急遽、八ヶ岳(西岳、編笠山周遊)
- GPS
- 05:07
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,283m
- 下り
- 1,282m
コースタイム
12:18青年小屋12:22−12:43編笠山山頂13:05−14:37富士見高原ゴルフ場
総合時間:5時間7分
歩行時間:4時間24分
天候 | 概ね曇、時折日差しあり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
概ね良好です。 特に難儀するような場所はありません。 指導標も比較的多く、リボン等も適切な距離で付いております。 冬の積雪期に歩いても大丈夫でしょうが、 西岳と編笠山の間は、冬季、 歩く人が少ないと思われます。 樹林帯を歩く時間が多いので、展望が開けるのは、西岳直前のがれ場、 西岳、編笠山山頂くらいがメインです。 私は、通常富士見高原ゴルフ場に車をおきます。 そうすれば、下山後鹿の湯がすぐそこ。 急登りもありますが、忍耐の限界まで長く続くものではないし、 編笠山、権現岳を観音平から周遊するよりも容易です。 編笠山の山頂直下は岩がごろごろしております。 安全の為にはストックなど一時的に収納して、両手をフリーにして おくのが良いかもしれません。 健脚で朝早く出発していれば、青年小屋から権現岳を 往復してくることもできるでしょう。 今回のルートで青年小屋の手前の乙女の水はおいしかったです。 下山後には、同じエリアに鹿の湯があり、600円。 大きな風呂です。 |
写真
感想
梅雨です。
前半は比較的、晴れ間が覗くことも多いのが特徴と思っています。
ですから、これまでも何度か、かなりの晴天の日もあり、
土日に天候に恵まれている地域も多いようにも思います。
そうでない地域もあるでしょうが、、。
さて、山梨県の6月29日の週は、月曜日の29日以降、しばらくは、
曇天か雨天の週間予報。
知ったのは、6月28日、日曜日の夕刻。
6月25日に北岳に登ったばかりですが、ぼやぼやしていると
今週山に行けなくなるかも知れないという不安がよぎるのでした。
日曜日といえば、天地人。
日曜日の夕刻から、山の準備をするのも、気持ちが前に
積極的に向いていないとなかなか進まないもの。
私の日帰りの荷物なんて、大体標準化されていますから、
余程の装備を必要とする山でない限り、それほどの時間は
かかりませんが、そう言いましてもそれなりの時間はかかるもの。
天地人も終わり、軍事同盟の特集番組も見てから、
22:20ごろから本格的に準備。
30分くらいで準備し、鳳凰三山に照準を合わせていました。
広河原から白鳳峠、高嶺、地蔵岳、観音岳、薬師岳、そして
夜叉神峠に下ります。
いいコースです。
このコースは何度も歩いているので、余計な不安はありません。
行く先も決めたし、、、あとは寝るたけ。
朝も3:30に起きればよいでしょう。
ところが、、、、
目覚ましもしっかりかけず、一度5:00に目が覚めて、
目的地を変更すれば、どこかにいけたのに、それもせず。
最終的に起きたのは、7:00前。
ほとんどあきらめ状態。
駄目だ、こりゃ、、、、。
それでも頭の中では、簡単な山を考えておりました。
そして、残雪期に登った編笠山と本当は合わせて登りたかった
八ヶ岳の西岳を、今日は、編笠山とあわせて登ることにしたのでした。
それでも朝食は、しっかり食べ、8:30までには自宅を出れば、
9:30には登り始められると計算。
その通りに進めるのでした。
あー、今まで書いたことは、6月29日のブログでも書いていましたね、、、、。
さて、予定通りに、高速道路に乗り、小淵沢ICで下りて、
コンビニにて昼食購入。
セブンイレブンに入ったら、おにぎりがほとんどなく、
ローソンでおにぎり購入。
美濃戸口に行くときにも使う鉢巻道路を富士見高原へ。
下山後も鹿の湯がすぐであることから、富士見高原ゴルフ場に駐車。
登山口の富士見高原ゴルフ場には、9:30前に到着。
甲斐駒ケ岳も見えていますね。
さて、出発です。。
9:30富士見高原ゴルフ場発
さて、どうして、西岳と編笠山にしたかは、残雪期の登山で
登らなかった西岳に登りたかったこともありますが、西岳、
編笠山を周遊してもそれほどの時間がかからないことも
大きな要素でありました。
さて、西岳に登る道は初めての道。
それほど緊張する場面がないことはわかっているのですが、やはり、多少の緊張とわくわく感と入り混じったなんともいえない気持ちになるものです。
編笠山に登るのと同じ道を途中まで緩やかに上がります。
草も刈られているようです。
林道のような広い場所を過ぎ、しばらく行きますと、
別の林道に交差し、その林道を進むと西岳、不動清水になります。
シダが美しい樹林の中の林道を進みます。
ここから西岳までは何度か林道を横切ることになります。
それほど、里とも縁のある山ということでしょうね。
この辺りの指導標は信濃境の人たちが整備されているようです。
時に過剰に時に親切に、そんな感じがする指導標です。
しばらく行くと「名所」不動清水です。
9:52不動清水
周囲の自然とそぐわない色のベンチも用意されています。
お水が飲みませんでしたが、おいしいでしょうね。
ちょっと休みます。
9:55 不動清水発
さて、そこからは、意外な急登りになります。
同じ富士見高原ゴルフ場から編笠山に登ったときと同じような感じがします。
