激突!春嵐の権現岳登頂!!(天女山登山口より)


- GPS
- 10:03
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
天候 | 晴れ(豪風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
天女山登山口 駐車スペースは満車 4台分くらいで後は路駐 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まきば公園駐車場までは除雪されていて普通タイヤでも行けそうです。 天女山登山口〜天女山〜天の河原 まきば公園駐車場から車道を下り天女山登山口へ、登山口から天女山、天の河原まではテープとトレースを見ながら迷わずに登って行けると思います。天の河原では一気に視界が開けて富士山と南アルプスが目の前にドーンと現れます。休憩ポイントに良いですね。 天の河原〜前三ッ頭〜三ッ頭 テープや印は良くわかりませんが、トレースもしっかりしているし、一つの尾根上を真っ直ぐ進んで行けば迷わずに着けますね。しばらくは歩きやすい緩やかな登りをひたすら進んで行きます。三ッ頭に近づくにつれて足首が痛くなるような急登に差し掛かります。急登を登り切れば、前三ッ頭です。前三ッ頭に出てからはしばらく樹林帯を抜けますので強風にさらされます。富士山を背に真っ直ぐ進みます。再び樹林帯に入り少し登れば三ッ頭です。 三ッ頭〜権現岳 三ッ頭に出れば権現岳まで強風地帯です。三ッ頭の前の樹林帯で準備を整えましょう。強風地帯に突入です。この日は立っていられない程の強風ということで途中まで行って引き返してくる登山者もいらっしゃいました。悔しいですが、無理は出来ませんね。前三ッ頭から雪庇を避けながら稜線上を歩きます。一度下って僅かな樹林帯に入ったらいよいよ核心部、権現岳への登りです。権現岳の山頂は狭いです。風を避けるためには岩の影に隠れるのが一番です。 |
写真
感想
先週の土曜日に天狗岳の帰り道で見た権現岳に挑戦です!!
やはり課題は花粉症の影響があるのかどうか(kazusanpoともじが心配)
と間に山小屋が無い中で登頂出来るか(yumiが心配)どうかですね。
天気は最高!!登山口からど快晴です!!
天女山登山口への到着は5:30でしたが、すでに駐車スペースは満車で路上駐車も何台かいらっしゃいました。
そりゃ〜そうだよね。これだけの快晴だし、気温も高いし、登りたくなっちゃうよね(泣)
ってわけで少し離れたまきば公園駐車場に車を駐車しました。駐車場は完全に除雪されていて複数台の駐車が可能でした。
トイレは冬期閉鎖中でレストランのトイレを使って下さいとのことです。
レストランこの時間じゃ入れませんよ・・・。
登山開始です。天の河原まではウォーミングアップって感じでしたね。天の河原からの展望は良く、南アルプス、奥秩父山塊、富士山が一望でした。でしたが、朝焼けの時間が一番良かったようで富士山はすでに霞んだ空の中にあり、薄らとしか見えませんでした。
天の河原からなが〜くてゆる〜い登山道をひたすら歩いた後は足首が痛くなるような激急登を登りました。息も上がるし、汗も出まくりでこれが夏だったらもっとキツイんじゃないかと思うくらいですよ。
前三ッ頭に出ると強烈な横風に吹かれてビックリ!!急いで突破しました。
権現までの稜線に出るとこれ以上の横風にさらされるのかと思うと不安がありました。
三ッ頭に出る直前でヘトヘトです。ここからがキツイから一先ず腹ごしらえしようぜ!!
ってわけで昼食タイムにしました。
ピッケルに持ち替えていざ突撃です!!先に準備を済ませたyumiは一足先に出発しました。三ッ頭に出るとやはり強風!!だけど圧巻の光景に思わず「すげえええ!」の言葉が出ました。先の方を見るとyumiが強風に耐えながら少しずつ進んでいます。昼食の時に抜いていかれたお兄さん達が戻ってきたので「もう登頂したんですか?」と尋ねると強風でとても立っていられないから戻ってきたとのこと、これは相当気を引き締めてかからないとダメだぞ・・・。
早く先行したyumiに追いつかなくちゃいけませんが、やはりこの景色!!強風の中で記念撮影しちゃいました(笑)
ところどころで動けなくなりながらも何とか下って樹林帯に入りました。山頂方面を眺めると登頂したであろう登山者の方達が下ってきます。何とか行ってみますか!!って事で核心部へ突撃です!!
時折、立っているのが辛くなるほどの強風に当てられながら何とか登頂出来ました!最高です!!
ですが、一番辛かったのはこれからでした。下山で一番事故が起こりやすい。慎重に下山しましょう!!ますます強くなる風の中で三ッ頭まで戻ります。雪煙が激しくまい、雪の粒がミサイルのように顔にぶち当たります。途中、何度か動けなくなりながらもゆっくりゆっくりと進み、三ッ頭まで戻って来ました。
今回の強風の強行突入は無茶な部分も沢山あったと思います。
でも、幸いだったことが気温がそれほど低くなかった事が登頂成功に繋がりました。
面白いほどに強烈な山旅でした!!
夏はキレットを越えて赤岳まで行くぞ!!
西穂の稜線から雲に浮かんでいた八ヶ岳の山々、いつかは行ってみたいが四国からは遠い!
まあ、3時間は掛かりますけどね・・・・
やっぱ冬と言えば八ヶ岳なんですよ〜〜
夏も楽しい八ヶ岳ですけど(笑)
自分も三ツ頭で引き返しましたが、無事に下山されたようで、安心しました。
おはようさんです
22日夕方から入山で幕営して23日夕刻下山予定です。
22日の風速予測が19mですねぇ・・ヤバイ(^^;
さてさて、三つ頭越えた樹林帯で幕営できるかしら(笑
23日にはゲンジーハシゴを降りたいのですがね
耐風姿勢で固まてしまう強風・・
去年もすごかったです・・
ともあれ登頂おめでとうございます
でわでわ
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