【高尾山】ポカポカ陽気の小仏城山から春の富士山


- GPS
- 05:08
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 665m
- 下り
- 710m
コースタイム
8:45 日影BS 下車
8:55 日影沢林道入口
9:05 日影沢キャンプ場
10:20 小仏城山 11:20
11:35 一丁平
11:50 もみじ台分岐
12:05 高尾山山頂下分岐
12:10 高尾山山頂 12:15
12:30 薬王院 12:50
13:00 浄心門
13:20 1号路 金毘羅台
13:35 金毘羅台登山口
14:00 JR高尾駅
天候 | 晴れ、 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:JR高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【日影沢林道入口〜小仏城山】 ・入口付近の北斜面は残雪に覆われている ・入口付近に10台ほどの駐車スペース ・日影沢キャンプ場にトイレあり ・林道は除雪されているが両側は30cmほどの積雪 ・日向は乾いているが日陰は雪解け水が流れる ・ゲート前までは除雪 ・ゲート付近は残雪が固まり当分開けられない様子 ・ゲートの谷側から周り込んで進む ・谷合の雪崩で完全に林道を遮断、ガードレールも一部破損 ・城山に着くまでに三か所ほど残雪で林道を寸断、当分車の通行は不可 ・残雪箇所は踏み跡を辿れば歩行には問題なし 【小仏城山】 ・車が上がって来られないので茶屋が休業中の様子 ・トイレ付近に泥濘箇所多し 【小仏城山〜高尾山山頂】 ・日中は泥濘箇所が多くとても歩き辛い ・もみじ台の左からの巻き道は日陰で残雪箇所が続くが歩行は問題なし 【高尾山頂〜1号路〜金毘羅台〜JR高尾駅】 ・山頂の雪はすっかり無くなっている ・1号路も残雪は全く無し ・金毘羅台からJR高尾方面のコースも乾燥路 ・民家横を抜けて金毘羅台登山口に出る ・「ろくざん亭」横を通って「落合」信号で20号線に出る ・左折して20号線の歩道を進みJR高尾駅へ |
写真
感想
穏やかに晴れ上がった日曜日の朝、無性に山道を歩きたくなり、
少し出遅れ気味だが、サーモスに熱湯を入れ、
カップ麺とスティックコーヒーをザックに詰め込み、
カメラを持ち自宅近くの最寄駅から電車に乗る。
目的地は高尾山に決めていたが、コースは決めていない。
念のためチェーンスパイクも持参。
今年は雪山ばかりで未だ土の山道を歩いていない。
電車に揺られながらコース計画を立てる。
前回、重たい深雪で悪戦苦闘した3号路の一か月後を
辿るのもありかと思いつつ、稲荷山コースも気になった。
スマホの「山と高原地図」アプリでルートを確認。
コースが決まらないうちにJR高尾駅に到着した。
バス時刻をスマホで確認すると、10分少々で「小仏」行がある。
この時点で、日影BS〜城山〜高尾山のコースに決定。
このコースは昨年の秋に紅葉見物に辿ったコース。
バス停に向かうと未だ10名程度の列で差ほどの混雑は無かったが、
次の電車が到着すると、ドッと混んできた。
8時32分発の便は2台編成、さすが晴れの日曜日。
結局、2台のバスは超満員状態となった。
日影BSでは10数名の下車だった。
いつものように、GPSのセットなど身支度しながら最後尾で出発。
今回は心拍数を表示する腕時計で心拍数を
一定の範囲内を確認しながらの「のんびり山行」、
「のんびり」はいつものことであるが、
今回は息のあがらないペースを心掛けることにする。
普通の歩行速度で歩けば、静止状態の心拍数の約1.5倍、
少し急登になると約2倍までになる。
そこで深呼吸をすると徐々に下がる。
やはり息遣いが肝心であるとこが解かる。
急登に差し掛かる度に「フー・フー」と意識して
息を吐きながら進むと心拍数は差ほど上がらない。
これが息遣いの極意かと気付く。
日影沢林道はゲートのある所までは完全に除雪されていた。
雪解け水が流れている箇所もあるが歩行に全く問題ない。
ゲート付近は深雪が固まって凍りついている。
当分開きそうも無いので、この先は車両の進入は不可である。
ゲートから城山まで、雪崩の箇所も含め、
三か所ほど残雪で林道が寸断されているのだが、
ゲートが開かなければ重機も入れない。
当分、城山の茶屋も休業となるのではないかと思う。
城山の電波塔が大きく見える開けた谷合のところ出ると
暖かな空気の流れを感じた、気温は18度になっていた。
午前10時台の城山は未だ人影も差ほどでなかった。
春霞の中、白くて大きな富士山が柔らかく感じた。
穏やか春の訪れである、ポカポカとのんびりと時間が過ぎる。
休業中の茶屋のテーブルを拝借して、
富士山を目の前にした贅沢な一時間ほどのブランチタイム。
春の富士山を充分に満喫した。
高尾山までの尾根道は想像していた通りの泥濘、
田んぼ状態の箇所もあり、大苦戦。
ダブルストックが有効であった。
高尾山頂はちょうど昼時、とても大勢の人で賑わっていた。
気温はさらにあがり、山頂からの富士山は更に霞んでいた。
下山コースは3号路も気になりつつも1号路を選択。
行ってそうで行って無かった「金毘羅台」を経由することにする。
山頂からの1号路は全く雪は残っていない。
金毘羅台は眺望もあり、良い休憩ポイントであった。
金毘羅台の分岐を左に進み、JR高尾駅を目指した。
登山道は比較的狭く、急な箇所もあるが、
全体的には歩き易いコースで一気に下山できた。
民家の横を抜けて登山道の出口となるが、
登山口にはちゃんと標識が出ている。
登山口付近には雪かきで積み上げられた雪が残っていた。
その雪でシューズに着いた泥をぬぐって、車道に出る。
国道20号線に出ると浅川沿いの歩道で駅に向かう。
途中の梅郷では梅まつりが開催されいた。
沿道の会場横の紅梅が満開、浅川沿いの歩道横は白梅が満開。
浅川郵便局を過ぎた所から横道に入ると駅までの近道であった。
JR高尾駅には14時少し前に到着、15時ころに帰宅。
天気にも恵まれ、富士山も相変わらず美しく、
のんびりとしたひと時を過ごした良い山行であった。
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