記録ID: 4156716
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ハイキング
日光・那須・筑波
三鈷室山〜妙見山〜前室山、鍋足山 * 花探しの山歩き *
2022年04月09日(土) [日帰り]
ピアソラ
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 04:54
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 572m
- 下り
- 564m
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| 天候 | ○ 天気 ： 晴れ。 ○ 風速 ： 普通（5m/s程度）。 ○ 気温 ： 暖かい（15℃くらい）。 ○ 視程 ： 短い。 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・05:45 {自宅} - 07:40 三鈷室山里川宿登山口（県道22号路肩） ※高速利用 ： 桜土浦IC〜那珂IC ※駐車場：無料（約5台） ○ 復路（約130km） ・12:40 三鈷室山里川宿登山口（県道22号路肩） - 13:20 鍋足山笹原登山口 ※途中、食事の時間を含む（15分） ・15:25 鍋足山笹原登山口 - 15:50 横川温泉 ※途中、買い物の時間を含む（15分） ・16:40 横川温泉 - 19:15 {自宅} ※高速利用 ： 日立南太田IC〜桜土浦IC ※途中、食事の時間を含む（45分） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
【三鈷室山〜妙見山〜前室山】 ○ 総距離：約12km、累積標高：約600m。 ○ 里川宿登山口から時計回りに三鈷室山、妙見山、前室山を周回するコースです。 ○ 分県登山ガイドに掲載されている熊穴林道へ登る道はほぼ廃道で使えません。 その代わりに使う道も林道直下100m程度は茨の藪漕ぎを強いられます。 ○ 妙見山と前室山に整備された登山道はありません（ピンクテープはあります）。 GPS等の利用をお薦めします。 ○ その他、特に危険を感じる場所はありませんでした。 ○ 誰ともすれ違いませんでした（もしかして不人気？）。 【鍋足山】 ○ 総距離：約4km、累積標高：約300m。 ○ 笹原登山口から反時計回りに鍋足山を周回するコースです。 ○ 山頂直下の急な岩場は通行注意です。 ○ 2名のハイカーの方とすれ違いました。 |
| その他周辺情報 | (1) トイレ コース中にトイレはありません。 登山口手前（里美生産物直売所等）のトイレを利用することをお薦めします。 (2) 登山ポスト 見つけられませんでした。 (3) 温泉施設 常陸太田市は里美にある横川温泉「中野屋旅館」の日帰り入浴を利用しました。 アルカリマイナスイオンの自噴泉はぬめり気があり、ほんのり硫黄が香ります。 ※営業時間 ： 9:00 〜 21:00 ※料金 ： 500円／人 ※参考HP ： http://www.satomi-nakanoya.com/ (4) 開花情報 <三鈷室山> �� コバイケイソウ ：★★★（まだ咲いていません） �� コチャルメルソウ ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� キクザキイチゲ ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� ニリンソウ ：☆★★（咲き始めています） �� カタクリ ：★★★（まだ咲いていません） <鍋足山> �� トウゴクサバノオ ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� シュンラン ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� イワウチワ ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� ショウジョウバカマ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） <筑波山> �� カタクリ ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� キクザキイチゲ ：☆☆☆（今がほぼ見頃です） �� ニリンソウ ：☆★★（咲き始めています） |
写真
今日は福島県との県境にある茨城県常陸太田市の三座を目指します。県道22号線の路肩に車を停めさせて戴き、スタートします。
日焼けしてほとんど読めなくなってしまった「こまくさ会」のコース案内図のところを入っていきます。ちなみに、左には「三鈷室の碑」があります。
20
4/9 7:52
日焼けしてほとんど読めなくなってしまった「こまくさ会」のコース案内図のところを入っていきます。ちなみに、左には「三鈷室の碑」があります。
分県登山ガイドではここを左へ入っていくルートが紹介されていますが、自然に戻りつつあるため通行困難と判断し、皆様と同様右の道を進むことにしました。
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4/9 7:58
分県登山ガイドではここを左へ入っていくルートが紹介されていますが、自然に戻りつつあるため通行困難と判断し、皆様と同様右の道を進むことにしました。
道標に「山頂へ2826m」とあります。「こまくさ会」名物の細かすぎる道案内です。
来ました、ここからが本物の「茨の道」です！熊穴林道に出るまでの100m足らずですが、棘で嫁は擦り傷を僕は刺し傷を負ってしまいました。
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4/9 8:26
来ました、ここからが本物の「茨の道」です！熊穴林道に出るまでの100m足らずですが、棘で嫁は擦り傷を僕は刺し傷を負ってしまいました。
難所を越えました。林道の至る所に鮮やかな色をしたフキノトウが芽吹いてました。
