羽広山周辺バックカントリー



- GPS
- 06:57
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 700m
- 下り
- 681m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪崩が起きそうなポイントはほぼ無いように思われました。 長野県側には雪庇が張り出していましたので、ルートの縁にはいかない方がよいと思います。 一部複雑な地形があり、ガスが出ているときなどは注意が必要です。 ロングコースなので、もうちょっと早い時間に出発することをおすすめします。 docomoの電波は全域で掴んでいました。 山の家のツアーに参加する際の宿泊は斑尾のペンションがおすすめですが、独自に行かれる場合は戸狩温泉の宿の方が30分程度近い位置にあります。斑尾も戸狩も公共の温泉があります。 |
写真
感想
毎年斑尾観光協会主催で行われる、テレマークバックカントリーツアーに今年も参加してきました。
ここのツアーの特徴は地元の方がガイドとなって、それほど有名ではないがなかなかの滑りごたえのある斜面に格安で連れて行ってくれるというものです。
ちなみにツアー代金は3,500円と驚きの価格。やはり観光協会の主催というのが大きいのでしょうね。
ビーコン等の装備の義務付けはありません。雪崩るような危険のある場所には基本的にいかないので。ですからガッツリ新雪を、という人には向きませんが、ランチを持って登って登った分だけ滑るということが好きな人にはたまりません。なので毎年のリピーターなのですが。
山の家のHP
http://madarao.tv/
前日は斑尾のペンションブルーノートさんに宿泊。
ここは食事が最高。おいしいものを腹一杯食べて明日に備えます。
ブルーノートのHP
http://www.iiyama-catv.ne.jp/~bluenote/
当日は斑尾観光協会の事務所になっている斑尾山の家に9時集合。そこで今日の参加者と合い、協会の担当者と共に飯山のに町に下ります。途中でガイドさんと合流しツアー開始ポイントまで移動します。
参加者は私と私の友人とブルーノートのご主人が併せて6人、ほかのお客さんが2人。ガイドさんとそのお友達が併せて3人、観光協会の担当者1人の合計12人。
先週かなりの降雪があったようで、登り出しポイントは高い壁になっており、まずガイドさんが階段を作ります。全員が階段を登ってスキーを着けたところでルートの説明と簡単な自己紹介がありました。
ルートは以8年ほど前スノーシューで来たことのある羽広山周辺でした。
登り出しは段々畑のような地形をいきます。ブナの雑木林に入りそれを抜けると一面の大雪原。この景色を見たら8年ほど前のスノーシューでの風景も思い出しました。それだけ印象の残る景色です。
スノーシューツアーの時にはこの辺りで戻ったのですが、今日は信越トレイルの稜線までいってそこから大滑走の予定です。
この辺りまでとこの上の少しは比較的なだらかですが、そこから上は結構急な登りとなります。途中のなだらかになったところでランチタイム。稜線まであがってしまうと風が強いので一段下でということでした。
稜線上のピークは地形図に名前も標高点も書かれていないところですが、ほぼ360度の景色を堪能できました。
妙高、火打から上越市方向の山々、越後三山に巻機山。とてもよい眺めで参加者から歓声が起こっていました。
ピークから1114mという標高点のピークまで滑りそして登って、そこから今日滑る尾根を確認します。
そして一人ずつそれぞれの技術にあった滑りを楽しみました。
上では鍋倉山が低く見えていたのですが、すぐに我々の方が下に来てしまいます。
雪質は登っているときから覚悟をしていたのですが、かなり重い雪でコントロールに苦しみました。上部ではジャンプターンが決まりましたが、下に来るとさらに重く何度も踏みつけてエッジを効きかせてやっと曲げられるような状態。
さらに時間が経って日が陰ってくるとクラスト化してしまいました。こうなるともうお手上げ。ターンを楽しめないので早く元の位置まで戻ろうと急ぎました。
滑り初めてからのルートはだいたい一本道で最後に雪に埋まった林道を見逃さなければ問題ありません。もちろんガスっていれば今回の数倍ルートファインディングハ難しいものとなるでしょう。
後、ほんのわずかな登り返しがあるため、ステップカットの板が便利そうでした。我々はシールだったので着脱に手間と時間がかかりましたので。
ロングですがとてもよいコースだったので復習がてら行ってみようと思いますし、向こうに見えていた鍋倉山も行ってみたいと今後の目標ができた山スキーでした。
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