愛鷹山塊北部縦走 そろそろ鋸行けるかな?偵察ツアー
- GPS
- 08:11
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,001m
- 下り
- 1,982m
コースタイム
行動総距離18.26km・累積標高差2151m(登り)
【参考】十里木-越前岳(登り)52分・越前岳-十里木(下り)39分
天候 | 晴れ、けっこう晴れ。風があったので少し雲が流れていた。 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
わずか1週間で越前岳ー十里木登山道の雪が大きく融けていました。まともな登山靴ならアイゼンなしで行けると思います。ただ、相当ぬかるんでいますので靴が汚れることは覚悟したほうがよさそうです(十里木駐車場には水道とブラシがありますので、洗うことは可能です)。 鋸岳縦走路は呼子側はほぼ雪解けしています。中間地点ぐらいにアイスバーンあり。位牌側は積雪が多かったのか、位牌山頂付近に正規の登山道が分からないレベルの残雪があります。5月に行った時以降に補修されている箇所を複数確認しましたが、冬を越えたことで鎖の劣化も進んでいますので細心の注意を払ったほうがよさそうです。 大沢の渡河地点は跳び越せるレベルでした。それほど雪解けの影響を受けてないと思われます。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドライト 1 BD リボルト(90ルーメン)
予備電池 1 単3リチウムx4(GPS用)、単4アルカリx3(ヘッドライト用)
GPS 1 Garmin eTrex20
温度計・高度計つき時計 1 CASIO スポーツギア・デジタル
保険証・免許証 1 ミニジップウォレットに入る
飲料 2.7L ハイドレーション2.1、テルモス0.6
エイドキット 1 清浄綿から痛み止めまで一式
お財布 1 モンベル・ミニジップワレット
携帯電話 1 Docomo iPhone 5s
携帯USBバッテリ 1 1.5回フル充電できる容量
レインジャケット 1 ホグロフス・バラジャケット(ウィンド兼用)
レインパンツ 1 ストームクルーザー
スパッツ 1 保温用
手袋 1 岩登り用・内フリース
ビニール袋 2 ゴミ入れ
アイゼン 1 モンベル・コンパクトスノースパイク
行動食(固形) 7 しっとりケーキバー・ソイジョイ3本・ブドウ糖チョコ・PUREグミ・塩飴
行動食(ジェル) 2 ウィダーエネイドゼリー
食事(ごはん) 1 コンビニおにぎり3つ
食事(パン) 1 ランチパックピーナッツ
ビバークシート 1 SOL
ヘルメット 1 グリベル・サラマンダー
ウォークマン 1 ソニー・ウォークマンW
バラクラバ 1
地図 3 山と高原地図(富士山 御坂・愛鷹2013)およびそのカラーコピー
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感想
今回のスタートは、買ったまま使っていないソロテントと、SOLのエスケープヴィヴィのテストをしたい、ということでした。しかし、実際に張りに行った場所(富士山の水ヶ塚駐車場)があまりにも寒く、設営の間に嫌になってしまい、車中泊することにしました。朝5時半に起床して日の出を見て軽く腰切塚に登りましたが、何かもったいないことこの上ない。最初、山の上に張ろうと思っていたこともあって、装備はすべて揃っています。しかも、サブのトレランザックまでトランクにある。これは行くっきゃないよね、と、十里木に向かったのでした。
朝7時半に駐車場着。ここでザックを詰め替えます。12Lトレランザックですが、携行品リストを見れば分かるように必要なものはすべて入っています。特に食事はカロリーだけでいったら4〜5食分近い。ルートは家族に書き込み地図を渡してあったため、それをなぞる事にします。鋸岳を通るルートなので、今回はさすがにちゃんとした縦走靴と軽アイゼンをチョイス。5mのナイロンロープ(6ミリ)もザックに装着。足場が崩落している時なんかによく役に立つんですよねー、これ。
