪の中を歩くような感じです。
杉林に入ると歩きやすくなりました。
2009年05月30日 10:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 10:31
杉林に入ると歩きやすくなりました。
伐採地からは塩山の町が見えました。遠くの尾根は大蔵経寺山の尾根です。
2009年05月30日 10:34撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 10:34
伐採地からは塩山の町が見えました。遠くの尾根は大蔵経寺山の尾根です。
もうすぐで恩若ノ峰です。
2009年05月30日 11:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 11:07
もうすぐで恩若ノ峰です。
恩若ノ峰の山頂は木に囲まれており眺望はありません。
2009年05月30日 11:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 11:10
恩若ノ峰の山頂は木に囲まれており眺望はありません。
看板がありました。
2009年05月30日 11:10撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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5/30 11:10
看板がありました。
源次郎岳に向かいます。
2009年05月30日 11:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 11:14
源次郎岳に向かいます。
尾根を歩く道ははっきりしていました。
2009年05月30日 11:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 11:22
尾根を歩く道ははっきりしていました。
小さなピークをいくつも越えていきます。踏跡は明瞭です。
2009年05月30日 11:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 11:58
小さなピークをいくつも越えていきます。踏跡は明瞭です。
ようやく源次郎岳山頂が見えてきました。
2009年05月30日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 12:11
ようやく源次郎岳山頂が見えてきました。
ここは源次郎平というそうです。
2009年05月30日 12:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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ここは源次郎平というそうです。
ここから源次郎岳へは急登となります。
2009年05月30日 12:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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ここから源次郎岳へは急登となります。
りっぱなブナの木です。
2009年05月30日 12:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 12:35
りっぱなブナの木です。
源次郎岳は木々に囲まれた静かな山頂でした。
2009年05月30日 12:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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源次郎岳は木々に囲まれた静かな山頂でした。
最高点を目指して登りが続きます。
2009年05月30日 12:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 12:54
最高点を目指して登りが続きます。
ここが最高点のようです。
2009年05月30日 13:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:06
ここが最高点のようです。
下日川峠に向かう道と分岐します。
2009年05月30日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:07
下日川峠に向かう道と分岐します。
シダが茂っていました。
2009年05月30日 13:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:08
シダが茂っていました。
さらに下ると笹原になります。
2009年05月30日 13:15撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:15
さらに下ると笹原になります。
ほどなく嵯峨塩深沢林道に出ます。
2009年05月30日 13:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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ほどなく嵯峨塩深沢林道に出ます。
林道からの登山口はこんな感じ。先月の山火事の影響でしょうか、入山を自粛するようにとの掲示がありました。
2009年05月30日 13:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:24
林道からの登山口はこんな感じ。先月の山火事の影響でしょうか、入山を自粛するようにとの掲示がありました。
林道を下って行きます。
2009年05月30日 13:26撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:26
林道を下って行きます。
妙見岩とはどんな岩なのでしょう。今回は立ち寄りませんでした。
2009年05月30日 13:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:37
妙見岩とはどんな岩なのでしょう。今回は立ち寄りませんでした。
塩山の町を遠く望むことができます。
2009年05月30日 13:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:39
塩山の町を遠く望むことができます。
土砂が崩落していました。
2009年05月30日 13:40撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 13:40
土砂が崩落していました。
斜面の木が立ち枯れています。先月の山火事の影響でしょうか。
2009年05月30日 14:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:00
斜面の木が立ち枯れています。先月の山火事の影響でしょうか。
ここから宮宕山へ向かって斜面に取り付きます。
2009年05月30日 14:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:06
ここから宮宕山へ向かって斜面に取り付きます。
本当に登山道?
2009年05月30日 14:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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本当に登山道?
藪を進むと踏跡が見えてきました。
2009年05月30日 14:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:14
藪を進むと踏跡が見えてきました。
黒く焦げた木が目立ち始めます。この道は宮宕山へ向かわずに斜面を巻くように進んでいきます。
2009年05月30日 14:33撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:33
黒く焦げた木が目立ち始めます。この道は宮宕山へ向かわずに斜面を巻くように進んでいきます。
仕方ないので山火事跡を稜線に向かって直登します。ワラビが芽吹いていました。
2009年05月30日 14:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:46
仕方ないので山火事跡を稜線に向かって直登します。ワラビが芽吹いていました。
宮宕山から棚横手に向かう道にようやく合流です。
2009年05月30日 14:53撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:53
宮宕山から棚横手に向かう道にようやく合流です。
棚横手山頂の標柱は山火事を免れたようです。
2009年05月30日 14:57撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 14:57
棚横手山頂の標柱は山火事を免れたようです。
山頂から少し下ると林道を横切ります。
2009年05月30日 15:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 15:08
山頂から少し下ると林道を横切ります。
あたりは焦げ臭いにおいがしました。
2009年05月30日 15:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 15:14
あたりは焦げ臭いにおいがしました。
振り返ると棚横手の山頂も見えます。
2009年05月30日 15:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 15:14
振り返ると棚横手の山頂も見えます。
甲州高尾山へ向かう尾根の東側にはほとんど木がありません。10年以上前の山火事の影響でしょうか?
2009年05月30日 15:16撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 15:16
甲州高尾山へ向かう尾根の東側にはほとんど木がありません。10年以上前の山火事の影響でしょうか?
幸い登山道ははっきりしています。
2009年05月30日 15:22撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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幸い登山道ははっきりしています。
中央自動車道の勝沼インター付近が見降ろせます。
2009年05月30日 15:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 15:38
中央自動車道の勝沼インター付近が見降ろせます。
塩山方面の視界も開けています。
2009年05月30日 15:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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塩山方面の視界も開けています。
甲州高尾山の山頂です。
2009年05月30日 15:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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甲州高尾山の山頂です。
勝沼に向かってどんどん降りて行きます。
2009年05月30日 15:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 15:54
勝沼に向かってどんどん降りて行きます。
目指す勝沼ぶどう郷駅が見降ろせました。
2009年05月30日 16:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:00
目指す勝沼ぶどう郷駅が見降ろせました。
大日影トンネルの真上を歩いて行きます。
2009年05月30日 16:06撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:06
大日影トンネルの真上を歩いて行きます。
柏尾山周辺には木があまり生えていません。
2009年05月30日 16:11撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:11
柏尾山周辺には木があまり生えていません。
大善寺方面ではなく、尾根から西に下りて行きます。
2009年05月30日 16:21撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:21
大善寺方面ではなく、尾根から西に下りて行きます。
下りきるとブドウ畑のフェンスにぶつかりますので迂回します。
2009年05月30日 16:27撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:27
下りきるとブドウ畑のフェンスにぶつかりますので迂回します。
農作業の方に会釈をしてから下っていきます。
2009年05月30日 16:28撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:28
農作業の方に会釈をしてから下っていきます。
広い道まで下りてきました。
2009年05月30日 16:32撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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広い道まで下りてきました。
丘陵地帯を歩いて行きます。
2009年05月30日 16:44撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
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丘陵地帯を歩いて行きます。
勝沼ぶどう郷駅に到着です。
2009年05月30日 16:52撮影 by  Canon IXY DIGITAL 70, Canon
5/30 16:52
勝沼ぶどう郷駅に到着です。
撮影機器:

感想

新緑の綺麗な季節も良かったですが、葉が落ちた頃であれば眺望も楽しめるコースだと思いました。

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