満開の桜と芽吹きの玉川上水散歩(拝島駅〜一橋学園駅〜西国分寺駅)で時代の移り変わりを感じる



- GPS
- --:--
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 0m
- 下り
- 40m
天候 | 晴のち薄曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路:西国分寺駅 |
写真
感想
今年も家族が一橋学園に所要があるというので、拝島駅から玉川上水沿いを歩いていくことにした。
2年前は府中駅から往復した↓が、距離的には変わらないがこの方がちょうど桜が咲いているし季節の風を感じて気持ち良く歩けそうだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2286826.html
拝島駅北東側の「北口」を出るともう目の前に玉川上水が流れている。
ソメイヨシノは今が満開だ。
ケヤキやイヌシデなどの雑木の芽吹きの萌黄色と織りなすように桜の花が咲いている。
小平、小金井あたりの玉川上水辺りは緑道が整備されていることはよく知っていたが、このあたりの玉川上水沿いもずっと緑道が整備されていて歩きやすい。
歩きだしてすぐに南側に広大な緑地が見えてくる。
ここは昭和飛行機工業の飛行場が米軍に接収され返還された後に開設された「昭和の森ゴルフコース」。
山間部を切り開いたのではない都市部のゴルフ場は地域にとって貴重な緑地にもなっているが、この「昭和の森ゴルフコース」は売却されてしまったそうだ。
物流倉庫になるという話だが、そうするとこの玉川上水の緑地とつながった緑地もなくなってしまい、ずいぶん景観が変わってしまうことだろう。
植えられている桜はソメイヨシノが多いが、ところどころに違う種類の桜もある。
白くて大きな花の桜はオオシマザクラだろう。
ヤマザクラももう満開で、ことしは寒かった分休眠打破が充分だったのか桜の花が一斉に咲いた気がする。
立川市唯一の山である「金比羅山」がある金比羅橋へ至る。
金比羅山は造営された富士塚であるが、この辺りの玉川上水が湾曲していることからももともと少し小高い土地になっていたのではなかろうか。
だからだろうか、玉川上水沿いからセブンイレブン立川砂川三番店などの家並みを越えて富士山を見ることができた。
西武拝島線と多摩モノレールが交差する玉川上水駅を過ぎると、目の前に清掃工場が見えてくる。
これは小平市、武蔵村山市、東大和市共同の清掃工場だが、すぐにまた別の清掃工場が見えてくる。
これは立川市の清掃工場でより街中にあるなあという印象。
清掃工場は市域の外れに設置される傾向があるが、立川市なんて北部には日産村山工場跡地、西部には横田基地、中央部には昭和記念公園、南部には多摩川と広大な緑地があるのだから、より適した立地がありそうだ。
小平、小金井、国分寺付近は植木生産農家が多く、畑も植木の圃場が多いので季節の花が楽しめるので楽しい。
常緑のモクレン科の花が咲いていてトキワレンゲかと思ったが花が上向きなのでヒメタイサンボクだろうか。
小平監視所より下流の玉川上水は下水の処理水が流されている。
なので管轄も東京都水道局から東京都下水道局に変わる。
ここからの玉川上水の法面(のりめん)は玉垣などがなく掘削されたままの自然法面となっている。
なので徐々に崩落しているわけだが、学生の時の同級生の玉川上水の法面が非対称に崩落しているという卒論は面白かった。
それにしても開削された江戸時代初頭から400年弱、よくこの自然法面のまま保っているものだと思う。
鷹の台駅付近まで来るとよく知っている玉川上水緑道となる。
小平市中央公園の体育館のプールには学生時代、授業の空き時間によく泳ぎに行っていた。
学生時代の家庭教師のアルバイト先もこの鷹の台付近だった。
あれから20年経つのであの中学生も30代になっているはずだ。
そんな思い出に浸りつつ歩いていると、すぐに一橋学園に到着。
一橋学園からは住宅街を縫って、西国分寺駅へ向かう。
途中府中街道沿いの恋ヶ窪のイトーヨーカドーがパチンコビルに変わっていた。
そんなに遠くに住んでいなくても、ここも20年近く通っていなかった。
近くに友達が住んでいてよく利用した学生時代の思い出のあるイトーヨーカドーだったが、時代はどんどん移り変わっていく。
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