詰め替えに時間がかかったため、出発は8時過ぎ。てくてく地道に歩き出します。さすがに縦走靴では登りは走れません。歩いて気づいたのは、1週間で相当量の雪が融けているということ。先週登ったときには1098.9m地点より先は真っ白な雪だったのが、今回は越前岳直下だけで、それもだいぶ締まっていました。歩きやすくはあったので、気づくと先週よりさらにタイムを5分縮めていました。トレランシューズならもっといけそう。
越前岳山頂を通り抜け、呼子岳へ。ここもほとんど残雪はありません。呼子岳では栄養補給と、ヘルメットを装着。今まで工事用ヘルメット(青)を使ってきたんですが、やっぱサラマンダーはかっこいいなあ・・・。ふらっと廃道方面を覗いてみます。んー・・・何か白いものが・・・ティッシュが何枚も??よく見ると大キジウチの跡のようです・・・。いくら廃道でも登山道上にやるのはまずいんじゃないかなあ。
気を取り直して、蓬莱山方面に向かいます。割石峠までは一般ルートということもあり、道は明瞭で歩きやすいです。割石峠から蓬莱山への道に積雪あり。ルートを考えないと滑ります。蓬莱山を過ぎてしばらくはいつもの鋸ですね。廃道扱いですが、篤志の方々が最低限の整備をしてくれているようです。5月に来た際と比べ、弱っていた支点の補強や迷い込みそうな箇所の封鎖がされていました。本当に頭が下がります。蓬莱山からの場合、おおむね中間までがきついです。それ以降は感覚的には難度落ちますね。位牌の直下は積雪がまだあったので適当に登っていたら、ちょっと外れたところに出ました。雪があるうちは滑るので初めての人は避けたほうが良いと思います。
位牌でちょうどお昼になったので、おにぎりとケーキバーを補給。時間帯のおかげか、自分以外に壮年の男性がひとりとカップルが一組いました。彼女を位牌に連れてくるとは・・・通ですね(笑
もう一度鋸を渡るつもりはないので、今度は前岳方面を目指します。道自体は一般ルートになっているんですが、入り口が少し分かりづらいですね。道自体もやせ尾根で傾斜がそこそこありちょっと怖い。安全のため、この区間だけ軽アイゼンを装着しました。スピードは落ちますが、グリップがぜんぜん違います。
前岳はマイナーピークなので標識だけ撮ってスルー、そのまま東沢を経由して山神社へ。駐車場のトイレで用を足し、さらに黒岳へ上ります。大晦日にも登っているのでもうサクサクです。と、そうこうしてたら黒岳山頂でハイドレーションが切れました。残りはテルモスの白湯オンリー、微妙にプレッシャーが。黒岳からは500メートル近い登り返し、本日2回目の越前岳へ・・・。疲れがたまり始めてだいぶペースが落ちましたが、なんとか山頂にまだ人がいる時間につけました。写真を撮っていただいたお姉さん、ありがとうございました!
初めまして、
当日位牌岳山頂にいたおっさんです。
あの時、鋸岳からだったんですね〜!!
鋸岳方面は結構な積雪有ったので
びっくりです。
鋸岳縦走路の様子がよくわかり
とても参考になりました。
もっとも私は行くことはないと思いますが・・・。
とにかくご無事でなによりでした。
ではまた。
>aisato21さん
記録を拝見させて頂いて、もしかして〜と思っていたんですが、そうですか!はじめまして!位牌の下は思った以上に積雪があったので、僕も、位牌側から来ていたら行かなかったと思います
縦走路、普通の登山者がある程度安全に通れるよう整備される事を夢見てます。
ここさえ復活すればもう少し愛鷹山の人気も出てくるかな〜と
それでは、またどこかの山でお会いしましょう!
越前岳で写真と撮りっこしていただきありがとうございました♪
当日はお話を伺っても???でしたがレコ拝見して再度ビックリ!
またどこかの山でお会いできることを楽しみにしてます♪
これからもお気をつけてお山と仲良ししてくださいネ!
>mika5608さん
自分でも説明していて分かりづらいよなあ、と思っていたので見て頂けてよかったです。
次にお会いしたときもまた撮りっこお願いします^^/
鋸岳さえ通れれば愛鷹山よくなるのにね。
呼子廃道はそっちじゃないよ。
よく勘違いされるけど。
過去のGPXデータをチェックしてみて!
>messageteaさん
うん、そうそう。
「廃道」とはあるけど、少なくとも今の呼子廃道ではないよね。そっちは手前の割石峠への分岐付近の西側。流石にこのまえ来たところは忘れないよ
九州の山レポいっぱいよろしくー。
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