樹林の中を歩きますので、周囲の展望はなく、ひたすら登るだけですが、
2000m辺りからツツジが見えるようになり、もうしばらく登ると可憐に
お花が咲いています。
ガレ場を通過するあたりにもたくさんのお花が咲き、途中、漸く
その存在を感じ始めていた編笠山もこのガレ場で漸くその巨体を現し、
振り返れば、ぼんやりながら、甲斐駒ケ岳を最も目立たせた
南アルプス北部が開けるのでした。
また、編笠山の先の権現岳も見えるようになりました。
それからまもなく頂上となりました。
11:28西岳
太陽が燦燦と輝くような天候ではないので、
快適に登ってきたともいえるでしょう。
山頂に立つと少し肌寒く感じましたので、半袖を1枚重ね着しました。
山頂に立つと編笠山と権現岳がひときわ大きく、南アルプス北部もぼんやり。
山頂からは権現岳のほうに尾根が通じておりますが、目を転じると
意外にも急なガレた斜面も見えます。
編笠山の頂点を下がったところには青年小屋も見えており、このまま、
このガレた部分を大きく下って、編笠山に大きく登り返すのか、
なんて錯覚さえ覚えるのでした。
もちろん、実際には、権現岳方面に通じる尾根を伝わってあるくのですが、、。
この山頂では、立場川キャンプ場からの登山道も合わせています。
11:42 西岳発
狭い尾根の道をアップダウン。
編笠山がだんだん迫ります。
なんか、そのまま権現岳に向うのかのようです。
西岳から編笠山は冬季積雪期は意外と人が歩かないのでしょうね、、、、。
しばらく無心に歩いているとこんな看板。
すぐに到着する水場の手前。
よく読めませんが、何かの小屋の跡のようです。
でも結構な斜面ですが、、、、、。
そして、水場、乙女の水。
青年小屋スタッフと思われる男性が水を汲んでいました。
ということは、もう青年小屋にも近いということですか、、、、。
私もおいしい水を飲みちょっと歩いて、青年小屋です。
12:18青年小屋
ちょっと休んですぐに出発です。
12:22青年小屋発
大きな岩がごろごろ。
手をうまく使って登ります。
岩陰には私も知っているコイワカカミ。
すぐに細い登山道になります。
山頂はわずかです。
ところが、、。
ここまで登山者、下山者に会わなかったのに、いきなり、35名という中学生が団体で下りてきます。
こういうの嫌いです。
というか、団体は構わないのですが、その統率された行動を見せてくれるかどうかが問題なのです。
この中学生の団体は、、、、。
先生は、これから35人が下りて来ると言っただけ。
おい、登山者一人上がるから、道を空けろよ、といって欲しかったです。
なにしろ細い登山道。
彼らが「おれらが優先」とばかりにどんどん下りてきますから、こちらが立ち止まります。
ちょっと途切れたところでわずかに進み、また次の一団をまち、、、。
やっと中学生が通り過ぎ、山頂わずかのところで、今度は年配者の団体。
年配者も団体になると、とたんに統率乱れますね。
少しも譲る気配なし、挨拶なし、、、。
こういうことで団体が嫌いになってしまいます。
やはりリーダーですわ、、、。
さて、ようやく編笠山山頂。
12:43編笠山山頂
近くの権現岳、赤岳、阿弥陀岳は良く見えております。
南アルプスはちょっとぼんやり。
でもこれだけ見えれば良いです。
先ほど登った西岳も見え、いい感じです。
こんなゆったり登山もいいです。
有名な山にはこだわらず、百名山もこだわらず、
好きな山が百名山ならそれでよし、、、。
山頂も岩がごろごろしておりますが、残雪期は雪が山頂を覆っておりました。
山頂も良く見ると岩陰に旧い缶がたくさん放置されておりますね。
今までも数度この山頂には立っているのですが、これまで
気が付かなかったのが、不思議です。
さて、下山にかかります。
13:05編笠山発
信濃境と書いてある方面を目指します。
岩がごろごろしたところを矢印に従って下ります。
両手もうまく使います。
そうそう、ストックはしまっています。
この岩のごろごろしたところを過ぎてからストックを出しました。
それからは、ぐんぐん下ります。
残雪期は、たくさん付いているテープを頼りに下りましたが、
今日は、踏み跡をたどればよいですね。
いい感じで下ります。
次第に気温も上昇してきます。
何度か林道を再び横切り、そしてゴルフ場。
14:37富士見高原ゴルフ場
鹿の湯は車でちょっと下りたところにあり、
風呂に入ろうかどうか迷いましたが、結局、
600円で鹿の湯に浸かり、良かった、と思いました。
帰りは一般道を走って帰りました。
何度も言いますが、こんなゆったり登山もいいですね。
isakiと申します(昔、釣キチでした)
奇遇です、周り方を変えればT-chanさんにもお会いできたかも知れません。残念!
僕は朝船山十字Pで登山方向を決めました。
そのうちどこかでお会いできますね(^^)
その時は宜しくお願いします。
Y-chanさんですね<(_ _)>
isakiさん
山行き記録拝見しました。
ドボンは大変でしたね。
人間、やはり慌てると何か起こります。
お互い気をつけたいですね。
昨日は、方向が定まらず、ゆっくりの出発でしたが、
懸案だった西岳登れたので良かったです。
キレットは依然として、私の懸案です。
それほど遠く離れていないようですから、どこかでいずれお会いするかもしれません。
私は、大抵サングラス。
太陽が照っていなければ、メガネです。
Y-chan
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