県境（右側の植林が茨城県、左側の雑木林が福島県）に付けられた登山道には延々と土塁が積まれています。意外と明るくて、鳥のさえずりを聞きながら気持ち良く歩きました。
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4/9 8:52
県境（右側の植林が茨城県、左側の雑木林が福島県）に付けられた登山道には延々と土塁が積まれています。意外と明るくて、鳥のさえずりを聞きながら気持ち良く歩きました。
本日一座目、三鈷室山（さんこむろやま：870m）に着きました。2017年までNTTの無線中継所があっただけあり広い山頂ですが、やや荒れ気味です。
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4/9 9:27
本日一座目、三鈷室山（さんこむろやま：870m）に着きました。2017年までNTTの無線中継所があっただけあり広い山頂ですが、やや荒れ気味です。
山頂から少し下った沢筋にコチャルメルソウ（小哨吶草）が群生していました。
まだ咲いてませんが、コバイケイソウ（小梅�濮陝砲盞觜修平瑤△蠅泙靴拭�
naze-yamaさんのレコを参考にし、ここから次の二座（一応、茨城県内の標高トップ10に入る高峰です、笑）を目指します。
二座目、妙見山（みょうけんざん？：880m）に着きました。展望はありませんが、石祠がありました。
まばらなピンクテープとGPSを頼りに、ほとんど踏まれていない柔らかな土（≠道）に足跡を刻みます。
最後のピーク、前室山（まえむろやま？：875m）に着きました。ネット上の標高（＝880m）と違ってます。ここも展望はありませんが、比較的新しい石碑がありました。
20
4/9 10:48
最後のピーク、前室山（まえむろやま？：875m）に着きました。ネット上の標高（＝880m）と違ってます。ここも展望はありませんが、比較的新しい石碑がありました。
このお花畑に来られて良かったです。1週間後にはカタクリやニリンソウが咲き出すと思うので、もっと華やかになるかも知れません。
無事下山し、里川宿の集落が見えてきました。お疲れ様でした。このまま帰宅と見せかけて、、、
ちょっと鍋足山（なべあしやま：529m）に寄り道。スハマソウ（州浜草）を見に3週間前に登ったばかりですが、その時はまだ咲いてなかった花に会いに再び来ちゃいました。
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4/9 14:26
ちょっと鍋足山（なべあしやま：529m）に寄り道。スハマソウ（州浜草）を見に3週間前に登ったばかりですが、その時はまだ咲いてなかった花に会いに再び来ちゃいました。
そして、イワウチワ（岩団扇）〜♪先々週と先週に引き続きですが、ここのイワウチワは毎年タイミングが合わず、初めて会えました。
これでした。キラキラ〜♪苔むす急な岩場に群生するイワウチワ。ロケーションは最高です。
ここのイワウチワは奥久慈の山と比べて咲き出すのが遅いので、元気な子たちに沢山会えました。
【おまけ】4月6日に筑波山に行きました。一斉にカタクリが咲き始めていました。
【おまけ】二月から毎週通い詰めた筑波山、どれだけこの日を待ちわびたことか。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
|---|
感想
標高の低い茨城の山は、花々が一斉に咲き出す春が最も旬な季節です。
その魅力に迫ろうと5週間に亘り綴ってきた、『花探しの山歩き』シリーズも
今回で最終回を迎えることになりました（ネタ切れではありません、笑）。
東京から引っ越してきた当初は近くに高峰が無いと嘆いておりましたが、
その認識を新たにするきっかけとなったのも低山を彩る春の花々でした。
今の時季、茨城のどの山に登っても大抵沢山の花々に巡り合えます。
それが当たり前ではなかった僕らにとってこれは衝撃でした。
山全体が春の喜びに満ち溢れた姿に、かつての東京の里山を見たのでした。
そんな魅力溢れる茨城の里山ですが、いくつかの花々の自生地や群生地では、
伐採・盗掘・登山者による踏み付け等により、きわどい状況に置かれています。
茨城県の魅力度ランキングを向上させるため（←そこじゃない、笑）、
できること（自生地を暴露しない・必要以上に入らない等）をしていきたいです。
到底1シーズンで全ての山に登りきれるはずもないことは承知しつつも、
短い旬の時季に少しでも多く浸りたくて、些か欲張りな山歩きが続きましたが、
そのおかげでそれまで気付かなかった魅力にも沢山触れることができました。
確かに標高は低いです。でもとっても奥が深いです。茨城の山は。
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三鈷室山〜妙見山〜前室山。中々マニアックなお山に行かれましたね！
野イバラ地帯は杉の伐採前はしっかりと登山道があったのですが、道が埋もれて皆さん迷われていつの間にか登山ルートに合流する感じになってます。なので私は登山用の服がボロボロになるのでワークマンセットに長靴で私は登ります（笑）帰宅と見せかけて鍋足山へ！
さすがです！健脚ですね！私はイワウチワの花の良い頃に登った事がないので、お写真を見て🌸花の多い
お山なんだと再確認しました！
お疲れ様でした！
三鈷室〜はやはりマニアックなのですね。そう言われてみればヤマレコの記録も少なめですし、久しぶりに誰にも会わない山歩きでした。野茨の藪こぎは初めて経験でかなり手こずりましたが、確かにワークマンセットと長靴は良いアイデアだと思います！
鍋足山は三鈷室から帰宅途中の１５分くらいのところにありますし、イワウチワとショウジョウバカマが咲いていると分かっていながら素通りできませんでした（笑）。
コロナのせいもあり県内の山に行く機会が多いですが、仰る通り少し季節を変えて訪れるたびに新たな発見があって、本当に茨城の山は良いな〜って思います。低山なので暑くなってくるとまた話は変わりますけどね（笑）。
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