GW-後旭岳・熊ヶ岳&ミニ御鉢一周ツアー


- GPS
- 09:28
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,487m
- 下り
- 1,487m
コースタイム
- 山行
- 6:53
- 休憩
- 2:17
- 合計
- 9:10
天候 | 高気圧圏内でド快晴。旭夏道はいつも通り地獄谷からの吹き上げによる局地風で少々風があるものの、それ以外は問題にならず。裏大雪、十勝連峰、芦別夕張、樺戸、増毛、北大雪、阿寒と北海道中の山々が一望できる絶好のコンディションでした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
とりあえず雪は去年より多く、岩が引っかからなかったので助かる状況。 朝一でカリッカリだったのでスキーコースも最後の急な所はスキーアイゼンを装着。ゲレンデを傷つけないように端っこを歩きました。 旭岳も石室先からスキーアイゼンで登り、1,860mのタラ地でアイゼンの切り替え。 山頂までアイゼンストックで登り、スキーで後旭のコルまで下ったら後旭まではスキーアイゼン。 熊ヶ岳は稜線に上がったところでスキーデポしてアイゼンピッケルでミニ御鉢を一周。最後はスキーでバーっとビジターセンターまで下って〆。 足元装備、およびシール付け外しの切り替えが忙しい山行になりました。 |
写真
感想
通算での大雪山系全山縦走は達成したものの、数少ない未踏峰として残っており積雪期にしかチャンスがない後旭岳と熊ヶ岳を目指すべく日帰りピウケナイへ。
アップダウンも多く時間がかかりそうだったので、ビジターセンター駐車場に車を置いて仮眠してから朝一出発。
スキーコースをサクサク登り、最後の日影スポットになる旭岳石室の陰で一休みして出発。旭岳夏道はスキーアイゼン〜アイゼンと適宜換装していきながら山頂へ。夏道上は基本的に地獄谷からの吹き上げで風が強いので惑わされないように注意。
今日は晴れているだけでなくとにかくガスが少なく、裏大雪や十勝はもちろん、芦別夕張、樺戸、増毛、阿寒方面など北海道中の山々が一望できる絶景のコンディションでした。大型犬2匹とご一緒に登ってきた方にワンコをモフらせていただき、ひとしきり癒されたら今回のメインその1、後旭岳へ。
コルまでスキーで降りたら再びシール・スキーアイゼンをつけてサクッと山頂まで。何もないけど初登頂はやっぱり感慨深い。下りもサクッと裏旭の野営指定地まで降り、このころには雪も緩んでいたのでシールだけで稜線に上がりいよいよメインその2、熊ヶ岳へ。スキーはデポしてアイゼンピッケルで挑む。
今回は雪が多くトラバースルートが簡単そうだったので、岩稜帯はまいて東からトラバース〜斜面を直上して山頂手前のコルに乗るルートへ。トラバースは割となんとかなったものの、直上ルートは風成雪のせいか雪が締まっておりステップがきまりにくくなるので結構緊張。それでもしっかり歩けば問題はなく、稜線に出たらあとはさっくりピークまで。これで北海道の標高上位はコンプリート!
同じルートを下るのは怖いし時間もあるし中々歩く機会もないだろうしということで、帰りはそのまま北に向かって間宮岳からぐるっとミニ御鉢を一周して帰ることに。鉄杭がある所を越え、その先の岩場も特に難しいところはなく平らな所までおりてサクッと間宮岳まで。冬にここまで来るひともいなかろうと思っていたら、間宮岳からも意外とトレースがちらほら。昼も過ぎてきたので御鉢沿いにスキーデポ地まで戻ったが、荒井岳くらいは寄ってもよかったかも。
下山の準備を始めていると直射日光のせいでシールの糊が融けてスキー板がベッタベタにうわぁやっちまった...
これでシールを貼り直すのは厳しいので、北側の沢型を降ろすのではなくとにかくトラバースを続けて姿見まで登り返しがないルートで帰ることに。時々岩やハイマツが出てくる尾根は上手く雪があるところを繋ぎながらいい感じに姿見まで下り、スキーコースをピャッと下山。
大雪山の未踏峰は来年の冬に小塚、凌雲岳を目指して、北大雪の残りいくつかを目指せば個人的にはもう満足。
今年の夏は日高山脈にも足を向けてみるかな〜
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