北海道遠征1:旭岳(ヌタプカウシペ)


- GPS
- 09:37
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,778m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
- 山行
- 7:35
- 休憩
- 2:01
- 合計
- 9:36
天候 | 晴れ・微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 旭岳山頂への尾根上、標高2,130m付近から偽金庫岩付近までは南斜面のトラバースとなりますので、滑落しないよう注意が必要です。 ※その他ルート状況等に関しては感想欄をご参照ください。 |
写真
装備
個人装備 |
雨具
グローブ(予備1)
ゴーグル
サングラス
スリング120cm&カラビナ×2
ピッケル
アイゼン
ツェルト
救急セット
ビーコン
ゾンデ
スコップ
スキーバンド
モバイルバッテリー
防寒具(ダウンジャケット)
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感想
北海道遠征第1弾は旭岳!
旭岳ビジターセンターから、ナイトハイクでスタートしました。北海道の山は初めてだったので、一番心配なのはやはりヒグマ…。熊鈴をジャラジャラ鳴らしながら歩いていました。ロープウェイ降り場まではピステがかかっていて、快適なハイクアップでした。
【標高1,300m付近】
このあたりから森林限界となります。斜面はカリカリで、私の技量では急斜面でスリップしそうになりました。何とかジグって登っていきます。
【標高1,500m付近】
急登が終わり、展望が開けてきます。コースの境界には一定間隔でポールが刺さっているだけで、まるで海外のスキー場のような雰囲気でした。だんだんと明るくなってきて、周囲の山々が見えるようになってきました。
【標高1,600m付近】
旭岳ロープウェイの降り場があるあたりです。ここからは旭岳のピークがよく見えます。成層火山が山体崩壊した姿は、昨年登った磐梯山を彷彿とさせる感じでした。ガイドブックやSNSで拝見した風景を目にして大興奮でした。
【標高1,830m付近】
旭岳への稜線上を登っていきました。が、斜面はカリカリで斜度も急になってきたのでシートラに装備チェンジしました。でも、まだまだシール歩行のトレースがついていて、シール歩行技術の高さに驚かされます。(以前、他の場所ですれ違った方に聞いたところ、慣れだと言っていましたが…)
【標高2,150m付近】
このあたりから、南斜面のトラバースになります。当然斜面はカリカリ、斜度もそれなりにあるので滑落しないよう注意する必要があります。また、このあたりの岩にびっしりとエビのしっぽ?むしろしっぽとは言えないほどの雪氷がついていました。まるで厳冬期の北アルプスのような景色でした。4月の北海道はまだまだ冬でした。偽金庫岩より上部は、相変わらず斜度はありますが基本直登のため、トラバース程の緊張感はありません。
【ドロップポイント】
旭岳山頂からドロップしました。あまりに気持ちよかったので何回もお代わり。東斜面3回、北斜面1回の滑走でした。登りで使った尾根、北西斜面はカチカチでしたが東斜面には雪が溜まっており、最高のスタートとなりました。
また、帰路は北斜面からドロップしましたが、地獄谷へのドロップもできるようです。ですが、すでに足がパンパンで疲労困憊でしたし、カリカリな印象だったので今回は無難に北斜面を落とすことにしました。冬山を遊び倒すにはまだまだ体力が足りません…。
【下山:標高1,930m付近】
旭岳山頂より北斜面を滑走後、西側にトラバースして下山しました。北斜面はある程度雪が溜まっていましたが、北西斜面はカッチカチのアイスバーンでした。疲れた足でエッジコントロールをするのが嫌だったので、雪が溜まっているところを狙って高度を落とし、一気にトラバースで滑り抜けました。
【ジオグラフィカの解析結果】
平面距離:16.8km
沿面距離:17.4km
最低高度:1,096m
最高高度:2,295m
累計高度(+):1,905m
累計高度(-):1,910m
平均速度:1.8km
最高速度:60km
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