周林禅寺の「ぼんぼり桜」、恩若ノ峰(バリルート)、甚六桜公園

2022年04月02日(土) [日帰り]

• GPS: 04:29
• 距離: 9.6km
• 登り: 557m
• 下り: 631m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 1:08
• 合計: 4:36

距離 9.6km 登り 577m 下り 643m

8:22 周林禅寺 スタート地点
8:23 8:38 周林禅寺
8:54 9:04 慈雲寺
9:15 9:34 向久保日向薬師
10:42 10:43 塩山勝沼分岐
10:50 恩若ノ峰
10:54 11:05 塩山勝沼分岐
12:00 12:03 4等三角点
12:46 12:55 甚六桜公園
12:58 勝沼ぶどう郷駅 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き　JR塩山駅からタクシーで周林禅寺へ（約1200円、スタート）
帰り　JR勝沼ぶどう郷駅（ゴール）

コース状況／危険箇所等

注意を要するのは次の箇所です。

1.久保川右岸から恩若ノ峰（バリエーションルート）
恩若ノ峰から見ますと、恩若ノ峰西尾根から北北西の支尾根のルートになります。有害獣対策用のフェンスを抜け、久保川右岸をしばらく進みますが、そのあとの北北西支尾根へのトラバースは、ほとんど踏み跡がありません。
2.恩若ノ峰南西尾根
入口の標識に「勝沼」が表示されており、ほぼ一般ルート化していました。フルーツラインの牛奥トンネル付近から左に下りるのが普通のようです。私はそのあと、4等三角点（604.2m点）を過ぎ、有害獣対策用のフェンスを抜け、甚六桜公園の桜並木を俯瞰し、狼煙台の跡を見て青苔寺の墓地に出ました。

写真

4/2 8:40

タクシーで周林禅寺へ。しだれ桜（樹齢は約120年）は満開を迎えていました。

4/2 8:40

昨年も訪れましたが、今年も見事な花を咲かせ、出迎えてくれました。

4/2 8:32

樹姿はきれいな半円形です。ぼんぼりが光っているように見えることから、「ぼんぼり桜」の愛称で呼ばれています。

4/2 8:27

半円形の中に入るとすっぽり桜に包まれます。我が目を疑うほどの華美を極め、最高に贅沢な空間でした。

4/2 8:27

ライトアップも行っているようで、まさにぼんぼりに明かりが、ほの暗く点るような趣になることでしょう。

4/2 8:56

慈雲寺のイトザクラは、横に張り出していた枝が剪られたせいでしょうか、かつての華やかな優美さはなくなり、むしろ力強さを感じました。

4/2 9:17

手前に塩ノ山、彼方に残雪で白く輝く南アルプスが望まれます。

4/2 9:31

向久保日向薬師堂の桜も満開です。

4/2 9:39

「一葉の里コース」をたどりました。桃畑が広がり、白いスモモの花が一斉に咲いていました。まもなく濃いピンクの桃の花も咲き、その時はまさに桃源郷になるでしょう。

4/2 10:50

恩若ノ峰の山頂です。

4/2 10:52

甲府盆地の扇状地と背後の峰々です。

4/2 12:01

恩若ノ峰南西尾根上には4等三角点標石（604.2m、点名「岩戸」）が置かれています。

4/2 12:11

南西尾根上から、甚六桜公園の桜並木が手に取るように俯瞰できます。

4/2 12:30

甚六桜公園の手前にも大きな1本桜がありました。

4/2 12:52

勝沼ぶどう郷駅は標高480mの高台にあり、甲府盆地の向こうに南アルプスの雄大な風景が広がります。それに加え、この時期は甚六桜公園の密度の高い桜が目を楽しませてくれます。

4/2 12:51

多くの人々が桜のヴェールに包まれていました。

4/2 12:58

枝いっぱいに溢れるほどの花の密度です。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

SO-01L Sony

感想

OLTA

塩山の桜の見頃はまもなく終わろうとしています。次は桃の開花ラッシュです。濃いピンク色が絨毯のように山の斜面を彩ることでしょう。「季節が移るとは花の色が変わること」（『新バリエーションハイキング』から）、けだし至言だと思います。