記録ID: 4126260
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雪山ハイキング
北陸
金剛堂山 〜約束の頂へ〜
2022年03月30日(水) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 1,058m
- 下り
- 1,058m
コースタイム
【コースタイム】
09:15 竜口登山口
11:25 片折岳
12:55 前金剛堂山
13:20 奥金剛堂山 14:05
15:10 片折岳
15:50 竜口登山口
【登り時間:03:40】
【休憩時間:00:25】
【下り時間:01:45】
【総行動時間:06:35】
09:15 竜口登山口
11:25 片折岳
12:55 前金剛堂山
13:20 奥金剛堂山 14:05
15:10 片折岳
15:50 竜口登山口
【登り時間:03:40】
【休憩時間:00:25】
【下り時間:01:45】
【総行動時間:06:35】
天候 | 03月30日(水)[大安] 富山県:伏木 天気:晴のち曇 最高:23.2℃ 最低:5.1℃ 降水確率: 0.0mm 風向(16方位):12時:南西 風速(m/s):4 日の出:05:41 日の入:18:11 山頂微風で過ごしやすい雪山山行日和 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道471号線を南下 道路道端に雪あり路面に凍結箇所ありすスタッドレスタイヤ必須 【富山県冬期道路情報】 土木部道路課情報 http://www.toyama-douro.toyama.toyama.jp/index.html 【アプローチ】 《住処:発08:15〜スノーバレー駐車場:着09:00》 【駐車場】 スノーバレー利賀スキー場の駐車場に駐車。 本日は大盛況で 私が到着した時には私の車を含めて9台あり その半数以上の5台が県外ナンバーでしかも4台が遠方 二百名山のnamevalueは伊達ではない 【登山口】 栃谷登山道口への道路は積雪のため行けず。スノーバレー利賀跡の竜口登山口からの登山開始となります |
コース状況/ 危険箇所等 |
【残雪期の登 山 道】 (登り:竜口登山口) 積雪期は栃谷登山口まで車で行けないのでスノーバレー利賀跡の駐車場に駐車しました。竜口登山口から尾根に取り付きます。後は尾根伝いに登っていきます。迷いそうな箇所は、栃谷登山口からの尾根との合流地点でしょうか、赤テープが多くありますので見落とさないように 栃谷登山口からの尾根からは一本道。片折岳(1346mピーク)までは上り一辺で片折岳で一旦下り、1451mに詰めてから再び下って最後の上り返し中金剛堂山に至ります。 【雪 質】 (本日、私はスノーシューで登り、壺足で下山しました。) この時期の攀登具はスノーシューからワカンにアイゼンからチェーンスパイに壺足の方まで、そのハイカーさんの経験と考えによってバリエーション豊かです。その人に合ったbestがあると思います。もう少し雪の融解が進むとワカンの方が取り回しがいいのですが、この時期の金剛堂山の雪のコンディションから私はスノーシューを選択しました。 今回は登り初めから多くの先行者さんの残トレースがありました。 MSRのリフターがあると少しのことでも登りではadvantageあります 下山時は多くの残跡をトレースして踏み抜きを回避して壺足で下山しました。 ■3月26日(土曜日)県内には暴風警報 富山市八尾で、午後2時前に観測史上最大となる35.7メートルの最大瞬間風速を観測するなど、各地で記録的な強い風が吹きました。 28日午後3時時点で県が被害をまとめたところ、飛んできた物にぶつかったり風にあおられて転倒したりするなどして5人が大けがをしたほか、9人が軽いけがをしました。 この、暴風で登山道に多くの折木が散乱していたと思います 【トレース状況】 竜口登山口から山頂までトーレスあり 【出会った他の登山者】 男性ソロ:3名 女性ペア:1組 3名party:1組 |
その他周辺情報 | 【金剛堂山について】 金剛堂山(こんごうどうざん)は富山県富山市(旧八尾町)と南砺市 (旧利賀村)にまたがる標高1,650mの山。岐阜県との県境にも近い。 日本二百名山の一つ。 「金剛堂山」は加賀藩の名だそうな。飛騨ではただ「金剛岳」。 富山藩では「高尾山」のちに「西白木峰」だったそうです。 山名は修験道によるもので役ノ小角の開いた山との伝承があるそうです 役ノ小角開山伝説のある山は富山県内には金剛堂山だけだそうです。 山岳信仰の霊峰として崇められ「金剛蔵王権現」が祀ってあります また藤原義勝の神鏡も祀られているそうです。 山頂部は広々とした台地でその上に3のピークがあります。 北から前金剛、中金剛、奥金剛と呼ばれています。 一等三角点があり「金剛蔵王権現」を祀る祠のある前金剛(1,637.9m)を総じて金剛堂山と呼ぶことが多いのですが、最高峰は1,650mの中金剛です。山頂を通り南北に走る主稜線。井田川の支流大長谷川と百瀬川の水を分ける。大長谷川に注ぐ西ノ瀬戸谷、百瀬川に注ぐり竜口谷、日尾谷の3本の谷が入り込んでます 中金剛に富山藩十代藩主前田利保の歌碑がある 「飛駄志な乃 きそ乃みねみね みなみえる 西は乃こらず 白木峰かな」 日本海に面して手前に高い山が無いために冬の季節風をまともに受け、山頂台地一帯は広大な風衝草原となっており高山植物の宝庫だそうです。東の白木峰、南の水無山 などと共に白木水無県立自然公園に指定されています。 【日帰り温泉】 天竺温泉の郷 住所:〒939-2513 富山県南砺市利賀村上百瀬482 電話:(0763)68-8400 http://www.tenjiku-onsen.com/ 料金:600円(日帰り湯) 利用:定休日 水曜日 営業時間10:00〜21:00 【富山の奥懐・利賀村から発信する前衛的地方料理の進化】 ABOUT L'évo - レヴォ https://levo.toyama.jp/about/ |
写真
感想
昨年の最終試合は金剛堂山でした
本年寅年も同カードで金剛堂山での開幕戦となりました
4月から他部署に配属が変わる同僚が利賀出身者ということで
金剛堂山の話題に花が咲く
同僚は小・中学生の時に毎年、山開き後に学校行事で
金剛堂山に登っていたそうです
毎年、降雨後で土泥の中、登って下着までドロドロになる
辛い思い出も今では笑える楽しい思い出だと
スキーはするが登山はしない同僚から
金剛堂山の雪に覆われた山頂が見てみたいと
二つ返事で『必ず美しい雪原の山頂の画像と
山頂の360度大パノラマの動画を送る』と2月に約束
好天と私の休みが合わず
ギリギリ何とか異動前の30日に雪山山行日和の中
金剛堂山の頂に、約束の頂に登ることができました
山頂の美しい画像と360度の大パノラマの動画を送ることができた
同僚から喜びの返信と『また、利賀の好きな思い出が増えたよ
この部署に帰ってきたら雪山は無理でも、
山開き後の新緑の時に金剛堂山に登らないか?』とのお誘い
もちろん即OKすると
『金剛堂山のブナ林の登山道が清々しいんだ
ミズナラの木々から差し込む日差しが気持ちいいんだ』と
回顧する同僚の言葉から…
土泥の中、下着までドロドロしながらも、新緑が映えるブナの芽吹き、
草木が勢いよく成長する雨の後
瑞々しさと心地よい生命力が感じながら登山していたんだと
電話越しに感じることができた
最後に同僚から『ありがと』と…
こちらこそ、私もありがと
同僚の言葉にまた、金剛堂山が…山が…登山が…好きになった
約束の頂へ
ありがとうございました
金剛堂山さん
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