赤城山で樹氷見物、12本爪アイゼンデビュー
- GPS
- 05:00
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 552m
- 下り
- 550m
コースタイム
9:50 黒檜山 山頂
10:00 山頂出発
11:05 駒ケ岳(昼食)
11:35 駒ケ岳出発
12:25 駒ケ岳登山口(下山)
天候 | 曇り、ときどきみぞれ状の雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・黒檜山登山口〜猫岩付近までは腰あたりまでラッセル。それ以降は高度を稼ぐごとに雪がしまってゆくものの、場所により大きく雪を踏み抜くこともある。 ・6本爪以上のアイゼン必須 ・トレースは明瞭に付いているが、ところどころ正規の登山道ではないトレースもあり慎重なルートファインディングが必要 ・鉄の階段で滑らないよう注意 |
写真
感想
大学時代の登山仲間と3人で黒檜山に登った。
前日夜に大宮駅に集合。途中の道の駅で仮眠を取り、夜明けとともに再び車を走らせ、
8時頃に黒檜山登山口に到着。
天候はあまり良くないため、万一天候がさらに悪化した場合は黒檜山ピストンで引き上げることとし、登山開始。
登山道に取り付くやいなや、いきなり雪を思いっきり踏み抜く。
それまで締まっていた雪が、この雨で一気に緩んだようで、歩くごとに腰くらいまでのラッセルを余儀なくされる。
これはひょっとしたら登頂は不可能かも・・・という考えが一瞬脳裏をよぎったが、汗をかきながらもじりじりと進む。周囲の木々に付着した樹氷の美しさに心を奪われる。
20分ほど湿雪と格闘したところで、ようやく雪の固さがツボ足で歩行可能な水準まで回復し一安心。
とはいえ割と急な坂であるため、アイゼンを付けずフラットステップで登るにも限界があるので、
一旦小休止を取りアイゼンを装着した。
僕は先日購入したばかりの12本爪アイゼンを使用することとした。
実際に雪上でアイゼンを装着してみると、部屋で練習したようにスムースに装着できず、少し焦った。
家でやるのと、山の中で試すのとではやはり大きな違いがあると実感。
アイゼンを付けてから、グリップ力が段違いに改善されたことがわかり上機嫌に。
その後も特段の危険地帯などなく、ほぼコースタイムどおりに黒檜山の頂に至る。
山頂で10分ほど休憩した後、駒ケ岳に向けて歩く。
この頃から、気温が上がったせいか樹氷が木の枝からバラバラと落ちだす。
氷の雨の中を進む我々。相変わらず視界は悪い。
黒檜山から駒ケ岳の間は、晴天時は素晴らしい眺望を楽しめると聞いていただけに残念だった。
駒ケ岳の山頂付近で昼食を取ったあと、下山の途に付くも、
稜線から階段に取り付く箇所で、本来西に向かって曲がるべきところを直進してしまい、あやうく道に迷いかけてしまった。
今までとは異なり急にトレースが不明瞭になった事に違和感を感じ、GPSで現在位置を確認したところ本来の登山道から逸れていることを認識、来た道を引き返し元のルートに復帰。早い時点で道迷いを認識できて良かった。
駒ケ岳登山口まであと一歩というところで、大きな段差を飛び降りた再、
アイゼンの爪が右足の太ももを引っかいてしまい軽い切り傷を負ってしまった。
ハードシェルにも小さな穴が開いてしまいショック・・・
アイゼンの取り回しは十分な練習が要る事や、アイゼンの怖さを学んだ。
下山後はワカサギ釣りを見物した後、大沼湖畔の茶店でおでんや焼き饅頭を食べ、
ふもとの「富士見の湯」に寄り帰路に付いた。
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