石動山＊能登の霊山徘徊〜想像を超えてゆくブナ林

2022年04月03日(日) [日帰り]

• GPS: 03:01
• 距離: 6.7km
• 登り: 466m
• 下り: 472m

天候

■晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■R249鹿島アルプラ裏をまっすぐ山方面へ。ナビは石動山資料館にセット。今回の駐車地には5台ほど停められます。

コース状況／危険箇所等

■マイゴになるほど広大。道もあちこちに。初見の場合は地図やGPS必須。

写真

初めまして石動山。こちらからスタートです。先客0台様。晴れの日曜日なのに。。

すぐに行者堂。この時点で石動山のスケールの大きさを悟る。

案内図。いや、広域地図よりかコースが詳しく知れたら良いのだけど。

階段をどんどん上がっていきます。思った以上に巨木が多いことに驚き。

火の宮跡。このような遺構が無数にあります。

想像以上のスケールで存在するブナ林。

だそーです。能登にはあまりブナ林がないようです。

そして全く想定外のお花がいました。イワウチワがわりとあちこちに。

うなじがかわいいんだよね。

つぼみもかわいい。

山頂の文字が見えてきました。

最高地点の大御前到着。ご夫婦がひと組いらっしゃいました。

展望はないけれど…お向かいのピークを見たところ

展望台があるね。ぜひあそこまで行きたい！遠いのかな。

とりあえず同じ方向にある山城跡へ。

下ったところに梅の宮跡。

わりと情報量多いですが、右方面はあとでごっそりまとめて回ろうと思います。とりあえずまっすぐ。

階段をのぼりつめたところが

その石動山城跡。ひたすら広大ですが、山城の面影はあまりないです。

さらに先へ行くと…パノラマ展望台の文字が！展望はパノラマなのね！(嬉)

とても気持ち良いトレイルで気分も上がります。

左から来て林道へ。ここを左折。

林道つきあたりがパノラマ展望台登り口。

階段をひたすら上がると

あった！どんなものかな〜。

左がさきほど行った石動山山頂。七尾湾とか見えます。

反対側は富山県。富山湾と、氷見市〜高岡市あたりかな。

そのまま先へ進むとあずまやの文字が。とりあえずあずまやへ行きたい。

あずまやないなぁ・・・。

あれかw　林道にあったんかぁ。

でも何やら良さげなあずまや。

休憩します。にんじんゼリーは世界のスギヨさんの。（能登しばり）

今来た道は大御前道というらしい。

そのまま林道で戻ろうかなと思ったけれど、なんだか面白くないのでまた来た道戻ります。結構急登でございます。

パノラマ展望台方面の分岐へ戻りました。

あったあった。バッテリー落としてたんです。

里山って感じ。

雰囲気ある道ですがちょっとじめってます。夏は草ぼーぼーかもしれぬ。。

わ。おたぬさま♡

水が流れている場所にはもれなくネコノメソウ。このタイプともう一種類シュッとしたタイプがいました。

わさびかな？

ナニワズ。

東林院跡がこれすごくて

どんだけ広いんだと。

キクザキイチゲ。

エンゴサク。

また登り返すわよ〜

こちらは亀石道。平成と聞くとわりと最近の出来ごとに感じてしまう昭和生まれです。（25年前）

またまた山城跡を通過して

梅の宮跡で左折。神社方面へ。

カタバミ。

苔蒸した石段。

五重塔跡。想像できるね。

そしてめちゃカッコ良い伊須流岐（いするぎ）比古神社。

いするぎって石動とも書くよね。で、石動はせきどうとも読むね。せきどうはこのお山の名前だよね（伝われ）

平泉寺白山神社本殿に似ている感じ。スケールは随分違うけど。

資料館のところに出てきました。

なんか咥えとるな。

大宮坊。

ここが大鳥居。こちらから歩く人の方が多いようです。近隣に駐車場も整備されています。

また山道入ったらかわいい4姉妹。

スタート地点のここに下りて来て終了。

林道沿いに展望台があるのを行きで見ていたので寄ってみました。

こんなかんじで。

感想

kozakura2702

なぜ今まで行かなかったのか謎の能登第二のお山、石動山。
過去の栄華に思いを馳せながら歩いてきました。
スタート地点の標高が高いので山頂との標高差はあまりないのですが
これだけあちこちぐるぐる徘徊しているとそれなりに累積標高を稼いで何やら良い感じ。

特にブナの森が広大で、巨木が多いのが意外でした。
もっと暗い雰囲気のお山かと思いましたが、広葉樹林に囲まれ思ったよりも明るい森。
南に位置する碁石ヶ峰などと繋げると夢も広がるなぁと思いました。
石動山資料館にも寄ってくれば良かったなぁとちょっと後悔。
またぜひ行きたいなと思います。